介護福祉は現場から 2007.02.22-2011.01.25

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第3137号 いばるメディアの記憶

2009-08-24 06:26:08 | 政治社会
いまはこうしてブログがありますから、たとえ少人数でも自分の考えを伝えることができます。

私は、40歳代後半から10年ほどはよく雑文を書きました。
そのころ経験したことを幾つかお話します。

テーマは、「メディアは威張る」です。

○ 大新聞のQ社の記者から北欧視察旅行のことを記事にしてくれといわれた。最初お断りしたのですが、たって、というのでスウェーデンの介護事情か何かを書きました。数ヶ月たっても音沙汰がないので、忘れかけていたら、全文朱筆が真っ赤に入ったゲラが送られてきました。ほとんどNO!といっているようでした。依頼の意図が違っていたようですが、その横柄さには参りましたね。「書かせてやる」と。

○ 福祉関係の専門雑誌の若い編集者から、座談会に出るように電話があった。有名なK教授の名前を出されたが、誰か予定メンバーの急な都合でピンチヒッターということらしい。勤務先の大事な会議と重なりお断りすると、「わが社の正式依頼文書を出すから大学の方は欠席して座談会の方に出てほしい」と再度の依頼には驚きました。「声をかけてやったのに断るとは何事か」という雰囲気でしたね。
*ここのトップ以下、幹部は、厚生労働省の「天下り」です。

○ いばるメディアに迎合する福祉関係者もいます。ちやほやされて取材が甘くなることがありますね。Q新聞の取材では、素晴らしい活動をしているというある老人保健施設へ学生の就職依頼の挨拶にいったとき。予約をして行ったのですが、施設の窓口に事務長がでてきて、「うちはルートがあるところからだけ取っている」として門前払いを食いました。報道とのギャップに驚きました。

○ 原稿を一方的に直す編集者
・専門雑誌に書いたエッセイでタイトルが無断で修正された(書いた意図が理解されていない)
・専門新聞 毎週エッセイを書いていたのですが、連絡なく、用字について修正された・・誤りではなく「流儀」の問題でしたが、このときは、数回連載済みでしたが、以降は断りました。
・専門出版社の書評で編集をしていた若い先生が、私の原稿に大幅な順番の入れ替えをしてきた(意図が理解されていないが面倒なのでほっておいたからそのまま出版された)

このへんになると、レベルが低くなるのでやめますが、いいたいことは、メディアの人たちは「俺たちが仕切っているのだから言うとおりにせよ」という雰囲気が満ちていた・・ということですね。

*写真は、安曇野カンポンLIFEの8月22日付けからお借りしています。
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