【問48】
は、2008年社会福祉士国家試験(第20回)の「老人福祉論」の4問目に出題されたものです。(国試の通算番号は、「問題84」です)
心理学の問題でもあります。
順に検討していきます。
1 「社会の第一線から退き」というくだりでおかしいとわかります。
2 記憶に関する理論化には、タルヴィングが貢献したことはたしかです。
ですが、内容は、意味記憶とエピソード記憶を逆にしています。
国語的にもわかるのですが、このような対概念を逆にした文章は、択一試験で最も多い問題の作り方です。
ふだんから、対概念は、よく理解してセットで覚えておきましょう。
4 流動性知能は、70歳あたりから急速に低下するとされています。
*対の概念としては、「結晶性知能」があります。
5 「すべての高齢者に特有の」が常識的におかしいですね。
というわけで、残った
3 には、問題がなく、正解は3です。
タルヴィングの記憶理論
で復習しておきましょう。
*写真は、
(問)と同じく、「鹿児島散歩」の7月5日付記事から、鹿児島市内の甲突川べり。
は、2008年社会福祉士国家試験(第20回)の「老人福祉論」の4問目に出題されたものです。(国試の通算番号は、「問題84」です)
心理学の問題でもあります。
順に検討していきます。
1 「社会の第一線から退き」というくだりでおかしいとわかります。
2 記憶に関する理論化には、タルヴィングが貢献したことはたしかです。
ですが、内容は、意味記憶とエピソード記憶を逆にしています。
国語的にもわかるのですが、このような対概念を逆にした文章は、択一試験で最も多い問題の作り方です。
ふだんから、対概念は、よく理解してセットで覚えておきましょう。
4 流動性知能は、70歳あたりから急速に低下するとされています。
*対の概念としては、「結晶性知能」があります。
5 「すべての高齢者に特有の」が常識的におかしいですね。
というわけで、残った
3 には、問題がなく、正解は3です。
タルヴィングの記憶理論
で復習しておきましょう。
*写真は、
(問)と同じく、「鹿児島散歩」の7月5日付記事から、鹿児島市内の甲突川べり。