中国
サスペンス/クライム/コメディ
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中国を代表する巨匠チャン・イーモウ監督が、コーエン兄弟のデビュー作
「ブラッド・シンプル」を、舞台を中国の荒野に置き換えてリメイクした異色の
クライム・サスペンス・コメディ。
欲望に突き動かされた登場人物たちが辿る皮肉な運命の行方を、色彩鮮やかな
ヴィジュアルとブラック・ユーモア満載で斬新に描き出す。
(allcinemaさんより抜粋)
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どこまでも続く荒涼とした大地の中に、ぽつんと建つ一軒の麺屋。
そこには主人のワンとその妻の他に、リー、ジャオ、チェンの3人の住み込み
従業員がいた。強欲なワンは従業員を顧みず私腹を肥やし、妻を虐げる毎日。
しかし妻は、秘かにリーと不倫していた。そんな中、妻はペルシャの行商人
から銃を購入。しかしそれは、ジャオの密告でワンの知るところとなる。
一方、巡回警察官のチャンからは、妻とリーの不倫を告げられるワン。
頭に来たワンは、チャンに対し高額な報酬を約束して2人の殺害を依頼する
のだったが…。
(allcinemaさんより抜粋)
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『サンザシの樹の下で』『HERO』『LOVERS』のチャン・イーモウ監督で、
『セブンソード』のスン・ホンレイや『再生の朝に -ある裁判官の選択-』の
ニー・ターホンが出ているということもあって静岡のシネ・ギャラリーで
『孔子の教え』に続いて観賞。
なんかチャン・イーモウっぽくない。
出だしからしてコントっぽい麺屋の従業員や、その後に出てくる警官隊の隊長も
寄り目でコントっぽい舞台劇調な展開がなんかチャン・イーモウっぽくなくて
微妙だった。ただし独特な色彩や色鮮やかな衣装はなかなか見応えあったけど。
ストーリー自体は、登場人物それぞれの行動の結果、偶然が重なったりして、
登場人物達が死んで行くという面白いものなんだが、なにせ登場人物がふざけた
感じなんで、乗りきれなくてイマイチ面白みに欠けた。
お薦め度:★★★☆☆(3/5)
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