Kei。

先週はテニスに釘付けだった。
ワールドツアーファイナルズに出場した錦織圭が準決勝まで進んだ。
相手は今季絶好調のジョコビッチ。
かなり厳しい戦いになるだろうと思われたが第1セットをとられたものの、
第2セット6－3で取り返し第3セットに突入。
リズムがよくなってそのまま第3セットもとれるのでは？と期待したが、
ミスが続き0－6でストレート負け。
ジョコビッチも第2セットでリズムを崩されてよくない状態だったが、
悪いながらもしっかり点をとるというランク1位らしいテニスをしてた。

見ている側としても集中が切れたというか、焦ってるように見えた第3セット。
これまでの2セットを見る限り錦織のリズムになって勝てる試合になっていたのに落とした。
ここまでよくやったというのは当然あるが、残念な結果というように感じる。

その前の試合フェレール戦は本当に凄かった。
テニスをそこまで見ていなくても知っている名前相手に完璧な試合。
この試合も第1セットを落としたものの第2セット途中から錦織のリズムになり、
相手を圧倒し第3セットもその勢いのまま勝った。

数年前の錦織とは別人。特にオリンピックの時とはまったくレベルが違う。
フォアハンドだけでなくバックハンドも強い。
これはここ数年で徐々によくなっていってたのは見ていたが、
さらにサーブも強くなった。
動きはもう日本人の動きではないと思うくらい凄い。
なぜ反応できる？って動きや、なんでそこに打てる？というショットが多くなった。

これはジョコビッチ戦でも少し見せていたけど、
それを続けることができれば勝てたのにって簡単に思ってしまうが、
解説で松岡修造がメンタル面の事をひたすら言っていたように、
かなり難しいことなんだろう。

ちなみにツアーファイナルズの優勝はフェデラーが怪我で決勝を棄権し、
ジョコビッチが優勝した。