【専門家による座談会】
国際長寿センター
が季刊で発行している
『長寿社会グローバル・インフォメーション ジャーナル』
の2008年SUMMER号(2008年6月30日)では、
「高齢化する世界における人権」を特集している。
その冒頭企画では、
座談会:成年後見制度と高齢者の人権
が掲載されている。pp.2-10 (写真は、冒頭部分)
出席は、
この問題に関する専門家・実務家である
新井 誠(筑波大学教授、法律学)
金川 洋(日本社会福祉士会専務理事)
高木粧知子(町田市福祉総務課主査)
であり、
司会は、村田幸子(福祉ジャーナリスト)です。
【要点】
○ 後見制度は、国際標準からは遅れている。
○ 制度の広報をもっとする必要がある。
*パンフレットを配る程度のやり方では不十分。
○ 「身上監護」を法律家(裁判官、弁護士)は理解していない。
○ 医師も十分理解していない。
○ 後見制度を利用するのに費用がかかる。
○ 本来は、(家族からの申請ではなく)本人や、公的な申請が必要。
*家族の利害は相反するから。
○ 先進国では、後見人に医療行為の同意を認めている。
*日本では、インフルエンザの予防注射の同意すらできない。
○ 町田市のように進んでいるところもあるが、まだ動き出していない自治体も多い。
国際長寿センター
が季刊で発行している
『長寿社会グローバル・インフォメーション ジャーナル』
の2008年SUMMER号(2008年6月30日)では、
「高齢化する世界における人権」を特集している。
その冒頭企画では、
座談会:成年後見制度と高齢者の人権
が掲載されている。pp.2-10 (写真は、冒頭部分)
出席は、
この問題に関する専門家・実務家である
新井 誠(筑波大学教授、法律学)
金川 洋(日本社会福祉士会専務理事)
高木粧知子(町田市福祉総務課主査)
であり、
司会は、村田幸子(福祉ジャーナリスト)です。
【要点】
○ 後見制度は、国際標準からは遅れている。
○ 制度の広報をもっとする必要がある。
*パンフレットを配る程度のやり方では不十分。
○ 「身上監護」を法律家(裁判官、弁護士)は理解していない。
○ 医師も十分理解していない。
○ 後見制度を利用するのに費用がかかる。
○ 本来は、(家族からの申請ではなく)本人や、公的な申請が必要。
*家族の利害は相反するから。
○ 先進国では、後見人に医療行為の同意を認めている。
*日本では、インフルエンザの予防注射の同意すらできない。
○ 町田市のように進んでいるところもあるが、まだ動き出していない自治体も多い。
成年後見制度で先進的との事ですが、
どちらに情報を求めたら現状が分かりますか?
お尋ねいただきましてありがとうございます。
私は、
関東の事情は疎いのですが
このブログで紹介した記事から町田市は進んでいるな
と思ったのです。
いま、町田市のホームページをみてみました。
市内に「地域包括支援センター」という組織があり、ホームページに書いてありましたから、
具体的なご相談でしたら、お近くのセンターで詳しくお聞きになったらどうでしょうか。
市の全体の事情といったことでしたら、この記事の座談会に出席されていた福祉総務課の方にお聞きするのがベターですね。
よろしくお願いします。
その後
神奈川県の社会福祉士で
成年後見の仕事をされているかたのブログに
少し詳しいコメントが記載されています。
私のブログの
ブックマーク104をクリックください。
貴ブログのコメントを拝見しました。
とてもわかりやすく書かれていました。
ありがとうございました。
成年後見の仕事の普及もまだまだこれからですね。