細菌戦の系譜!!

2021-10-14 09:47:27 | Weblog

日本は、日中戦争で国際法に違反して、細菌戦、毒ガス戦、無差別爆撃を行った。日本政府は、この事実をきちんと認めていない!!

 

●『細菌戦部隊』

731研究会編   1996年9月(核時代51年)初版発行

 

 

Ⅱ 関連部隊・支部

南京でもやっていた人体実験

血管が切ると心臓からものすごい勢いで血が・・・・

松本博

1644部隊

経歴

1926年生まれ

1943年中支那派遣軍防疫給水部栄1644部隊配属

この証言は1995年6月、8月、11月の聞き取りをまとめたもの。

 

“ロツ”に入れられたマルタ

部隊の4階には中国人“捕虜”を監禁している部屋がいくつかに並んでいました。私が担当したのは“松”と呼ばれている部屋でした。他にも “梅”と “竹”というように呼ばれていた部屋がありました。

 部屋はちょうど学校の教室ぐらいの広さで、部屋の周囲には溝が作られていて、その中にホルマリン液が満たされていました。部屋の中には”ロツ”と呼んでいた檻が5、6個置かれていて、その中に全裸の中国人の男性が1人ずつ入れられていたのです。中年や20歳前後の若い人もいましたが、年齢に関わらずみんな体格が良かったことを覚えています。

 
 
 

 

 

●証言

生体解剖(旧日本軍の戦争犯罪)

中央档案館

中国第2歴史档案館

吉林省社会科学院編

 

江田憲司

兒島俊郎

古川万太郎編訳

 

 

 

 

 

Ⅰ東北

 

2 華北

1、河北

 

野田実自筆証書(1954年7月31日)

 

1944年5月中旬のある土曜日の午前10時頃、私と同司令部付衛生軍曹藤田某、それに2名の衛生兵は、2人の八路軍捕虜と前述の兵舎へ連れて行った。そこには地面にござが敷かれており、彼らを下半身裸にして仰向けに寝かせ、止血帯を2人の大腿部の一方に巻き付けたまま24時間緩めなかった。この間、2人の衛生兵が交代で厳しく監視し、私と長田文男、藤田も交代で止血帯抹消部位の変化を観察した。翌日、日曜日の午前10時頃止血帯が解かれたが、その締め付けていた部分は暗紫色を呈しており、既に腫れ上がっていた。腿部が半腐乱状態となったため発生した毒素が全身を循環し、この2人の八路軍捕虜の身体に激変を起こした。耐え難い苦痛に転げまわり、そのうち1名は間もなく苦痛のうちに死亡した。もう1人も危篤状態にあったが、まだ生きていた。秘密を保持するために、同日午後4時頃、私は藤田に命じて強ナルコポン・スコポラミンとモルヒネ各1cc を注射して殺害させた。また藤田に、暗くなったら死体も保定城外の城壁付近に埋めるように命令した。
 
 

●毒ガス戦

・『日本軍の毒ガス兵器』  松野誠也著

第6章 アジア太平洋戦争期の毒ガス戦

4 毒ガス戦をめぐる 日米の確執 アメリカ軍の毒ガス戦論計画と日本軍

 

毒ガス戦の中止へ

 

「大陸指第2061号」は、各戦域の高級司令部に対して下達され、この指示を受けた防衛総司令部(日本本土の防衛を担当)は、これに基づく命令を隷下の東部軍司令部(関東の防衛を担当)に下達し、さらに東部軍司令部がこれを命令で東京湾要塞司令部に伝達したのであろう。そして23日に同要塞司令部は隷下部隊にこの命令(東要作命甲第135号)を下したのである。このような形で、「大陸指第2061号」は全日本陸軍の部隊に伝達されたと思われる。
 
 
 

 
 

・『日本の中国侵略と毒ガス兵器』 歩平著(山邊悠喜子、宮崎教四郎訳)明石書店 1995年発行)

 

第7章 残虐な毒ガス戦

 

動かしようのない事実

 

 

武漢戦役(1938.6.7~11.12)

同時に、日本軍は日本国内及び中国華北などから多数の化学部隊を移転させ、各参戦師団に配置した。その概要は次の通りである。

第11軍の長江両岸に沿った進攻

 

 

 9月初め、葉家集に至った日本軍第13師団は、国民党軍第71軍31師団が守る富金山陣地に進攻した。7日午前、日本軍は数千人が再び進攻、大量の焼夷弾、発煙暖を発射し、毒剤を放った。8日、日本軍は攻撃を続行、催涙弾を発射。11日、富金山の戦闘は激しさを増し、日本軍は大量の催涙性及び窒息性の毒剤を放ち、中国軍の被毒者は多数に上った。その症状の多くは皮膚が青紫に変色し、口と鼻から流血、両目は腫れあがって物が見えない。11日夜、日本軍は迫撃砲、山砲を使って毒ガス弾149発を発射、歩兵が迅速な進撃を行い、翌朝には富金山の主要陣地、八〇〇高地を占領した。
 

加害の歴史」北九州市の毒ガス工場 第二次世界大戦で旧陸軍が使用



 



 
 
 

 

 

 

日本軍の毒ガス戦と遺棄毒ガス問題


 

 

 

 

 

 

 


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