王権へ突き抜けた!ブルースリ/菊花賞
デビュー最短で菊の大輪を咲かせた。クラシック最終戦「第69回菊花賞」が26日、京都競馬場で行われ、1番人気オウケンブルースリが豪快に伸びて快勝。初出走から184日目の優勝はブラウニー(47年)の213日目を抜く最短記録となった。内田博幸騎手(38)は同レース初騎乗でクラシック初制覇。2着に15番人気フローテーション、3着に9番人気ナムラクレセントが入り、3連単は52万馬券となった。
じっと待った。ひたすら耐えた。逃げ馬が絡み合って前半は11秒台のラップが3本。1000メートル通過58秒8のハイペース。ところがそこから13秒台へと一気に落ちてスローへ。ジェットコースターに乗っているような濁流の中、内田とオウケンブルースリは後ろでじっと息を潜めていた。
3角の上りで伏兵たちが動く。だがゴーサインはまだ出ない。「ここで慌てては駄目。気がはやったら負け」。京都の外回りは14度しか騎乗したことがなかった内田。だがコツは心得ていた。坂の下りで外から一気に動いた。中団10番手から大外2番手へ。メリハリの利いた戦術で先行各馬をのみ込む。外を確認する余裕もあった。直線、一気に追い出す。それに呼応してブルースリが伸びる。フローテーションが迫るが右ムチで突き放した。内田の左腕が上がる。完勝。空前の混戦も終わってみればブルースリの1強だった。
「クラシック最終戦をいい形で勝ててホッとした。1番人気でビッグレースを勝てなければ騎手として成長しない。自分の自信になる勝利だった」。内田にとっての菊獲りは神戸新聞杯から始まっていた。阿賀野川特別を快勝してG1級の能力を確信したパートナーを、中団で構える自在性がありながら、あえて後方16番手に置いた。
「菊花賞に備えて折り合いに専念したかった。脚を使ったのが直線だけだったので3着だったが、これで本番では折り合いを気にしなくていいとつかめた」
より信頼性を増したコンビ。ブルースリは戦略通りに動いた。緩急のきつい流れをしのいだのも、トライアルでの確認作業があったからだ。「まだ仕上がり切っていないのに、折り合いがついて長く脚が使える。もっと強くなる」。菊初挑戦と思えない巧みな騎乗で初クラシックを手にした内田は実感を込めて語った。
「内田君はずいぶんと研究していたようだ」。鞍上を褒めた音無師だが、手腕は称えられていい。4月26日と遅いデビュー。2戦目ではハミがずれて4角で外に膨れるなど若さを見せたがリングハミに替えて対処。じっくりと才能を育てた結果、ダービー翌週の初勝利からまさに昇竜の勢いで最後の1冠をつかんだ。「次走はジャパンC(11月30日、東京)。もう1度ディープスカイと戦いたい」。菊へのステップと割り切った神戸新聞杯で0秒1差3着。東京の舞台で真っ向からぶつかり合えば、ダービー馬を倒して世代トップの座に就くのも決して夢ではない。(スポニチ)
しかしノットアローンとアグネススターチの猛ペース、1000m58秒代って、、、3000mだぜ?
しかし勝ったオウケンブルースリとフローテーションは後方からの競馬だけに勝ちっぷりも見事
大外回っての勝ちだから強いね
個人的には今後のナムラクレセントに期待大
このペースで先行して崩れていない、ズブく派手さはないが大負けした事がない
相手なりに走っていい足を長く使えるタイプは強いよ、絶対
オウケンブルースリ 第69回 菊花賞(GI)
デビュー最短で菊の大輪を咲かせた。クラシック最終戦「第69回菊花賞」が26日、京都競馬場で行われ、1番人気オウケンブルースリが豪快に伸びて快勝。初出走から184日目の優勝はブラウニー(47年)の213日目を抜く最短記録となった。内田博幸騎手(38)は同レース初騎乗でクラシック初制覇。2着に15番人気フローテーション、3着に9番人気ナムラクレセントが入り、3連単は52万馬券となった。
じっと待った。ひたすら耐えた。逃げ馬が絡み合って前半は11秒台のラップが3本。1000メートル通過58秒8のハイペース。ところがそこから13秒台へと一気に落ちてスローへ。ジェットコースターに乗っているような濁流の中、内田とオウケンブルースリは後ろでじっと息を潜めていた。
3角の上りで伏兵たちが動く。だがゴーサインはまだ出ない。「ここで慌てては駄目。気がはやったら負け」。京都の外回りは14度しか騎乗したことがなかった内田。だがコツは心得ていた。坂の下りで外から一気に動いた。中団10番手から大外2番手へ。メリハリの利いた戦術で先行各馬をのみ込む。外を確認する余裕もあった。直線、一気に追い出す。それに呼応してブルースリが伸びる。フローテーションが迫るが右ムチで突き放した。内田の左腕が上がる。完勝。空前の混戦も終わってみればブルースリの1強だった。
「クラシック最終戦をいい形で勝ててホッとした。1番人気でビッグレースを勝てなければ騎手として成長しない。自分の自信になる勝利だった」。内田にとっての菊獲りは神戸新聞杯から始まっていた。阿賀野川特別を快勝してG1級の能力を確信したパートナーを、中団で構える自在性がありながら、あえて後方16番手に置いた。
「菊花賞に備えて折り合いに専念したかった。脚を使ったのが直線だけだったので3着だったが、これで本番では折り合いを気にしなくていいとつかめた」
より信頼性を増したコンビ。ブルースリは戦略通りに動いた。緩急のきつい流れをしのいだのも、トライアルでの確認作業があったからだ。「まだ仕上がり切っていないのに、折り合いがついて長く脚が使える。もっと強くなる」。菊初挑戦と思えない巧みな騎乗で初クラシックを手にした内田は実感を込めて語った。
「内田君はずいぶんと研究していたようだ」。鞍上を褒めた音無師だが、手腕は称えられていい。4月26日と遅いデビュー。2戦目ではハミがずれて4角で外に膨れるなど若さを見せたがリングハミに替えて対処。じっくりと才能を育てた結果、ダービー翌週の初勝利からまさに昇竜の勢いで最後の1冠をつかんだ。「次走はジャパンC(11月30日、東京)。もう1度ディープスカイと戦いたい」。菊へのステップと割り切った神戸新聞杯で0秒1差3着。東京の舞台で真っ向からぶつかり合えば、ダービー馬を倒して世代トップの座に就くのも決して夢ではない。(スポニチ)
しかしノットアローンとアグネススターチの猛ペース、1000m58秒代って、、、3000mだぜ?
しかし勝ったオウケンブルースリとフローテーションは後方からの競馬だけに勝ちっぷりも見事
大外回っての勝ちだから強いね
個人的には今後のナムラクレセントに期待大
このペースで先行して崩れていない、ズブく派手さはないが大負けした事がない
相手なりに走っていい足を長く使えるタイプは強いよ、絶対
オウケンブルースリ 第69回 菊花賞(GI)
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