少年の日の夢

今日は夜勤です。いかなる苦難にも負けないよう命を燃え上がらせて、いざ出陣です。



　先日注文したユーキャンの「日本大地図」が届きました。家にいながらに日本の各地を旅する気分を味わえそうな素晴らしい内容です。豪華な作りの二冊の本になっていて１ページずつ見ていくのが本当に楽しみです。

通常の平面地図だけじゃなく立体図やパノラマ地図になっている(下）

　この大パノラマを眺めていると、まるで魂が肉体を離れて空から地上を見ているような（大袈裟？）不思議な気分になります。今の私に安らぎの時間を与えてくれる貴重な物になりそうです。

今夜の夜勤を頑張ったご褒美として明日ページを開くことにしましょう。



　もう一つ魂の安らぎを与えてくれそうなものを新聞で読みました。宇宙飛行士の若田光一さんとメールでやりとりする「若田光一との対話でブログ」の中での松本零士さんのメール。

現実への速度上げる、少年の日の夢
http://blog.yomiuri.co.jp/space/2009/02/post-f9d1.html

　私は「松本零士」と聞くと心が躍ります。子供のころ夢中になったのが氏の作品達。まあ私の年代のほとんどの方が「宇宙戦艦ヤマト」や「銀河鉄道９９９」に夢中になり宇宙に思いをめぐらせたことと思います。私の場合、ちょっとそのレベルが異常で、氏の作品を古本屋を巡ってほとんど集めました。今では手元に残ってないのが残念ですけどかなり貴重な物も含まれていました。
　中学校や高校への３０分くらいかかる道のりも、頭の中は宇宙への冒険の空想がどんどん広がり、あっという間でした。あのころの私には退屈の文字はありませんでしたね(今もありませんが）。もともと絵が好きだった私は来る日も来る日もメーテルやハーロックを描き続け、確実に将来は松本先生のような漫画家になるんだ、と決めていました。下は中学生のころ描いた漫画です。


　いつか家を出て上京し松本先生に合うんだ、と心に誓っていたのですが、残念ながらその純粋な思いは時とともに消えていきました。今また松本零士さんの宇宙への思いを読んで、あのころのワクワクが蘇ります。




今日見た映画「仮面ライダー電王&キバ クライマックス刑事(デカ)」

　ＴＶシリーズが惜しまれつつ終了した後に上映された、仮面ライダー電王の劇場版第二弾。私は電王は劇場版の一作目とＴＶの第一話しか見てないので、この映画の位置付けがよく分かりませんが、子供と一緒にかなり楽しめました。しかし短いスカートが印象的だったハナさんが子供になっているのはなぜ？でもあとの美人さん(良太郎のお姉さんとデンライナーの乗務員の人）は出ていて良かったな～。
　クライマックス(最初から最後までクライマックスですが）で電王のピンチを救う仮面ライダーキバはファンサービス以外の何ものでもないのですね。実際にはあまりの電王人気で後を継いだキバが振るわない状況にあって、電王がキバを助けに来た、というのが正しいのでしょう。この映画はデンライナー署とかいって刑事の真似事をする、少し軽い話になっていますが、ちゃんと最後にはホロリとさせてくれます。ちびっこから大人まで楽しめる本当に良い作品です。