介護福祉は現場から 2007.02.22-2011.01.25

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必要な人に必要な介護がゆきとどかない/制度改正で広がる介護の荒廃

2007-12-25 12:37:32 | 介護福祉
『日本の論点2008』が刊行された。
(文芸春秋刊。税込み2900円。829ページ)
全部で93項目。
中項目主義で、政治・経済・社会など広い分野から
現在の課題を専門家が解きほぐしている。

そのうち、社会保障・社会福祉に関連する事項から
順次読んでいきます。

その第1回は、
表題の介護保険の2005改正のこと。
「岩清水日記」にも、総括が連載中ですが、
『日本の論点2008』
では、論点ー64として、服部万里子(立教大学)が解説している。
(p568-p571)

今日は
時間の関係で
小項目のみあげておきます。

1 進んだ自己負担の増加
2 重度要介護者の行き場がない
3 「生活できない」次々と離職する介護職員
4 ケアマネジメントの公平・中立性の確立を
5 介護に成果主義を導入すべきではない

各項目について
・脚注
・文献
・基礎知識(この項目では、コムソン事件。高齢者虐待にも触れる)
が加えられている。

「岩清水日記」の指摘と重なることが多い。
ここで指摘された事項を軸としながら、
「高齢者福祉学」(2008前期:修士課程)で、掘り下げていきたい。
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