@http://blog.goo.ne.jp/bonsai-chat/e/ee05df7ea01192c5b377e1094e223ff3
=H21%0:MS Excelによる計算と描画
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%0:?H21:MS Excelによる計算と描画
%01:まえがき
MS Excel 2010で作った教材(既存の教育環境に配慮)を例示する.
・cf.「旧ぼんさい塾」の資料は Libre Office で作成.
・N.B.本文では「A行2列」のセルを「`【A[2]】」のように,左上が「`【A[2]】」,右下が「`【B[3]】」である領域を「`【A[2]:B[3]】」のように表す.また,セルの値を「`[□]」で表わす(「□」は文字列).
・N.B.メニューのサブメニューは次のように表示.
「`【挿入】/【グラフ】/【散布図】」
[=G8E%0:gooブログでの HTML 対策].[%21]参照・
%02:目次
%021:基本操作
%022:式の計算
%023:関数のグラフ
%024:のセル値による実行制御
[%037:マクロを実行する]の注意書きに留意し,マクロを使わない入出力インターフェイスの構成例を示します.
%03:補遺
%031:MS Windows
Microsoft Windows - ウィキペディア
http://ja.wikipedia.org/wiki/Microsoft_Windows
%032:MS Office
http://ja.wikipedia.org/wiki/Microsoft_Office
%033:MS Excel
http://ja.wikipedia.org/wiki/Microsoft_Excel
%034:MS Excelの使い方
http://www.microsoft.com/ja-jp/atlife/tips/archive/office/navi/excel.aspx
%035:相対参照、絶対参照、複合参照を切り替える - Excel - Office Support
http://support.office.com/ja-jp/article/%E7%9B%B8%E5%AF%BE%E5%8F%82%E7%85%A7%E3%80%81%E7%B5%B6%E5%AF%BE%E5%8F%82%E7%85%A7%E3%80%81%E8%A4%87%E5%90%88%E5%8F%82%E7%85%A7%E3%82%92%E5%88%87%E3%82%8A%E6%9B%BF%E3%81%88%E3%82%8B-dfec08cd-ae65-4f56-839e-5f0d8d0baca9
%036:セルの書式設定を使いこなそう (3) - Excel - Office Support
http://support.office.com/ja-jp/article/%E3%82%BB%E3%83%AB%E3%81%AE%E6%9B%B8%E5%BC%8F%E8%A8%AD%E5%AE%9A%E3%82%92%E4%BD%BF%E3%81%84%E3%81%93%E3%81%AA%E3%81%9D%E3%81%86-3-99457d47-7e9b-41fb-9b43-ca2af937baa6
%037:マクロを実行する - Excel - Office Support
http://support.office.com/ja-jp/article/%E3%83%9E%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%82%92%E5%AE%9F%E8%A1%8C%E3%81%99%E3%82%8B-5e855fd2-02d1-45f5-90a3-50e645fe3155
%038:[Excel2010] マクロの作成方法: Kenの我楽多館blog館
http://kenkitagawa.cocolog-nifty.com/blog/2013/01/excel2010-c1e4.html
・簡潔明瞭.優れた資料です.
%039:二次関数のグラフを描くには:Excel(エクセル)の使い方-グラフ
http://www.relief.jp/itnote/archives/002632.php
%039:Series メンバ (Microsoft.Office.Interop.Excel) - MSDN
http://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/microsoft.office.interop.excel.series_members(v=office.11).aspx
%1:基本操作
%11:初期値の設定
(1)「`【A[1]:A[2]】」の値を「`([1],[2])」にする.
(2)「`【A[1]:A[5]】」に連続データをフィル.
・e.g.領域「`【A[1]:A[2]】」を「`【A[1]:A[5]】」まで拡げて領域右下の「+」をクリックして「オートフィルオプション」の「連続データ」を選択
(3)「`【A[6]:A[10]】」の値を「`([10],[20],[30],[40],[50])」にする.
(4)「`【A[6]:A[10]】」の値を「`【B[1]:B[5]】」にコピーする.
・e.g.領域「`【A[6]:A[10]】」を選択してクリックしてメニュー(コンテキストメニュー)の「コピー」を選択し,「`【B[1]:B[5]】」に「値」を貼り付ける.
・「貼り付けのオプション」で「値」,「数式」等を選択できる.

%12:数式の設定と確認
(1)「`【C[2]】」に数式「`[=A1+B1]」を設定する.
(2)「`【C[2]】」の数式を領域「`【C[2]:C[5]】」に拡げる.
・「`【C[2]:C[5]】」に「`([11],[22],[33],[44])」が表示される.
(3)「`【C[2]:C[5]】」の「数式」を「`【D[2]:D[5]】」にコピーする.
・コピーのオプションに「数式」を選択.
(4)セル「`【D[k]】」(2≦k≦5)を選び,「数式バー」に表示される文字列の先頭に「’」を付ける(データが「`[’□]」のセルは文字列).
・「`【D[2]:D[5]】」に「数式」が表示される.「’」を削除すると「値」に戻る.
・「`【D[k]】」の「数式」は相対参照.

%13:グラフの表示
(1)「`【E[1]:E[5]】」の値を「`([1],[2],[3],[4],[5])」にする.
(2)「`【F[1]】」に「`[=A[1]^2]」を設定.
(3)「`【F[1]】」の「数式」を「`【F[1]:F[5]】」まで拡げる.
(4)領域「`【E[1]:F[5]】」に対してメニュー「`【挿入】/【グラフ】/【散布図】」を選択.
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%14:マクロとは?
まず,[%037]([%038])の資料を見てください.
メモ 危険なコードが実行される可能性を低くするため、マクロの使用が完了したら、すべてのマクロを無効にするいずれかの設定に戻すことをお勧めします。
・ここでは[G7A%0:小学校で学ぶ算数]に示した(マクロなしの)計算を行い,[%5]で小学生でも使い易いように変更します.
・[%5]ではマクロを使って「問題を作る」,「答を入力させる」ことを予定.
%141:[G7A%2:小2の算数].[%21A2214]:繰り上がりが多い足し算
・「955555+56789」の計算です.
(1)「`【B[1]:B[7]】」に「`([5],[5],[5],[5],[5],[9],[0])」を設定.
(2)「`【C[1]:C[7]】」に「`([9],[8],[7],[6],[5],[0],[0])」を設定.
(3)「`【E[1]】」に「[=A1+B1+C1]」を設定.
(4)「`【D[1]】」に「[=IF(E1<9,E1,(E1-10*INT(E1/10)))]」を設定.
(5)「`【D[1]:E[1]】」を「`【D[1]:E[7]】」まで拡げる.
(6)「`【A[2]】」に「[0]」,「`【A[2]】」に「[=IF(E1>=10,1,0)]」を設定.
(7)「`【A[2]】」を「`【A[2]:A[7]】」まで拡げる.

%142:G7A%2:小2の算数].[%21A2224]:繰り下がりが多い引き算
「12345―6789」の計算です.
(1)「`【B[1]:B[6]】」に「`([5],[4],[3],[2],[1],[0])」を設定.
(2)「`【C[1]:C[6]】」に「`([9],[8],[7],[6],[0],[0])」を設定.
(3)「`【E[1]】」に「[=10-C1]」を設定.
(4)「`【D[1]】」に「[=IF((B1+A1)>C1,(B1+A1)-C1,(B1+A1)+E1)]」を設定.
(5)「`【D[1]:E[1]】」を「`【D[2]:E[6]】」まで拡げる.
(6)「6789+5556=12345」だから「5556」が答.
・「12345-6789=(10000-6789)+2345」

%1411:[%141]の式を水平に表示するのは容易
(1)列「A」から「N」までの幅を「[2.5]」にする.
(2)列「E」の幅を「[3.0]」にする.「`【G[2]】」に「['+]」を設定.
(3)「`【H[1]】」から「`【M[1]】」に「`([9],[5],[5],[5],[5],[5])」を設定.
(4)「`【I[2]】」から「`【M[2]】」に「`([5],[6],[7],[8],[9])」を設定.
(5)「1行目」の値を列「B」に,「2行目」の値を列「C」にコピー
(6)列「E」,「D」,「A」に[%141]と同様の式を設定.
(7)列「D」の答を「3行目に」コピー.(e.g.「「`【M[3]】」=「[=D1]」).

%1421:[%142]の式も水平に表示するのは容易.

%151:G7A%2:小2の算数]の([%21A33]:暗算が少ない掛け算の筆算
「123×456」の計算です.

・こちらの方が分り易いのですが次の[%152]の計算の方が実用的.
%152:[G7A%3:小3の算数]の改訂版([%21A332]:ふつうの掛け算の筆算)の計算:
[%21A331]と[%21A332]の組み合わせです.
1位数との掛け算の積は暗算で1行に書きます.例えば,
「12345」 :かけられる数
×「 6」 :かける数
「 74070」 :答
「 1223 」 :暗算用のメモ(e.g.「27=4*6+3」)
(1)「B」から「Q」の幅を「2.5」に,列「A」の幅を「3.5」する.
(2)「`【B[1]:B[3]】」に「掛けられる数」をコピー.
(3)「`【C[1]:C[3]】」に「掛ける数」をコピー.
(4)「`【D[1]:I[6]】」に列「T」に示した式を設定(下図の値が表示される).
(5)列「E」,「G」,「I」の値をクリア.
(6)「`【A[k]】」に「`【D[1]:I[6]】」の値の総和を設定.
(7)「`【A[k]】」の値が「10」以上であれば「`[Ak-10*INT(Ak/10)]」をこのセルに設定し,「`【A[k+1]】」の値に「`[INT(Ak/10)]」を加算する.
・i.e.下図の「`【A[1]:A5J[5]】」の数値は「4*10^4+15*10^3+10*10^2+8*10+8」であり,これを「5*10^4+6*10^3+0*10^2+8*10+8」と書き直したのが「56088」.
・3桁の数の積は「1000000」より小さいから,5桁以下の数.
(8)掛け算の答えである「`【J[1]:J[5]】」の数値(書き換え後の「`【A[1]:A[5]】」に等しい)を「`【K[7]:P[7]】」にコピー.

%2:式の計算
%3:関数のグラフ
%4:マクロの登録と実行
・[%14:マクロとは?]の警告に従って廃止.
%5:セル値による実行制御
マクロなしの入出力インターフェイスを例示します.
基本は
「スタート=」:数値の入力が終われば「1」(入力)
「ストップ=」:数値を変更できれば「1」(出力)
「エラー =」:答えが正しければ「0」(出力)
・他にオプションとして「定数=」:(入力)等.
エディタの負荷を軽減するため具体例を[=&H41%0:計算の練習]で表示.