田舎暮らしの翻訳者 (My way of learning English)

海外ドラマや音楽を通して英語を学んでいる技術翻訳者のブログです。タイトル通り、田舎暮らしです。

ギタースタンド製作

2008年10月13日 | DIY

部屋にギターが数本無造作に置かれている。前から、「ギターハンガーで壁に吊したら、すっきりするだろうなあ」と考えていたが、なかなか実現できずにいた。

壁は石膏ボードだから、石膏ボード用のアンカーを付けても、ギターの重量がずーっとかかると、結構怖い。

壁でなくても吊す方法はあるんじゃないか、と考え、2x4材で自作することにした。用意した材料は下の写真の通り。

2x4材は長さ240cmのものと、180cmのものを買ってきた。長い方は2分割して柱にし、短い方は足にする。ギターハンガーは、鹿児島市内の楽器店で見つけた(1個1000円ほど)。せっかく作るのに、普通のギタースタンドと同じような感じだと、自作する意味がないので、柱の正面と裏にハンガーを2個付けることにした。

まずは、材料の切断。柱は110cmほどの長さに切り出した。

一応、端部はギザギザが多いので、ヤスリでならした。

1本だと心許ないので、切り出した2本の柱を接着剤で貼り合わせ、さらにコーススクリューで固定する。

瞬間接着剤ではないから、完全に接着されるまでには時間がかかるが、そんなに待っていられないので、次に足を切り出した。こちらは60cm。

柱の方は、クランプで固定しておく。

足を固定したからこんな感じ。足ががたつくと、不安定になるので、シンプソン金具を使った(下の写真では見えないが)。

次に、ギターハンガーをビスで固定した。ギターを吊せないと困るので、一番安いギターを持ち出して、現物合わせで位置を決めた。ギターハンガーの角度が変えられたので、ドリルドライバーでのネジ締めがうまくいった。クランプがあると、ずれないので便利。

本当は色も塗りたかったのだが、ギターの塗装によっては、他の塗装との接触が好ましくないものもあると聞く。それで、今回は無塗装のまま組み上げた。

片側のハンガーだけ取り付けた状態で、ギターを吊してみた。思った以上に安定している。この高さで、ランディローズモデルの変形ギターも吊せたので、反対側はもう少し低い位置にハンガーを取り付けてみた。

ちょっと見づらいかと思うが、ハンガーは両方に取り付けられている。ひとまず完成したので、しばらくこの状態で使ってみたい。気が向いたら、足下に収納箱を置くとか、柱の横にフックを取り付けて、ギター弦収納袋でもかけようかと思っている。足を丸く加工したり、柱の先端に飾りをつけたりすれば、だいぶ雰囲気が変わりそうだ。木材だとどうにでもできそうなので、想像が膨らむ。

多少はギターが片づくかと思ったのだが、実は、2週間ほど前にギターを新しく買ったから、多少見栄えがよくなっただけで、部屋の占有スペースは相変わらずなのだ。新しいギターについては、近いうちに掲載してみたい。


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