このブログのタイトルにある「社会福祉学」ですが、新しい学問で、医学や法律学、心理学などの先輩の学問に比べて、その対象範囲も研究方法もまだはっきりしていないのです。
私は、20年ばかり、沢山の大学、大学院、専門学校などで、
「老人福祉論」「社会保障論」「国際福祉論」を中心に教えてきました。
2006年に鹿児島に来て、初めて「社会福祉概論」を担当することになりました。
2006年度は、クラスは大教室(200人以上)で前半をT先生が、後半を私でした。
2007年度は①前後期通して、②クラスは介護福祉コースのみ
になりました。この前後期通して「社会福祉概論」を教えるとした場合、厚生労働省の基準や教科書はあったのですが、私は、もう少し幅広い範囲を対象に教えたいと考えました。
そのときのおぼろげな構想を
社会福祉学の新しい構想私案
に書きました。
*右上のCiNii PDF をクリックください。
鹿児島国際大学 福祉社会学論集 第25巻第3号 2007年1月 pp.1-11
○ 詳しくは、本文をお読みいただきたいのですが、私のブログの「何でもあり」的な雰囲気には、この論文で言う「社会政策」を新しい学問分野としたいという故伊部英男先生の思想が潜んでいます。
○ 日本社会福祉学会第56回全国大会(2008年10月11日&12日、於:岡山県立大学)の大会プログムの冒頭、古川孝順学会長の結びに、「・・限定された社会福祉では不十分です。社会福祉を基軸としながらも、多様な隣接する社会サービスと調整、連絡、協同しながら課題解決を進める必要があります。最近では、社会福祉やそれに隣接する社会サービスを総括するという意味で社会政策という概念をもちいる例もでてきています。・・」とあります。
○ 大学の紀要は、図書館の片隅に置かれ、最近では、スペースと輸送費の関係で相互に送付しあうことも少なくなったといいます。ましてや、一般の方の目には触れることはないのです。こうして電子化されて、多くの方の目に触れうるということは予期していなかったのですが、ブログでは1回1000字前後で細切れになってしまうので、こうして「紀要の電子化」という形でまとまったスペースでお話できる機会があるのはありがたいことです。
*写真は、市内上荒田で。
私は、20年ばかり、沢山の大学、大学院、専門学校などで、
「老人福祉論」「社会保障論」「国際福祉論」を中心に教えてきました。
2006年に鹿児島に来て、初めて「社会福祉概論」を担当することになりました。
2006年度は、クラスは大教室(200人以上)で前半をT先生が、後半を私でした。
2007年度は①前後期通して、②クラスは介護福祉コースのみ
になりました。この前後期通して「社会福祉概論」を教えるとした場合、厚生労働省の基準や教科書はあったのですが、私は、もう少し幅広い範囲を対象に教えたいと考えました。
そのときのおぼろげな構想を
社会福祉学の新しい構想私案
に書きました。
*右上のCiNii PDF をクリックください。
鹿児島国際大学 福祉社会学論集 第25巻第3号 2007年1月 pp.1-11
○ 詳しくは、本文をお読みいただきたいのですが、私のブログの「何でもあり」的な雰囲気には、この論文で言う「社会政策」を新しい学問分野としたいという故伊部英男先生の思想が潜んでいます。
○ 日本社会福祉学会第56回全国大会(2008年10月11日&12日、於:岡山県立大学)の大会プログムの冒頭、古川孝順学会長の結びに、「・・限定された社会福祉では不十分です。社会福祉を基軸としながらも、多様な隣接する社会サービスと調整、連絡、協同しながら課題解決を進める必要があります。最近では、社会福祉やそれに隣接する社会サービスを総括するという意味で社会政策という概念をもちいる例もでてきています。・・」とあります。
○ 大学の紀要は、図書館の片隅に置かれ、最近では、スペースと輸送費の関係で相互に送付しあうことも少なくなったといいます。ましてや、一般の方の目には触れることはないのです。こうして電子化されて、多くの方の目に触れうるということは予期していなかったのですが、ブログでは1回1000字前後で細切れになってしまうので、こうして「紀要の電子化」という形でまとまったスペースでお話できる機会があるのはありがたいことです。
*写真は、市内上荒田で。