介護福祉は現場から 2007.02.22-2011.01.25

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第3112号 第22回社会福祉士国家試験に臨む:その12

2009-08-06 08:29:43 | 国家試験
最初に、第3109号 第22回社会福祉士国家試験に臨む:その11の解答から。

【問題=再録】
1 成年後見制度では介護保険制度の発足にあわせて、高齢者に限定して社会福祉士など親族以外の第三者の成年後見等の選任制度を創設した。

2 後見監督人は、後見人の事務を監督したり、後見人又はその代表とする者と被後見人との利益が相反する行為について被後見人を代表することなどを職務とする。

3 未成年後見人、成年後見人ともに、正当の事由があるときは、家庭裁判所の許可を得て辞任することができる。

4 成年後見人はその職務として、成年被後見人の生活・療養看護に関して代理権を行使することができるが、そのための費用の支出については代理権がない。

5 成年後見人はその職務として、成年被後見人の財産に関して代理権を行使することができるが、自己決定権の尊重という理念に基づき、成年被後見人の行った行為については、取消権を行使できない。

【解答】
1 ×
2 ○
3 ○
4 ×
5 ×

【コメント・・×のみ】
1 知的障害者や精神障害者の後見を含む。
4 費用の支出についても代理権あり。
5 取消権を行使できる。

        *         *         *

続いて、以下の問題を解いてください。
【予想問題 8】
*5択に換算して通算した番号。

ひとつだけ誤りがあります。

1 成年後見人がその職務を行う際には、成年被後見人の意思を尊重し、かつ、その心身の状態及び生活の状況に配慮しなければならない。

2 成年後見人の職務は、例えば成年被後見人の介護のために福祉サービス契約を締結することであって、現実の介護行為を行うことまでは含まれない。

3 任意後見契約は、公正証書によって作成しなければならない。

4 任意後見契約の内容は、戸籍への記載によって公示される。

5 福祉サービス利用援助事業は、社会福祉法において第二種社会福祉事業に位置づけられる。

【解答】
誤りは、選択肢の4です。
*戸籍への登記は行わない。
後見登記等に関する法律第4条。


*写真は、「鹿児島散歩」の8月5日付記事からお借りしています。



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