介護福祉は現場から 2007.02.22-2011.01.25

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第3953号 城への想い:岡山&鹿児島

2010-09-24 04:03:53 | 鹿児島
【近世】

岡山城は、現代になって再建されたもの。
今回、岡山城を見学しました。
エレベーターで4階まで昇り、6階までは階段。帰りは1階まで歩いた。
岡山城に住んだ宇喜田秀家などの遺品が展示されていた。

古い城跡が残されています。
石垣、台所跡、天守閣跡など、遺構のほうが印象深いですね。

鹿児島市内には、城跡(鶴丸城)はあるが、岡山城のような高層の城はなかった。

昔2度住んだ金沢には金沢城址があり、石川門が有名ですが、天守閣は残っていない。最近になって、一部復元された。


【外城】

近世の薩摩藩では、高層の城は無く、100を超える各地の「外城」があった。この外城も現存するものは無く、城跡が残されている。

有名なものとしては、

知覧城、志布志城、高山城がある。

知覧城の城跡は見学した。(特攻隊の資料展示で有名ですね)
高山城の城跡も見学した。(高山には妻の実家がある)
高山城跡の隣が、先日触れた道隆寺遺跡です。


志布志城の城跡付近は展望したが、現場はみていない。(大慈寺は現存)
県立の史料館である黎明館には、この志布志城の100分の1の模型が復元されている。

この復元モデルの指導は、もと鹿児島国際大学短大学部教授の三木 靖先生です。

中世の薩摩の城については、三木先生が権威で、私は誘われて、
大学院修士課程の講義(後半)を数回(薩摩の主な城跡)
大学院博士課程の三木先生の講義を5回ほど聴講している。(北海道から琉球までの中世の城跡)


【古代山城】

後楽園を出ると、正面に県立博物館があって、「鬼ノ城」(きのじょう)特別展をしていた。

これまで、まったく知らないことだったが、その場所が今回の学会会場となった総社市であることもあって、見学しました。

twitterの方にビデオ解説(18分)から幾つか紹介しました。
展示は撮影禁止なので、帰りに図録を買いました。(写真は、表紙。94ページ、たしか1000円)

詳しいことはまだ殆どわかっていないが
精力的に発掘が進められています。
7世紀頃のものか。
朝鮮半島からも労働力がきていたのか。
場所、北九州の遺跡との異同、工法、遺品。
鹿児島へきてからの中世城跡の多少の知識があったので
この古代山城の世界はさらに広い関心をかきたてます。

次の機会には
是非現地へ行きたいです。一部復元されているという。


明日、9月25日、午後1時から4時20分
岡山県立美術館ホールにて、「鬼ノ城フォーラム」が開催されます。
*定員200名。無料ですが、事前申し込み必要。

岡山県立博物館の展示解説は、次の2回残っています。
明日、9月25日、午後2時から3時
10月9日(土曜日)午後2時から3時。


岡山県古代吉備文化財センター

岡山県立博物館
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