介護福祉は現場から 2007.02.22-2011.01.25

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薩川集落

2008-02-20 11:12:15 | 加計呂麻島
【薩川】
「さつかわ」と読む。
地図を見ると
左の上、奄美大島本土に近い側。
ここへは足を運んでいません。
(というよりほんの3時間程度加計呂麻島にいただけ!)

『離島の離島高齢者報告』(2006年、鹿児島国際大学)
の集落ごとの紹介も
そろそろ終わりかと
あきらめかけていたら
さっき、写真をみて
チャレンジすることに。

この「ヤカンの木」前後の
ドキュメントは
「奄美・加計呂麻島何でもありBLOG」の
20日付をご覧ください。

【報告に戻り】
報告書、p188~p189.

中学校と小学校がべつべつにあり、それがそれぞれ集落とうまく融合していて広々とした印象を与える
(以下、今回は、報告の引き写しです)

1968年   47世帯 121人
現在(2005) 28世帯 66人

高齢者 29人 (高齢化率 43.9%)

高齢者のいる世帯   17戸
 うち 独居世帯   7
    夫婦のみ   7
    子どもと同居 3

【生活】
集落行事 豊年祭、浜くだり、合同祝賀会、美化作業
老人クラブ 35人 ゲートボール、川などの清掃
(農園や花園の管理は、老人からいまは小学校の児童が)
薩川壮年団 5人 校区のスポーツ大会に参加
薩川婦人会 9人
古仁屋には郷友会はない。

【なりわい】
農業 自給用のみ
漁業 1人
商店 1軒
土木建築 1人

【高齢者】
家周りのこと、通院
女性の中に足腰が弱くなった人が増えて集落の伝統行事にも影響がでている。
学校行事への参加や児童との交流がありにぎやか。
病弱な高齢者は入院してしまい現在のところ心配なケースはない。
良く声をかけあい、隣近所で炊事を手伝っている。

【次回以降】
フェリーの乗り場の「瀬相」の集落は報告書を読む予定。
(また「何でもあり」BLOGなどで興味有る集落を発見したら「集落の高齢者」をやるかも)
報告書では、30集落の個別の報告の後、総括をしていて、これ(p198~p202)は要点を紹介したいです。
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