きょうはダラダラと幾つも更新してしまった。
見知った場所の建物が壊されて更地に
なっているのを数件、最近になって見かける。
これもマンションになるのか?
そんな安直な推測がハズレもせずに予想
通りになるのが、なんだか此れからの時世に
アイデアに欠けたものに感じて怖い気がする。
このままでは住まいばかりになる。
先日久しぶりに入った昔からのラーメン屋で
三代目になる娘さんが、もう飲食業もダメだと
言っていた。
一代目の爺さんの頃は夜遅くまで開き働いて
いた。
当時は昭和30年代だから業種を問わず店が
少ない時代だった。
人通りが多かった商店街は今では寂れてチャリ
が通り抜ける。
忙しくて客の顔など見ていられない頃から現代
では、客が来ないか?と通りをうかがう店の方に
見られて慌てて通り過ぎるなんてこともある。
21世紀は夢の世紀だと予測されたのに話が違う
ではないか・・・・
どこもかしこも店だらけで、今でいうB級グルメ
だったラーメンは店主のこだわりだとか小難しい
ことを言いだして、ラーメン道だとか構えてしまって
客も馬鹿正直に店前で並んで順番待ちをする。
そんなタイソ―なものかよ気楽に食わせろよと思う
けれど・・・
子供の頃、一杯¥50だったものが今ではラーメン道
で千円前後にもなる。
話しがとっちらかるが、更地のひとつにアントニオ
猪木がゲストに来た某店が閉店して無くなっていた。
猪木さんが今年で喜寿だとかでYoutubeにも多くの
動画がUPされているが、あの猪木さんが歩くのも
大変そうな動きを見ると、アリやウィリーと戦った頃を
知っているだけに年月の流れを感じてしまう。
みんな、老いてゆくね。
当然なことだけど・・・
でも、山本周五郎の小説「おさん」の最後に参次が言う
よね、
「人間、生きてるうちは、終わりということはないんだな」