介護福祉は現場から 2007.02.22-2011.01.25

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13科目の展望

2008-05-06 13:55:05 | 国家試験
【2巡目を終えて】
2008年の社会福祉士国家試験問題
(第20回試験。2008年1月末に実施、3月末に正解と合格者が発表された)を
13科目についてアトランダムに「どんな程度の問題か?」「社会福祉学とはどんな学問か?」
という視点でざっと紹介してきました。

ゴ-ルデンウイーク中には、手元には資料がないので
休むつもりでしたが、A型的性格のためか? ついつい続けてきました。
2巡目(13×2=26問)を終えて、私自身、かなり見えてきたことがあります。
正解の公表があったからできることですね。
*公表される前の民間の回答には間違いがった。

コメントも大変でしたが、問題を入力するのが大変でした。ブラインドタッチはできませんので、結構時間がかかります。
*「貼り付け」を活用すれば入力しなくて済むのでは、とも思いますが、私の技術水準ではまだ無理のようです。

【13科目を概観する】
社会福祉学は、初めてという読者のために、
改めて、13科目を挙げてみます。(国家試験の問題順)

その1
1 社会福祉原論
2 社会保障論
3 公的扶助論
4 地域福祉論

その2
5 心理学
6 社会学
7 法学
8 医学一般

その3
9 老人福祉論
10 障害者福祉論
11 児童福祉論

その4
12 社会福祉援助技術論
13 介護概論

【幅広い分野を対象に】
ここで「その1」といって4つに分類したのは私が今思いついてしたもの。

その1 基礎的な科目
その2 関連する教養的な科目
その3 分野別の専門科目
その4 援助技術・介護技術

法律学や医学といった伝統ある学問分野に比較すると
幅広い科目群であることがわかります。

このうち、「社会福祉援助技術論」は、範囲が広く、30問出題されます。
あとの12科目は、各10問で、合計30+120=150問出題されます。
合格基準点は6割、つまり90点前後とされています。
実際の合格点は、例年、もう少し低く80点台です。
*詳しい、受験対策は、もう少したってお話します。

【1年生から国家試験を意識する】
国家試験が実施されるのは、4年生の卒業直前ですから、本格的な準備は4年の秋からで十分だと思います。
というのは、これまで沢山の合格者・不合格者を見てきましたが、あまり早くから国家試験だけの勉強をすると、
本番までに緊張の糸が切れるからです。

しかし、13科目の4年制大学での年次別配分を考えると、多くは、1年次、そして2年次にこれらの科目が配布されています
(3年・4年には、実習や演習が入る)から、
1年のはやい段階に「国家試験問題はこういうものだ」ということを知っておくことは大切です。

*次回は、もう少し、13科目の全体的な展望をします。
*写真は、5月3日、鹿児島市役所の本庁舎を望む。
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