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或る双子座の日々

這是一個雙子座的生活日記。
つれづれなるままに

予防接種について2

2006年07月14日 | ハンガリー(妊娠・出産)
参考までにFirst Med Centerでもらったアメリカ式の予防接種
ブックレットにある接種プログラムを写しておきます。

医師とは、このブックレットをはさんで向き合い、相談しています。
我が家で不要と感じた接種は、理由として日本での状況など説明し、
受けたくないとはっきり伝え、受けなくても良いかを確認しています。

2 months: DTaP, IPV, HIB, HBV, PCV
3 months: DTaP, IPV, HIB, HBV, PCV
6 months: DTaP, IPV, HIB ,PCV
9 months: HBV
12 months: Varicella
15-18 months: MMR, DTaP, HIB
4-6 years: DTaP, MMR, IPV

参考:
DTap (ジフテリア・百日咳・破傷風)
IPV (不活化ポリオ )
HIB (インフルエンザb菌)
HBV (B型肝炎)
Varicella (水疱瘡)
MMR (はしか・おたふく風邪・風疹)
PCV (肺炎球菌ワクチン)
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予防接種について

2006年07月13日 | ハンガリー(妊娠・出産)
予防接種は日本でも時期や方式が変更されママの時代とは異なります。
更に海外とでは国によって予防接種の時期、種類が異なります。
何をどう接種するかといった責任は個人で決めるデリケートな問題です。
今日の話題は参考までの話と、あらかじめ御承知下さい。

日本では接種は3ヶ月以降に始めますが、ハンガリーでは2ヶ月から。
産前学級で聞いた話では、特にBCGは欧州各国で出生後まもなく行うとか。
(私たちのbabyも退院前の生後5日目、出産した病院で受けました。)

我が家はFirst Med Centerで、定期検診及び予防接種を受けています。
小児科医はFirst Med CenterのHPでスタッフのプロフィールを読んで
決めました。BCG以外のワクチンについては、日本で接種されるものを
書き出して医師に見せ、相談しながら進めています。

「日本と同じように3ヶ月から始めたいなら、それで良い」と言って
もらえたので3ヶ月過ぎるのを待って始めました。

具体的には「DPT・ポリオ・インフルエンザb菌混合ワクチン」を1ヶ月
おきに3度に渡って接種する予定。筋肉注射で、赤ちゃんの太ももに。
一瞬で終わります。

日本で口から入れる生ワクチンのポリオ。ここでは、他のワクチンと混ぜて
注射できる不活化タイプ。リスクが低く欧州では今こちらが主流だそうです。
そして、肺炎球菌とB型肝炎ワクチンはハンガリーでも必須でないと聞き、
我が家では受けないことにしました。

ハンガリーには毎年、巡回健康相談といって日本から医師団が訪れ、大使館
などの施設を借りて、尿検査・血圧測定や内科の先生による簡単な診断、
薬の処方が年に1度あります。このとき、さまざまな小冊子が「ご自由に
お持ちください」の形で用意されます。

今年の巡回で頂いた財団法人海外邦人医療基金の『海外赴任と予防接種』
という小冊子は内容も最新の情報で詳しく大変参考になりました。
(私たちのbabyが受けた「DPT・ポリオ・インフルエンザb菌混合」は
日本にないと分かりました)

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妊娠がわかったら読む本2

2006年07月12日 | ハンガリー(妊娠・出産)
先日オススメした本のほかにも、帰国した際にパラパラとめくって
気に入ったものを「妊娠・出産編」と「育児編」1冊ずつ手元において
大変重宝しました。足らない、新しい情報はインターネットで得ました。

妊娠過程が分かりやすく良く見たサイトは妊娠・育児大百科
今見るとレイアウトが変わって見づらくなっていましたが情報量が多く、説明も
丁寧ですから妊娠月齢にあわせてクリックしてみることをオススメします。

時間的余裕のある妊娠中、さまざまな知識をつけておくと、病院でのやりとりも
「あのことかな?」と日本語で察しがつき、帰宅後、調べることもできました。

産後は、赤ちゃんに行われる様々な処置が何か、何のためかと不安でした。
スペルをメモしてもらい、持参した電子辞書を使って単語を調べ、「初めての
育児本」の定期検診や予防接種のページなどを読んで確かめると安心でした。

いろいろと違いのある海外。それなのに日本的な意識が働くと、事を荒立て
るようで、質問を避けたいし、相手の処置に身を任せたくなります。でも、
その分、不安で落ち着かないし、後で不満に感じるのも確か。ですから、
言葉が不自由でも、納得いくまで妥協しないで頑張りましょう。

私の場合も、一番お世話をしてくれたベビー・ナースの中に多少面倒くさそうな
表情をした方がいなかったわけではありません。「あなたの英語が分かりません」
なんていわれて腹が立ったこともありましたが、めげずに質問しました。

自分から働きかけないと何も得られないので、「説明してほしい」「教えて
欲しい」といった依頼も一杯しました。そうするうち、心配性なのだと心得て
言葉を尽くしてくれるようにもなり、退院時には本当に良くしてもらったと
気持ちよく帰れました。

ほかに最近、インターネット書店で急いで購入し重宝しているのが、先日紹介
した本の続編。ノーラ・コーリ著『海外で安心して子育てをする本』

成長過程にあわせてねんねやおっぱいの悩み、離乳食、病気・ケガの心配、
教育関係など、ありとあらゆる点で長期にわたって役立つでしょう。値段は
お高めですが、買って間違いない良書です。

出産で入院中に実際にあった母体の回復についての医師とのやりとり、おっぱいに
関係するさまざまなやりとり、赤ちゃんの予防接種に関わる単語などを見て、
「ああ、もっと早く買っておけばよかった」と思った本です。
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妊娠が分かったら読む本

2006年07月10日 | ハンガリー(妊娠・出産)
妊娠・出産を海外で過ごすのは勇気がいります。
すぐに判断されることはありません。

じっくり考えたほうが良いと思います。何か救いになる本は無いか?といえば、
があります。妊娠していなくても、海外への赴任が決まった時点で念のため、
購入しお持ちになるのも良いでしょう。いざとなったとき頼りになります。

 <iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=budapestlife-22&o=9&p=8&l=as1&asins=4789006719&fc1=000000&IS2=1<1=_top&m=amazon&lc1=0000FF&bc1=000000&bg1=FFFFFF&f=ifr&nou=1" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0">


この本は、女性が海外で妊娠が分かって直面する様々な場面に答えてくれます。
妊娠の確認で医院を訪ねるところからスグに使える英文が揃っているのです。
日常会話に不自由しない程度の英語力があっても、医療機関にかかるとなる
と別。既往歴にかかる質問などに始まり、妊娠月数の進行に合わせた医師や
看護士にきかれる文、疑問に思ったことを尋ねる文などが豊富におさめられ
ています。気がかりなことは全て、ココに出ている質問文でカバーできました。

また、アメリカ・オーストラリア、欧州から韓国・東南アジアにいたる海外で
の出産経験者から筆者自身が取材した成功談・失敗談がおさめられています。
いい話ばかりでもショッキングな話ばかりでもない、欲しいだけの生の情報が
そこにありました。初版は1993年と古いですが、日本での妊娠・出産との違い
は巻頭から読んでいくうちに自然と理解でき、湧き上がる疑問にも次々と答え
てくれる展開となっており、妊娠中は手放せない本でした。

私自身、この本を読むまで「尿検査」と英語でなんというか知りませんでした。
また、本に無かったフレーズで「尿採りましょうね」とニコッと笑った看護士
さんの言葉はわかりませんでした。
(私が聞き返すので、赤い顔で「尿」と言い直してくれて理解しましたが、
日本語でも直に「尿」と言うのが嫌なように、おどけて、こどもが使うpee
「おしっこ」という単語を使ったのだと後で気づきました。)

そもそも、妊娠がわかったら日本に帰って産むというのも選択肢です。
あまり友達を作っていないので日本人事情はわかりませんが、ハンガリーで
妊娠がわかって、言葉の問題も無く、与えられる医療に関して情報が揃って
いる日本へ迷わず戻って出産する人のほうが多いと思います。

人それぞれ、自分にあった決断をする必要があります。現地出産か、定期検診
は現地で受けて直前に帰国出産か、早めに帰国して検診から出産まで日本か、
の決断は非常にデリケートで簡単にはできません。

この点についても、先に挙げた本にはさまざまなケース、それぞれの場合の
メリット・デメリットが整理して紹介されています。著者自身3人のお子さんの
母であればこその温かくも慎重な、転ばぬ先の杖として書かれた本ですので、
御一読を薦めます。




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ハンガリーでの妊娠・出産に関して

2006年07月09日 | ハンガリー(妊娠・出産)
ハンガリーで出産するのに、妊婦時代から通うのを公立病院とすればかなり
割安になりますが日本人には勝手が分からず戸惑うことが多いでしょう。

個人的にFirst Med Centerから私立テルキ病院へという形で幸せなお産が
できたので、これについて少し報告しておきます。今後、ハンガリーでの
妊娠・出産を考える際の助けになれば幸いです。

そもそも、自分が病院にかかった場合、夫の会社が欧州の民間保険会社に
加入していれば、一般的に「妊娠・出産」は保険でカバーされます。この点を
確認しましょう。全て自費では、ハンガリーで妊娠・出産することはなかった
ろうというのが率直な感想です。

First Med Centerはブダ側のモスクワテールから程近いビルに有り、
受付・医師・看護士まで英語が通じるため、多くの日本女性が妊娠・出産
までのお世話になっています。記事下のホームページを参照すると
分かりますが、英国やアメリカで訓練をつんだスタッフを多く揃えており、
クリニックの雰囲気は西側的で大変明るいです。患者は外国人と裕福な
ハンガリー人が多く、診察代も毎回かなりの金額です。

この場合、妊婦時代の定期検診はFirst Med Centerで受け、普通、重い
つわりによる点滴入院や出産は提携先の私立テルキ病院になります。但し、
私立病院ですから設備等新しく英語が通じるなど大変恵まれた環境のため、
金額はかかります。保険でカバーされていれば全く気になりませんが、
出産だけなら他の施設でもできると割り切り、「定期検診はFirst Med
Center、出産は公立病院」という方もあるようです。

こうした方のため、First Med Centerで行われた妊婦学級(英語)で
助産士さんから解説がありました。公立病院で出産入院すると、コップも
皿もフォークもスプーンもスリッパもバスタオルも入院中に着る服も産後
使うナプキンに至るも、とにかく身辺で使用するもの全て持参する必要が
あるという説明を受けていました。はたで見る限り、相当の不自由を覚悟
する必要がありそうでした。

では、私立テルキ病院はどうかといえば、その正反対。入院する部屋は
個室のため感覚はホテルです。シャワーボックスとトイレ・洗面台のある
バスルームとシングルベッド2つがあり、バスタオルは用意されています。
食事をとるためのテーブルと椅子2脚があり、テレビもあります。

ブダペストでなくテルキ町という隣町の緑に囲まれた高原のような場所で、
その田舎風景は心を休めてくれます。食事はメニューが各室にあり、希望表
の回収時刻までに食べたいものを書き込むと、朝昼夜、サーブされます。

入院日数は個人差があると思いますが、First Med Centerの先生を介して
私立テルキ病院で出産した私の場合、初産であることも配慮されたのか
通常の日本と同様に1週間いました。入院中、授乳の訓練やオムツ替え・
ベビーのお臍の手入れ、沐浴のさせ方などを学びました。日本の出生届に
必要な書類は、退院日までに病院側が用意してくれました。

普段から病院見学を受け付けているので、興味がある方は実際に足を
運ばれるのも良いと思います。(妊娠中、First Med Centerに通い、助産士の
妊婦学級を受ければプログラムにテルキ病院見学が含まれています。)

First Med Centers (旧 American Clinics International)
Hattyuhaz 5F H-1015 Hattyu utca 14 Budapest
Tel: 36-1-224-9090
Fax: 36-1-224-9091
First Med Center HP(英語)

※カテゴリー欄から「妊娠・出産・子育て」をクリックすると
同カテゴリーに分類された記事が纏めて読めます。

参考:
First Med Centerとテルキ病院
医療機関(よろず役立ちメモより)
出産のこと

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