今年に入り、ちょっと新しいことに挑戦してみたくなったので、以前から興味のあった電気工事士の試験を受けてみることにしました。
思い立った時期が良かったらしく、2015年版という対策本が発売された頃だったので、出だしでつまずくこともなく、順調に学習はスタートしました。
こんなときは不思議なもので、なにげに立ち寄った鹿児島市内の書店のカウンターで「第二種電気工事士試験」の受験案内が目に入り、「受験しろと誰かか言ってくれているのかも」と「天の声」を勝手に感じ取る始末。
第二種電気工事士の資格を取得すれば、私のDIYに電気工事も加わりますし、翻訳原稿に電気の記述が多くても、さほどびびる必要がなくなるかもしれません。ま、受験する動機は色々とあるわけで。
気持ちが切れることなく、日曜日に無事に試験日を迎えることができました。ただ、会場は私の住んでいる地域からあまり行きやすい場所ではありませんでした。会場へのアクセスはJRとバスの案内のみでしたが、私の住んでいる地域にはJRはないし、バスも一路線しかない。おまけに会場近くには民間の駐車場もない様子。
仕方ないので、ショッピングセンターに駐車し、律儀に買い物をして、そこからタクシーで会場へ行くことに。
それにしても、タクシーに乗ったのなんて、何十年ぶりかなあ。
試験の数日前から、試験よりも交通手段の方が気になっていたわけで、「こんなんで大丈夫かなあ」と一抹の不安が胸をよぎりました。一応、一週間ほど前に時間を計って過去問を解いたら、30分以上余って、9割ちょっと取れたので、それなりに自信はあったのですが、過去問は過去問だし。共通一次試験のときのように油断があってはならぬ。
会場に着いたら、私の子どもと同年代の高校生がいっぱい!!なんだか居場所がないような気分。おー、女子高校生もいる。おじさんらしき雰囲気の人もいる。私は見るからに「年寄り」の部類...。
おまけに教室に入ったら、席に座っているのはほとんど制服組(高校生)。自分の子どもと同年代の人たちに囲まれて、広い教室で試験を受けるとは!試験勉強のことばっかり考えていたので、雰囲気のことを想定していなかった。しかも、机は一番前だから、試験監督の動きが気になって仕方がない。
考えてみれば、2000年頃にTOEICを受験して以来ですからね、試験なんて。緊張しますよ。人前で英語教えるのは平気なのですが、立場が入れ替わるとえらく変わるものです。
問題は過去問とさほど違わない内容なのですが、どうも視界に不必要な情報が入って集中できない、できない。
時間が余ることはわかっていたので、計算が必要なものは後回し。マークミスをしないように確認しながら、のんびりと進めることにしました。しかし、私の想定外はまだ終わっていなかった。この試験って、1時間経過後は、終わった人から退出して良いことになっていたのです。1時間経過した頃、私はちょうど後回しにしていた計算問題や、複線図を書く問題を解いている途中。早く終わった高校生たちが、私の横の通路をゆっくり進んで、試験監督に答案用紙を渡していく...。
気が散って仕方がない。本当に「あっちへ行けー!」と叫びたくなる気分。この時点で、高校生が出て行くまで、計算や複線図の問題を解くことは諦め、耳を塞いで、目をつぶり、ひたすら我慢。試験中に周囲が動いたり、指示が出たりすることは本当に想定外でした。やはり、自宅のようにはいかないものです。
高校生の波が去ってから、やっと計算問題に。10分近くロスしたものの、時間が余ることはわかっていたので、落ち着いて対処。
何度もマークミスがないことを確認して、終了20分ほど前に、やっと答案用紙を提出できました。
試験結果の方ですが、公開された解答を見て自己採点したところ、無事に9割は超えていたので、一安心。
次は技能試験です。もうしばらく挑戦は続きます。
これを機に資格試験にのめり込む...なんてことがないように注意したいものです。本業を忘れるといけませんから。
思い立った時期が良かったらしく、2015年版という対策本が発売された頃だったので、出だしでつまずくこともなく、順調に学習はスタートしました。
ぜんぶ絵で見て覚える 第2種電気工事士筆記試験すい~っと合格2015年版 | |
藤瀧 和弘 | |
ツールボックス |
こんなときは不思議なもので、なにげに立ち寄った鹿児島市内の書店のカウンターで「第二種電気工事士試験」の受験案内が目に入り、「受験しろと誰かか言ってくれているのかも」と「天の声」を勝手に感じ取る始末。
第二種電気工事士の資格を取得すれば、私のDIYに電気工事も加わりますし、翻訳原稿に電気の記述が多くても、さほどびびる必要がなくなるかもしれません。ま、受験する動機は色々とあるわけで。
気持ちが切れることなく、日曜日に無事に試験日を迎えることができました。ただ、会場は私の住んでいる地域からあまり行きやすい場所ではありませんでした。会場へのアクセスはJRとバスの案内のみでしたが、私の住んでいる地域にはJRはないし、バスも一路線しかない。おまけに会場近くには民間の駐車場もない様子。
仕方ないので、ショッピングセンターに駐車し、律儀に買い物をして、そこからタクシーで会場へ行くことに。
それにしても、タクシーに乗ったのなんて、何十年ぶりかなあ。
試験の数日前から、試験よりも交通手段の方が気になっていたわけで、「こんなんで大丈夫かなあ」と一抹の不安が胸をよぎりました。一応、一週間ほど前に時間を計って過去問を解いたら、30分以上余って、9割ちょっと取れたので、それなりに自信はあったのですが、過去問は過去問だし。共通一次試験のときのように油断があってはならぬ。
会場に着いたら、私の子どもと同年代の高校生がいっぱい!!なんだか居場所がないような気分。おー、女子高校生もいる。おじさんらしき雰囲気の人もいる。私は見るからに「年寄り」の部類...。
おまけに教室に入ったら、席に座っているのはほとんど制服組(高校生)。自分の子どもと同年代の人たちに囲まれて、広い教室で試験を受けるとは!試験勉強のことばっかり考えていたので、雰囲気のことを想定していなかった。しかも、机は一番前だから、試験監督の動きが気になって仕方がない。
考えてみれば、2000年頃にTOEICを受験して以来ですからね、試験なんて。緊張しますよ。人前で英語教えるのは平気なのですが、立場が入れ替わるとえらく変わるものです。
問題は過去問とさほど違わない内容なのですが、どうも視界に不必要な情報が入って集中できない、できない。
時間が余ることはわかっていたので、計算が必要なものは後回し。マークミスをしないように確認しながら、のんびりと進めることにしました。しかし、私の想定外はまだ終わっていなかった。この試験って、1時間経過後は、終わった人から退出して良いことになっていたのです。1時間経過した頃、私はちょうど後回しにしていた計算問題や、複線図を書く問題を解いている途中。早く終わった高校生たちが、私の横の通路をゆっくり進んで、試験監督に答案用紙を渡していく...。
気が散って仕方がない。本当に「あっちへ行けー!」と叫びたくなる気分。この時点で、高校生が出て行くまで、計算や複線図の問題を解くことは諦め、耳を塞いで、目をつぶり、ひたすら我慢。試験中に周囲が動いたり、指示が出たりすることは本当に想定外でした。やはり、自宅のようにはいかないものです。
高校生の波が去ってから、やっと計算問題に。10分近くロスしたものの、時間が余ることはわかっていたので、落ち着いて対処。
何度もマークミスがないことを確認して、終了20分ほど前に、やっと答案用紙を提出できました。
試験結果の方ですが、公開された解答を見て自己採点したところ、無事に9割は超えていたので、一安心。
次は技能試験です。もうしばらく挑戦は続きます。
これを機に資格試験にのめり込む...なんてことがないように注意したいものです。本業を忘れるといけませんから。