介護福祉は現場から 2007.02.22-2011.01.25

新しいブログにリンクしています。7つのテーマにわけました。引き続きお読みください。

第3785号 「ラヒホイタヤ」と「新老年学」(第3版)

2010-07-08 02:51:28 | 福祉と人権
昨日は、かねて注文していた研究図書(大学の研究費で買える本)が届いた。(写真)
左側に、認知症関係の本が10冊。
右に厚いのが、「新老年学」(第3版)です。

今朝というか、まだ夜中ですが、
ご紹介するのは、フィンランドの「ラヒホイタヤ」(日常生活支援士)のこと。

昨日午後、
介護支援専門員のどりーむさんと
介護福祉士のJUNKOさんが、揃って

神奈川県立保健福祉大学の太田先生の発表を聞きにいかれた。

お2人のブログをリンクします。

想い・思い・おもいver2

笑わせてなんぼの介護福祉士

*太田先生の話の続きは、9月17&18日の日本介護福祉学会(岡山)で聞けるとのこと。
 私は、残念ながら、大学院の入試の日で行けませんね。

どりーむさん、JUNKOさん
受けとめ方に違いがありますが、重ねあわせて立体的にわかります。

それで、大事なことは、「日本をどうするか?」ですね。
日本には、世界にはない専門職がある。
関係者以外には理解されていない2つの専門職。

それが、
介護支援専門員であり
介護福祉士
です。

8月1日、横浜での勉強会で、このお二人と会います。
話の続きをお聞きします。


それで、
「新老年学」の方は蛇足になりました・・・
・2000ページ
・東大教授編集により
・大学の権威を網羅した
・第3版の
・東京大学出版会刊行
・42000円

というものですが、
この膨大な本には、
「介護福祉士」という項目は登場しない。

認知症については、「看護」の項目で出てきます。

「介護支援専門員」も出てこず、ケアマネジャーとして解説がある(白澤政和先生担当)。

もちろん、
「介護と哲学」って項目はない。

かくして、
私の結論:

東大を始めとする日本の権威では、日本の介護の現場はわからない。
*わが母校(私は法学部)ながら、残念だし、恥ずかしい。

発信の手段をもたない現場の人たちの声をきかねば・・
幸い、ご紹介した2つのブログのほかに、たくさんのブログや最近ではtwitterが
毎日、日本の現場を伝えています。

かの
フィンランドの「ラヒホイタヤ」(日常生活支援士)
は、これほどにブログやtwitterをしていないと思います。

*携帯電話のノキアを生んだ国だから行って聞いてみないとわからないが。

マスコミは、東大の本のほうを信用するでしょうが・・
日本の現実は、現場の人たちが変えていくと思います。
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2 コメント

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楽しいです (げんき)
2010-07-08 08:21:19
おはようございます

どりーむさんのブログにコメントを書いて来ました。

私自身は現実を追うのに精一杯ですが、先生が
諸先輩方、笑福会のこと、私のことまでも「現象」として
捉え、評価し、また道を示してくださる。

それをまた「私ってすごいことしているの?」と
勘違いしていい気になっている私がいます(笑)
すごいことです (bonn1979)
2010-07-08 10:53:53
げんきさん

毎日コメントいただいています。

JUNKOさんのほうへも
関西勉強会の幹事役として
連日コメントされている。

そのおかげで
JUNKOさんと私が
コメントしあう以上に
立体的な意見交換になっていると思います。

介護・国際交流・現場・ネットワーク

というラインで
重ね合わさっています。

これは「すごいこと」です。

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