米を炊く。

一度、炊飯器に頼らず米を炊いてみたいと思っていた。

『男のレシピ』からいの一番に選んだのは「米を炊く」(P53)。

たまたま同じル・クルーゼの鍋もある。

ラッキー。

実家でとれたコシヒカリを四合、日田天領水で炊き上げる。

強火で８分、吹きこぼれてきた。

ヤバイ！

思ってたより早いけど、覚悟を決めて弱火に。

あとはレシピを信じて１５分。

気になって気になって仕方ない。

赤子泣いても蓋取るな、か。

それでも、焦げてないかと気が気でない。

キッチンタイマーが１５分を知らせる。

火を止めて５分むらせ、とレシピはいう。

ぐっと堪えて、仕上げの強火を１０秒。

いよいよ審判の時。

ル・クルーゼの蓋がいつにも増して重い。

立ち込める湯気のあとにぴかぴかつやつやが覗く。

炊ける合間にこしらえた玉子焼きと豚汁、おさえの天安の佃煮でおかわりが止まらないのでありました。

次のオトコピやいかに？
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