介護福祉は現場から 2007.02.22-2011.01.25

新しいブログにリンクしています。7つのテーマにわけました。引き続きお読みください。

社会福祉の歴史【吉田久一 その7】

2008-08-18 05:05:20 | 社会福祉
【江戸のなごり】
第7章は、明治の10年代後半から明治23年まで。

この頃の東京の貧困を伝える書物が多い。
職種としては、江戸期からのものが多い。
社会関係は親密で相互扶助も行われている。

【幻の法案】
前回、(じっ救規則と並べて)ウェブ資料で紹介したのですが、1890年に
「窮民救助法案」が提案されているのですね。
賛成が少なく廃案となっている。
鈴木万次郎の賛成意見が紹介されている。

【後藤新平】
この時代で重要な人物。
1857-1929。1889年『国家衛生原理』1990年ビスマルクに会う。
*内務大臣として1919年救護課を設置。

幾つか興味あるサイトを発見しましたが、

後藤新平博物館

をあげておきます。

【石井十次】
1865-1914。岡山孤児院。
Google で15,000ヒットしましたが、62番目に

岩清水日記

に収載の57の記事を是非お読みください。
*このように1人の重要人物を掘り下げるのが結局は一番いい勉強方法ですね。

【外国人の貢献】
この時期、

S.A.バーネット 1891年 「助けるのではなく友達になる」
  だから、政府ではできないことなのだ、と説いている。

G.L.テストビッド神父(パリ)1886年 御殿場でハンセン病患者を収容

J.C.ベリー 1884年 京都看護婦学校の設立


*写真は、安曇野。

安曇野カンポンLIFE

の8月17日記事からお借りしました。
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2 コメント

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Unknown (岩清水)
2008-08-18 21:01:42
つたない記事の推薦ありがとうございます。内容はともかく、一人の人物から学んでいくということは、意味のあることと思いました。そして、そのためのツールとしてブログが適していることもわかりました。新聞の連載から長編の小説が生まれることと似ているかもしれません。新聞連載はごく一部の人しかチャンスはありませんが、ブログ連載ならだれでもできます。必要なのは「調べて書く時間」があるかどうかでしょうね。
値打ちはかけた時間の重さで決まる (bonn199)
2008-08-18 23:20:32
岩清水さんへ
コメントありがとうございます。

ブログを
意識的・計画的に少しずつ蓄積することで
なにかまとまったものを目指すことができる・・という感じはつかめてきました。
*体系性を維持し、その体系を明示的にするにはホームページをセットにすればベターということもわかってきました。

ご指摘の通り
「調べる時間」が少ないものは
長持ちする情報とはなりませんね。

残り時間の少なくなった私の場合、自分の持ち味をいかした方法となると、どうしても短時間処理型の情報となります。

これまでも悪戦苦闘した細川さんの本やクルーグマンのものは(他人様への意義はともかく)時間のかけたぶんだけ自分の力にはなったと思います。

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