介護福祉は現場から 2007.02.22-2011.01.25

新しいブログにリンクしています。7つのテーマにわけました。引き続きお読みください。

第3128号 「高嶺の花」ですが・・

2009-08-16 21:37:52 | 介護福祉
写真は、見見楽楽~九州ぶらり放浪記~ の8月11日付けからお借りしました。

今日は、義母91歳の今後を考えつつ、A施設を見学しました。
場所は、この写真の碑がある自宅からも近くて便利なところです。

【よかった点】
○ 最後まで、居てもよいという契約。医療機関が共同出資しているせいか、施設にクリニックがあり、協力病院も評判のよい病院です。

○ さまざまな介護度OKということで、介護度の高い方から元気なひとまでいろいろな部屋がある。

○ 施設内に保育所を設置している。1Fにコンビニができる。2Fから庭へ、園芸コーナー。

○ お風呂や廊下など随所に技術革新が取り入れられている。

○ 入り口は、施設よりはホテルというつくりを意図している。

○ いろいろつっこんだ質問をしましたが、詳しい説明で納得しました。(私たちの職業はいいませんでしたが、私は、「老人福祉論」を講義しており、妻はもとはケアマネジャーでした。)

【課題】
○ 入居予定の91歳の納得。田舎暮らしですでに認知症のレベルが中程度の場合。

○ 経済的なレベル・・・仮に、私自身が入ろうとしたら無理ですね。
 介護棟で900万円、一般棟で2000~3000万円の一時金
 毎月の経費が、夫婦で27万円。

→つまり、公務員や教員などの共済年金や厚生年金などの受給者が対象
 *私の場合、途中で転職したために(70歳までは働いても)年金は低くなっている。

【政策】
コストは、建設資金が全額事業者負担で相当額の借り入れを金融機関からしている。
今日見たほどハードが立派でなくてもよいので、建設費用の補助制度のようなものを考えるか、年金制度のほうで考えるか、所得が低くても安心して最後まで暮らせるシステムこそ選挙の争点にしてほしいです。

*介護(費用・専門職)・医療・住宅・年金を一体として考える。
コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 第3127号 記憶と記録:昭和2... | トップ | 第3129号 癒される風景に出... »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
格差社会の象徴 (BuraBura)
2009-08-17 00:55:41
ココはうちのお隣です。
確かにホテル並みの設備とクリニックが併設ということで安心して住める環境は抜群です。
ただ、かなり経済的に余裕のある方しか入居出来ないですね。
年金額格差の激しい今の制度で何パーセントの年金受給者が入居出来るのでしょうか?

私にも年金特別便が来て、将来の予定年金受給額を見ましたが、お隣には引っ越せません。



あれほど立派でなくてもよいから (bonn1979)
2009-08-18 09:31:44
BuraBuraさん
コメントありがとうございます。

お近くとは聞いていましたが・・
住宅地としてはよい地域ですね。

居室からは桜島がよく見えました。

大隅のほうにある民家を利用した施設とか
もっと安い費用でまた気安い施設も作れるのでは?と思います。

もう少し若ければ
自分で同志を募ってやりたかったほどです。

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

介護福祉」カテゴリの最新記事