写真は、
岩清水日記12月7日の記事からお借りしました。
第2章(「章」とはなっていなくて、ただ「2」ですが・・便宜)
*12月8日第1947号でこの本を取り上げました。15章あるので、1回1章として感想を述べ、教訓を汲み取りたいです。
エッセイ集で
特に論理的な主張をする本ではない。
ですから、いろんなことが書かれていて、読む人、読むとき、受けとめ方はさまざまでしょうね。
○ タイトルは
「スローフード」「9・11」「一神教」とあります。
○ イスラムとキリスト教の闘いは、「自分だけが正しい」という一神教どうしのたたかい。
東洋は、多神教で違う。
○ 「多事争論」ということばは、テレビで聞いたのかな。
もとは福沢諭吉の『文明論の概略』とある。p.22
そういえば、筑紫さんは、(福沢と同じ)大分の出身。
○ スローフードがマクドナルドに反対してイタリアから始まったとは知らなかった。博識ではあるが軽薄ではなく、深い議論へ誘う力のある文章ですね。
○ 一神教と多神教の対比
これを(書いていた当時の)「ハリーポッター」と「千と千尋の神隠し」という映画を例に挙げて説明するところも面白かった。
○ ハンセン病とのかかわり
これは、岩清水日記(12月4日)の記事から知ったのですが、筑紫さんはこの問題でも心をいためたことがわかった。
岩清水日記12月7日の記事からお借りしました。
第2章(「章」とはなっていなくて、ただ「2」ですが・・便宜)
*12月8日第1947号でこの本を取り上げました。15章あるので、1回1章として感想を述べ、教訓を汲み取りたいです。
エッセイ集で
特に論理的な主張をする本ではない。
ですから、いろんなことが書かれていて、読む人、読むとき、受けとめ方はさまざまでしょうね。
○ タイトルは
「スローフード」「9・11」「一神教」とあります。
○ イスラムとキリスト教の闘いは、「自分だけが正しい」という一神教どうしのたたかい。
東洋は、多神教で違う。
○ 「多事争論」ということばは、テレビで聞いたのかな。
もとは福沢諭吉の『文明論の概略』とある。p.22
そういえば、筑紫さんは、(福沢と同じ)大分の出身。
○ スローフードがマクドナルドに反対してイタリアから始まったとは知らなかった。博識ではあるが軽薄ではなく、深い議論へ誘う力のある文章ですね。
○ 一神教と多神教の対比
これを(書いていた当時の)「ハリーポッター」と「千と千尋の神隠し」という映画を例に挙げて説明するところも面白かった。
○ ハンセン病とのかかわり
これは、岩清水日記(12月4日)の記事から知ったのですが、筑紫さんはこの問題でも心をいためたことがわかった。
魔女や魔法使いが主役である事からキリスト教界からは非難されているようです。
マン島といえばケルト人の神と縁の深い場所ですがハロウィンに登場する精霊や魔女も元々はケルト人の祭りに登場するものだと考えると、あの小説は多神教の話と言う事に…
これは載せない方が良いかと。
「余談」というより本質の部分なので
補足しますね。
筑紫さんによれば、ハリポタの方は
「正義か悪か」の2分論との議論の進め方です・・p.26
それで、ご意向にかかわらず
いちおう「公開」させていただくことに・・
*ハリポタに限らず、映画のこともまるでわかりません。