介護福祉は現場から 2007.02.22-2011.01.25

新しいブログにリンクしています。7つのテーマにわけました。引き続きお読みください。

ついに読み終わりました【知的障害者の成年後見の原理】

2008-04-15 12:22:30 | 成年後見
細川瑞子『知的障害者の成年後見の原理』(信山社、2007)
をこのブログで紹介したのは
2007年12月21日でした。

それから
少しずつ読みついで
ようやくさっき、310ページ読みきりました。
*このあと334ページまでは、文献リスト。

前回このブログで取り上げたのは
3月14日でしたから
あと少しとなってからも1ヶ月かかってしまいました。
途中、「岩清水」さんから励まし?もいただき
なんとか終わりまできました。

○ 「自己決定」と障害者が放り出された社会はマーケットの競争社会だ。

○ 成年後見には、法人後見という仕組みがよい。

○ 成年後見は、これからの社会の構築にも意義あるシステムだ。

といった主張を
膨大な文献と、骨太い論理、つねに知的障害者の視点からの点検
から裏づけています。

この本との格闘を終えた今、去年の新学期とは違った意識を底に抱いて望めそうな気がします。

もっとも、
社会福祉学が社会に発言できるには、まだまだ多くの思考と協同作業が必要とされています。
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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
未だ7合目です。 (岩清水)
2008-04-15 20:08:30
bonn1979さんの記事を読んで、7合目から先に登ろうと思いました。一休みしたら寝てしまっていました。206pからの人間の尊厳、人間への畏怖、開放から共生へ、人間は社会の中で育つなど文章に、背中を押されます。前半の部分を忘れていますので、行きつ戻りつ亀のように進みたいと思います(亀が寝ていては話になりませんが)。
頂上の眺め (bonn1979)
2008-04-18 09:48:44
岩清水さんへ

途中で声をかけていただいたので
なんとか読み終えました。

この本は
何度か読んで見たい
また仲間と読書会をするのに適していますね。

コメントの送信に
トラブルがあり
遅くなってしまいました。
著者からの便り (bonn1979)
2008-05-04 20:42:10
著者の細川さんは
ご面識がないわけですから
私の読後感をどのように伝えれば
と思っていましたら
このブログでの私の感想が終わった段階で
ご丁寧なお便りがきました。
ほっとすると同時に
著者のお考えをさらに深く知ることができたように思いました。

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