写真は
鹿児島中央駅。
夕方市電を待っているときに撮りました。
【Social Work & Society】
今日は、
英文文献の紹介です。
Social Work & Society
は、
ソーシャルワークに関する専門雑誌です。
(ヨーロッパを中心に編集されている)
この雑誌は、インターネットだけでしか見れません。
印刷された雑誌はないのです。
世の中はこちらの方(ペーパーレス)に動いていますね。
今日は、このうち、
2007年第1号(最新号)の
Articles(論文)
の4番目を紹介します。
【スウェーデンの学生を調査対象に】
論文のタイトルは、
Social Work Students' Use of Knowledge in Direct Practice-
Reasons, Strategies and Efects
です。
著者は、B.Blom ほか4人です。ウメア大学。
*スウェーデン語のウムラウトのような記号が読めないので自己流の読み方。
A4 版で24ページあります。18ページの下から以降は文献リスト。
【調査の趣旨】
スウェーデンの社会福祉を学ぶ学生が実習の参加する場合、どのような知識を必要としているか、どのような知識をもちいたのか、を調査したもの。
【調査の背景】
社会福祉サービスが進んでいるといわれるスウェーデンですが、社会福祉学は(医学などに比較して)サービスの効果測定が恣意的である。
いわゆる evidence-based ではないとの批判を受けている。
このため、144名の学生の実習を対象に、narrative method によって、調査した。
【調査の結論】
調査の結論は、
「ソーシャルワーク実践に於いては、どのような知識がどれだけあればよい
とは断定できない。」
という興味深いものです。
私自身は、
・ソーシャルワークの臨床家・実務家でもなく
・社会調査の素養もないので
この論文を読みましたが
内容的には難しかった。(英語は、決して難しくはないです)
調査結果は、たくさんの表で示されていますし、
先行研究(多くはない)の吟味がしっかりしている
ので、
院生の方などにはチャレンジして欲しいです。
鹿児島中央駅。
夕方市電を待っているときに撮りました。
【Social Work & Society】
今日は、
英文文献の紹介です。
Social Work & Society
は、
ソーシャルワークに関する専門雑誌です。
(ヨーロッパを中心に編集されている)
この雑誌は、インターネットだけでしか見れません。
印刷された雑誌はないのです。
世の中はこちらの方(ペーパーレス)に動いていますね。
今日は、このうち、
2007年第1号(最新号)の
Articles(論文)
の4番目を紹介します。
【スウェーデンの学生を調査対象に】
論文のタイトルは、
Social Work Students' Use of Knowledge in Direct Practice-
Reasons, Strategies and Efects
です。
著者は、B.Blom ほか4人です。ウメア大学。
*スウェーデン語のウムラウトのような記号が読めないので自己流の読み方。
A4 版で24ページあります。18ページの下から以降は文献リスト。
【調査の趣旨】
スウェーデンの社会福祉を学ぶ学生が実習の参加する場合、どのような知識を必要としているか、どのような知識をもちいたのか、を調査したもの。
【調査の背景】
社会福祉サービスが進んでいるといわれるスウェーデンですが、社会福祉学は(医学などに比較して)サービスの効果測定が恣意的である。
いわゆる evidence-based ではないとの批判を受けている。
このため、144名の学生の実習を対象に、narrative method によって、調査した。
【調査の結論】
調査の結論は、
「ソーシャルワーク実践に於いては、どのような知識がどれだけあればよい
とは断定できない。」
という興味深いものです。
私自身は、
・ソーシャルワークの臨床家・実務家でもなく
・社会調査の素養もないので
この論文を読みましたが
内容的には難しかった。(英語は、決して難しくはないです)
調査結果は、たくさんの表で示されていますし、
先行研究(多くはない)の吟味がしっかりしている
ので、
院生の方などにはチャレンジして欲しいです。