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『ETV2001 問われる戦時性暴力』 NHK『自主的編集』のウソ!

2012-06-04 07:20:28 | Weblog
http://www.janjanblog.com/archives/50958
JAN JAN Blog 2011年 9月 21日

NHK『自主的編集』のウソ!
芹沢昇雄


所謂「従軍慰安婦(日本軍慰安婦)」の責任問題を問う、国際民間法廷『女性国際戦犯法廷』が2000年12月に東京で開かれ世界中から注目された。一方的な「法廷」であり人民裁判であるとの批判もあったが、01年「天皇有罪」などの最終判決を出した。

この裁判で元日本軍兵士が性暴力の「加害証言」を、また慰安婦を強制された女性が「被害証言」をしたが、NHKが当時『ETV2001 問われる戦時性暴力』で、この証言部分を「カット」して放送し大きな問題になった。

後日、その原因が安倍官房副長官(当時)などが関与していることが判明した。内容は安倍氏がNHKの松尾放送総局長(当時)らとの面談の席で、この番組について『公平・中立な報道を』と述べたことに起因する。しかし、放送前の番組の内容をなぜ安倍氏が知っていたのだろうか?番組放映前日の1月29日、番組制作局長が「この時期に政治とは闘えない」と切り出し、また、試写になぜ「国会担当局長」が参加し改竄を指示したのか。急遽、完成していた番組の再編集が始まり、作業は放送直前までかかり時間切れで4回シリーズのこの回だけ4分短い番組が放送されたのである。そもそも「予算案説明」に担当省庁ではなくなぜ安倍氏だったのか。しかし、安倍氏は圧力をかけたり改竄を要請はしていないと主張した。後日、同番組のプロデューサーが「政治介入を受けた」と内部告発したが、その後、左遷され辞職している。

裁判で1審は制作会社に100万円の賠償を命じ、高裁ではNHKと制作会社の2社に計200万円の賠償を命じた。しかし、最高裁は政治家の影響に言及せず2審を破棄し原告の請求を棄却した。09年4月「放送倫理・番組向上機構(BPO)」は旧日本軍の従軍慰安婦問題を取り上げたNHKの特集番組に放送倫理上の問題があったと認定した。そして番組制作部門の幹部が、放送直前に番組内容を政治家に説明したことなどが「公共放送にとってもっとも重要な自主・自律を危うくし、NHKに期待と信頼を寄せる視聴者に重大な疑念を抱かせる行為」とする意見を公表した。

金子さんの【FAX】 (「赤線・日時」は記者記入、ご遺族のご了解を得て公開)
http://www.janjanblog.com/wp-content/uploads/2011/09/ffe4868441edfacea7110a4422cb2ec6.jpg

東京高裁は判決の中でNHKが「忖度」して改竄したとしたが、その原因は安倍氏の「関与(圧力)」があったからであり、決してNHKの「忖度(自主的編集)」ではないことをこの『FAX』が証明している。私は加害証言した金子安次さんとは以前から交際があり、安倍氏らの関与が判明した時に金子さんに感想をお聞きしたご返事がこのFAXである。

つまり、放送前にNHKの女性が電話で『実名報道の了解・確認』を取りながら、その後の「カット」がどうして「自主的編集」な訳はあるまい。その原因は安倍氏の発言であり、安倍氏が直接「不満や改竄」を指示する訳はなく、『公正・中立』の発言は内容に不満の意志を示した発言だったのである。

右翼などに批判されながら、金子さんは自らの「命がけの証言」がカットされた事が、どんなにか悔しかったであろうか。金子さんはその無念を抱えながら昨年11月亡くなった。この「私信」はご遺族の了解を得て公開するものである。(「赤線、日時」は記者が記入)

記者HP:http://serinobu.jimdo.com/
芹沢昇雄記者のプロフィール

【生育】1941年・東京生れ、埼玉在住
【影響を受けた人】「宮澤賢治、田中正造、杉原千畝、林竹二、・・・・」
【関心テーマ】「冤罪・教育・平和・福祉・労働」など
【趣味】「旅、山登り」
【市民記者登録】2004年
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