昨日はドリルというイベントに行って来た
http://drill.main.jp/
先生はTyme.(from MAS)+Taps (Yapanology/SKRATCH.JP)
同居人のヒロに誘われ渋谷のCOQDO RECORDSへ
まず、このドリルというイベントコンセプトが面白い
ミュージシャンと観客というある種一方的な情報発信ではなく
ワークショップ的な相互コミュニケーションが素晴らしい
しっかりと授業という形で区切られており、講義形式になっている
参加者の発する「音」を実際に演奏に組み入れて実践したりすることは
リスナーからしたらすごく貴重な経験であり体験になる
そして講師もいろいろ勉強になるまさにギブアンドテイク相乗効果
参加したみんなが音楽に対する考えが身近な物にリンクされるであろう
このイベントを通して若い才能が触発されて芽吹くこともあるだろうし
人とのつながりも広がる素晴らしいイベントだと感じた
もちろんそれにはCOQDO RECORDSという素晴らしいスペースで
開催されているという点も加味しての話だけど
私的事情で一時限の演奏を見て最後の演奏まで戻って来れなかったのだが
その中での自分の感じた感想を述べたいと思う
まず自分は何年か打ち込みでライブをしてきてどうしても生楽器
とのライブ感の違いに疑問を持ってきた人間である
バンドと比べるのがそもそも滑稽な話なのかもしれないがここ最近
特に増えてきたいわゆるラップトップミュージシャンのライブは
極めて音的にも没個性的(まあ音色が似ている事が多い)で
ある種わかる人にはわかる的なわかりにくい世界な事が多い
楽器を演奏して音が出るのは極めて視覚的にわかりやすいし、
それこそ子供でもわかるくらいに直接的な表現である
しかしPCのみでmidiコンをいじっているようなライブだと
実際にクリエイターの立場からすると何をしているのかがわかるのだが
作成する立場ではないリスナー側からするとわからない事が多い
極端な話ただmp3プレイヤーで流していていじっているフリを
するだけでもライブしているんだという風に思ってしまうわけだ
実際、友達の友達はライブ中にmp3流しながらソリティアやってた
大馬鹿者もいるわけで全くオーディエンスをバカにしてる人もいる
そういうこともあり、基本的に打ち込みのライブにはいさかか懐疑的
な視点でいつもかまえてしまう事が多いのだが、今回は楽しかった
生音ではグルーヴ感はわかるのだが打ち込みでもそれを感じることがある
それは小さな「揺れ」だったり「揺らぎ」だったりするのだが
シーケンスされた音でもそこに「何か」を加えることで感じさせる事はできる
ミニマルなビートの上にTyme.が更にサンプラー、ディレイで音を広げる
そしてTapsのスクラッチがまた一つ上の音の隙間を広げながら埋めていく
人間の鼓動に近い気持ちよいBPMで少しづつ空間を変化しながら細胞分裂を
くり返す、そんな感じのライブだった
一方的にこれが自分の曲だという主張はそこには一切感じられず
その場の空気を感じ取りながらやさしく音のキャッチボールをする感じ
ある種自分がやっているインプロビゼーションに近い物を感じた
そして放課後はneohachiのライブ
http://neohachi.com/
アンビエンス空間とトライバルな声の融合
やっぱりマイクロコルグは音がいい
自分もKORGキチガイなのだがでかいシンセばっかりで車売ってから
持ち歩いてないけどやはりソフトシンセとは違う
そして主催者であるアボカズヒロのDJ
ジャンル関係無しにミックスするスタイルに大いに共感
もっとこういうDJが増えてくれたらうれしい
選曲はかなり面白かった
え?みたいな選曲は大好き
そして帰りはラーメン食って六本木を見学に行って「リンダリンダ」が
かかっているクラブで萎えて帰宅
またまた刺激を受けていいヴァイブスもらった一日だった
http://drill.main.jp/
先生はTyme.(from MAS)+Taps (Yapanology/SKRATCH.JP)
同居人のヒロに誘われ渋谷のCOQDO RECORDSへ
まず、このドリルというイベントコンセプトが面白い
ミュージシャンと観客というある種一方的な情報発信ではなく
ワークショップ的な相互コミュニケーションが素晴らしい
しっかりと授業という形で区切られており、講義形式になっている
参加者の発する「音」を実際に演奏に組み入れて実践したりすることは
リスナーからしたらすごく貴重な経験であり体験になる
そして講師もいろいろ勉強になるまさにギブアンドテイク相乗効果
参加したみんなが音楽に対する考えが身近な物にリンクされるであろう
このイベントを通して若い才能が触発されて芽吹くこともあるだろうし
人とのつながりも広がる素晴らしいイベントだと感じた
もちろんそれにはCOQDO RECORDSという素晴らしいスペースで
開催されているという点も加味しての話だけど
私的事情で一時限の演奏を見て最後の演奏まで戻って来れなかったのだが
その中での自分の感じた感想を述べたいと思う
まず自分は何年か打ち込みでライブをしてきてどうしても生楽器
とのライブ感の違いに疑問を持ってきた人間である
バンドと比べるのがそもそも滑稽な話なのかもしれないがここ最近
特に増えてきたいわゆるラップトップミュージシャンのライブは
極めて音的にも没個性的(まあ音色が似ている事が多い)で
ある種わかる人にはわかる的なわかりにくい世界な事が多い
楽器を演奏して音が出るのは極めて視覚的にわかりやすいし、
それこそ子供でもわかるくらいに直接的な表現である
しかしPCのみでmidiコンをいじっているようなライブだと
実際にクリエイターの立場からすると何をしているのかがわかるのだが
作成する立場ではないリスナー側からするとわからない事が多い
極端な話ただmp3プレイヤーで流していていじっているフリを
するだけでもライブしているんだという風に思ってしまうわけだ
実際、友達の友達はライブ中にmp3流しながらソリティアやってた
大馬鹿者もいるわけで全くオーディエンスをバカにしてる人もいる
そういうこともあり、基本的に打ち込みのライブにはいさかか懐疑的
な視点でいつもかまえてしまう事が多いのだが、今回は楽しかった
生音ではグルーヴ感はわかるのだが打ち込みでもそれを感じることがある
それは小さな「揺れ」だったり「揺らぎ」だったりするのだが
シーケンスされた音でもそこに「何か」を加えることで感じさせる事はできる
ミニマルなビートの上にTyme.が更にサンプラー、ディレイで音を広げる
そしてTapsのスクラッチがまた一つ上の音の隙間を広げながら埋めていく
人間の鼓動に近い気持ちよいBPMで少しづつ空間を変化しながら細胞分裂を
くり返す、そんな感じのライブだった
一方的にこれが自分の曲だという主張はそこには一切感じられず
その場の空気を感じ取りながらやさしく音のキャッチボールをする感じ
ある種自分がやっているインプロビゼーションに近い物を感じた
そして放課後はneohachiのライブ
http://neohachi.com/
アンビエンス空間とトライバルな声の融合
やっぱりマイクロコルグは音がいい
自分もKORGキチガイなのだがでかいシンセばっかりで車売ってから
持ち歩いてないけどやはりソフトシンセとは違う
そして主催者であるアボカズヒロのDJ
ジャンル関係無しにミックスするスタイルに大いに共感
もっとこういうDJが増えてくれたらうれしい
選曲はかなり面白かった
え?みたいな選曲は大好き
そして帰りはラーメン食って六本木を見学に行って「リンダリンダ」が
かかっているクラブで萎えて帰宅
またまた刺激を受けていいヴァイブスもらった一日だった