スカッ晴れ♪

大阪からノーコン乱投 発信

旧作映画「ミラーズ・クロッシング」

2020年03月04日 | 映像関連

コーエン兄弟の映画ですね。
アメリカ禁酒法時代、東部某街の覇権
を争うギャングの物語。
主演がガブリエル・バーンですから
哀愁が感じられます。
身分に似合わぬ度が過ぎた発言には
口を閉じたらどうだ?と頬に銃口でも
当てられれば多くは沈黙の大事さを
知るでしょう。
そんな時代です。
腹立たしければ寝首をかくしかないですね。

ネット社会も実際には借りて来た猫の
ようなオヤジが威勢の良い政治批判等
をしていたら、こういう手が使えれば
少しは落ち着いた実のある内容に絞ら
れて、濃い議論が出来るかもしれません。
TVに向かって吠えているような勘違いな
バカオヤジに何が出来るでしょうか。
しっかりしろよTVの守りしている政治好き
です。

先日、チャリで走っていたら背後から遠慮
気味に車が後続して来たので、左手に避け
走行したのですが、私の前を走るオバサンは
気配すら感じないようで道路の真ん中を堂々
と走られていました。
クラクションも鳴らさず後を走った運転手は
立派なことです。
近ごろは野良猫も丸々と太り動きがドンクサく
なって此方がブレーキで止まらなきゃ踏んづけ
てしまうという時も多いです。
機敏に動くなんて危機感が全く感じられません。

このオバサンも平和ボケ、相手を気遣うという
感覚が乏しくなっているのでしょう。
なんて全く映画とは関わりのない脱線ですね。

制作陣は「かっこいい映画」を作りたかったとか。
でも実際には、ここで殺されるのかといった緊迫
の中ではゲロも吐くし、数には勝てないと殴り
返すことも出来ないときも描かれますが、寝返る
ことなく結局は、其れが最良の結果だろうとの
思惑に導く辺りが、「カッコいい」ということに
なるのでしょう。
アイルランド系のボスを演じたアルバート・フィニー
ちと風変わりで地味だけど渋い男優ですね。
「男と女」のアヌーク・エーメと数年結婚していた
なんて幸せ者ですよ。
Sブシェミがチラっと出て来て、ジョン・タトゥーロも
まだ若いですね。