だらだら無気力ブログ!

だらだらと毎日を過ごす映画好きな野郎のブログ。
映画の感想や日々の思ったことを書いてます。

アイアン・スカイ

2012-10-03 00:06:14 | 映画(あ行)

フィンランド/ドイツ/オーストラリア
SF/アクション/コメディ

    * * * * * * * *

世界各国の映画ファンやSFマニアから出資を募るや、約1億円ものカンパを
集めてしまったことでも注目された、異色のSFアクション。
第2次世界大戦で敗北したものの、月の秘密基地にひそんでいたナチス・ドイツ
が地球侵略作戦を遂行していく姿を活写する。
メガホンを取ったのは、『スターレック 皇帝の侵略』で話題を呼んだティモ・
ヴオレンソラ。奇想天外な設定もさることながら、ナチス的意匠を施したメカ
やガジェットのデザインも必見だ。
                                                              (シネマトゥデイさんより抜粋)
    * * * * * * * *

1945年、連合軍の猛攻撃にさらされ、アドルフ・ヒトラーが率いていた
「第三帝国」ナチス・ドイツは完全に敗北。
しかし、その一部のエリートたちはひそかに月の裏側へと逃亡を図り、
秘密基地を建造していたのだった。第2次世界大戦の終結から70年超にわたって
独自の軍事テクノロジーを発展させ続け、虎視眈々(たんたん)と連合軍への
復讐(ふくしゅう)の機会をうかがっていた彼らは、2018年、ついに決行の
ときが到来したと判断。UFOの大編隊を組んで、地球侵略を開始する。
                                                              (シネマトゥデイさんより抜粋)
    * * * * * * * *

第二次世界大戦で敗退したナチスの面々が月面に逃れ、再び世界征服を目指す
というトンデモ設定が面白そうなので、新宿武蔵野館にて鑑賞。

風刺が効いてて面白い。

月面に逃れたナチスが満を持して地球に攻め込むシーンで、
スゲー!これがナチスの驚異の科学力か!
なんて思っていたら、アメリカの宇宙戦艦「ジョージ・W・ブッシュ」を
始めロシアの「ミール」、その他各国の宇宙戦艦が勢揃いし、ナチス宇宙艦隊
をボッコボコにしてしまう。
あれ?ナチスの驚異の科学力ってあんまたいしたことない?

宇宙を軍事利用しない約束なのにアメリカだけでなく、世界各国が宇宙戦艦を
秘密裡に建造していたり、ナチスを倒したもののナチスが残したヘリウム3を
巡って争奪戦となり世界大戦が勃発したりと、かなり世界情勢を特にアメリカ
を風刺した内容に笑いっぱなしだった。

他にもyoutubeなどでネタになっているブルーノ・ガンツ主演の『ヒトラー
最後の12日間』のヒトラーが幕僚に対してブチ切れるあのシーンのパロディが
あったり、ナチス風の宣伝戦略でアメリカ大統領が再選したりとネタ満載で
個人的には、ヒトラーが幕僚に対してブチ切れるあのシーンのパロディが
一番ツボだった。

ナチスのメンバーであるレナーテ・リヒター役のユリア・ディーツェの
金髪美女っぷりは個人的にかなり好み。


お薦め度:★★★★☆(4/5)

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
>sakuraiさん (はくじ)
2012-11-14 00:19:51
こんばんは。
コメントありがとうございます。

いっそ邦画でも南京大虐殺をちゃかしたのとか、朝鮮人
の慰安婦が強制じゃなくて本当は自ら商売で売り込んで
きたんだみたいなとか、帝国陸軍の一部が海底都市を
作って逃れ、数十年後に地上に攻めてくるとか作っちゃ
えばいいのにって思ったりします。
まぁ、すんげー叩かれるんでしょうけど。
返信する
楽しかったです (sakurai)
2012-11-13 10:26:10
けらけら笑いながら、日本じゃ絶対に作れない一抹の寂しさも感じながら、見ておりました。
返信する

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