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【どうにも、はっきりしない】結局駆けつけ警護ってのは襲撃を受けている他部隊の救援なのか、それとも囚人の救出なのか、どっちなんだろう。

2016年11月19日 19時38分48秒 | 日記・雑記
 佐藤正久とかのTwitter見てるぶんには前者っぽいですが、訓練風景見てると後者の様に取れなくもないですね。まあどっちだとしても、以前の記事に載せたとおり、現状の交戦規則と装備では無理ですが。
 他部隊救援でもあれですけど、囚人の救出を自衛隊がやるってやらないほうがましなレベルです。
 
 なぜか?

 自衛隊の交戦規則は威嚇→警告射撃→危害射撃です。
 つまり、攻撃を加える前に周りにわかる様な形での発砲を行い、自分の位置を相手に知らせるのです。
 囚人救出任務だったら、そんなもん囚人の処刑を促してる様なもんです。
 以前GAGAが配給してたほうのNAVY SEALS ACT OF VALORという映画で、サプレッサーつきの狙撃銃を使って敵の歩哨を排除していくシーンがありましたが、自衛隊はそもそも先制攻撃を許されていません。
 無音殺傷サイレントキルという概念そのものが、自衛隊の交戦規定にそもそも存在しないのです。
 そんな自衛隊がどこかの敵の宿営地に囚人を助けに行っても、残念ながらなにも出来ないでしょう。見回りひとりを排除するのにも手間取って、敵に気づかれ、人質を殺害されるのが関の山です。
 仮に誰かに見つかったが最後、威嚇の威の字も終わらぬうちに敵が発砲、それに気づいたほかの敵も戦闘態勢に入って、人質は殺害され自衛隊も攻撃を受けることになると思います。
 交戦規則の問題もそうですし、それが念頭にある自衛隊と侵入者イコール殺害なゲリラとのマインドセットの違いも問題です。

 正直あまりにも無謀な任務な気がします。

 おそらく俺の直接知ってる隊員はいないと思いますが、青森にも後輩はひとりいるし、みんな無事に帰ってきてほしいものですが。
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