だらだら無気力ブログ!

だらだらと毎日を過ごす映画好きな野郎のブログ。
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プレイ‐獲物‐

2012-09-05 23:58:13 | 映画(は行)

フランス
サスペンス/アクション

    * * * * * * * *

愛する妻子が連続殺人鬼に狙われていることを知り、出所目前に脱獄した銀行
強盗犯が、殺人鬼を追う一方で敏腕女刑事の強力な捜査網に追い詰められて
いく三つ巴の追跡・逃亡劇がスリリングに描かれる緊迫のフレンチ・スリラー。
主演は「アレックス」「いのちの戦場 -アルジェリア1959-」の
アルベール・デュポンテル。
監督は「ワン・ミス・コール」のエリック・ヴァレット。
                                                              (allcinemaさんより抜粋)
    * * * * * * * *

銀行強盗犯として服役中のフランクは、金の在り処を聞き出そうとする強盗
仲間に狙われる日々。しかし刑期も残すところわずかとなり、自分の帰りを
待つ愛する妻とかわいい娘との穏やかな日々を夢想していた。
そんなある日、同房で心を許しあう存在となったモレルが婦女暴行の容疑を
冤罪と認められ釈放されることに。そこでフランクは、モレルと連絡先を
交換し妻へのメッセージを託す。
その直後、憲兵を名乗る男がモレルについて質問するためフランクに面会する。
男の話を聞き、モレルを信用したことを後悔するフランクだったが、時すでに
遅く、妻子と連絡が取れなくなってしまう。
不安が募るフランクは、ついに脱獄を決意し決行。
当局はすぐさま、腕利きの女刑事クレールをフランク追跡に向かわせるが…。
                                                              (allcinemaさんより抜粋)
    * * * * * * * *

大阪での上映時、ちょっと気になってたものの都合がつかずに観に行けなかった
のだが、出張先の映画館で上映中だったので仕事が終わってから観に行くことに。

テンポよくて面白かった!!

『すべて彼女のために』『裏切りの闇で眠れ』『あるいは裏切りという名の犬』
といったフレンチノワールやフレンチスリラーが好きな自分としては、これは
面白くて好きな一本。

モレルが出所するまではフランクの置かれている状況説明でちょっと展開的には
面白くないのだが、モレルが出所してフランクが妻と連絡とれなくなったあたり
から物語のテンポがあがり、そこから最後までダレることなく見入ってしまう
出来で大変面白かった。

高速を逆走して逃走したり、ホームの屋根から走る電車に飛び移ったりと
緊迫するシーンや、モレル夫妻の異常っぷりとか見どころ多くて個人的には満足。

タイトルがちょっと平凡というかこちらの心を鷲掴みにするようなもので
なかったので、大阪での上映はスルーしてしまったが、『あるいは裏切りという
名の犬』的なセンスある邦題だったら間違いなく公開初日とかに観に行ってた
のに。

それにしても、おフランスの刑務所では面接に来た相手とチョメチョメできる
ってことに衝撃を受けた。なんて罪人達に優しいんだ。お国柄か?
特定の相手がいない罪人はデリヘルとか呼んでもいいのかな?
ちょっと気になる。


お薦め度:★★★★☆(4/5)

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2 コメント

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今晩は (morkohsonimap )
2012-09-06 01:03:09
出張先での映画ってのはいいですね

冒頭のチョメチョメには・・・ってか、あんな刑務官だとなんかビデオで見ていそうな気がしたけど

高倉健さんの映画「あなたへ」で知りましたが
日本では服役者の伝言を託される出所者を「鳩」と言うことを教わりました。
返信する
>morkohsonimaさん (はくじ)
2012-09-07 01:49:03
こんばんは。
コメントありがとうございます。

冒頭のチョメチョメは、絶対看守がガン見してるだろうなぁって
思いました。自分が看守なら間違いなくガン見するし、録画も
してしまいそうです。

なるほど「鳩」ですか。伝書鳩から来てるんでしょうかね。
返信する

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