介護福祉は現場から 2007.02.22-2011.01.25

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第3399号 『子どもたちの太平洋戦争』(山中 恒、1986年。岩波新書)

2009-12-14 17:51:31 | 政治社会
【古本・絶版】

『子どもたちの太平洋戦争』(山中 恒、1986年。岩波新書)

この本は、BOOK・OFFで、105円でした。(写真)
幾つか鉛筆の書き込みがあります。
調べてみると、もう絶版とのこと。

岩波書店

【終戦時4歳】
私は、1941年(昭和16年)生まれ、終戦時には、4歳。
戦争の記憶は富山大空襲の夜景以外にない年齢です。

第3127号 2009.08.16 に書きました。

【戦争の歴史を学ぶ】
日本の近代史と戦争、それが現代の日本社会の根底を考える際には見逃すことのできないことですね。

岩清水日記 には、「戦争を語り継ぐ」というカテゴリがあり、すでに46件の記事がアップされています。

【検索エンジンから】
この本の感想として、次の3点をあげます。

詳しい目次の紹介

衣食足りて礼節を知る 2008.03.05

おじさんの暇つぶし 2009.08.20

【私の感想】
著者の山中恒は、1931年生まれ。終戦時14歳。
本書は、同時代史ですね。

以下は、少し本論をはずしたような私の印象記。

・紙芝居の話 p.2 私が子どもの頃まで続いていた話でなつかしい。
・集団登校  p.70 国民学校の頃から始まる。私の頃はなかった。現在は別な形で復活していますね。
・長い訓話  p.86 いつの世にもあるのですね。(現代版を何度も経験しました)
・添削する先生 p.104 子どもの作文を迎合的な内容に修正している
  ・・・この本の持ち主の書き込みで、現在も教師は(合格しやすいように)原文を添削しているという・・
・山本五十六の死 p.150 山本個人は開戦に反対していたことを国民は知っており、
  その戦死(1943年)が国民の士気に与えた影響は大きいのでは?・・との鉛筆書きが。 
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