介護福祉は現場から 2007.02.22-2011.01.25

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第1591号 介護と看護の連携【老人ケア研究】

2008-09-22 07:57:33 | 介護福祉
全国高齢者ケア協会
の機関誌『老人ケア研究』第30号 2008.9.21発行が届いた。(写真)

理事長の鎌田ケイ子による基調講演 
「介護と看護の連携で何を生み出すか」pp.3-41から。

○ 高齢者のケアは、医療よりも福祉から手がけられた。

○ 介護福祉士の誕生は重要:
  欧米:「ナーシングホーム」=看護職が管理者
  とすれば、日本の特養(特別養護老人ホーム)=「寮母ホーム」
 を認めなければならない

○ 一部の医療行為を介護職が行うことが認められた(平成17年)
  →現状の追認!

○ 高齢者ケアの現場 医療に依存したケアからの脱却

○ 介護職と看護職 お互いがお互いを必要とする

○ 予防ケア→観察が大事 介護職と看護職が一緒にかかわる中で自然に見えてくるもの

○ 教育の重要性 日常のふれあいの中で学ぶ
  学んだことが実践で生かされることで学ぶ喜びを感じる

このあとのシンポジウム(p.42-p.70)は、専門的なので省略しますが,
(看護職である)鎌田先生が、
○ 介護保険ができたことが、介護の専門性を確立していく大きなチャンス
  特養の施設長は介護福祉士がなるべきだ p70
と明言していることに注目したい。
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