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第2706号 飯高 茂『いいたかないけど数学者なのだ』(生活人新書)を読む

2009-04-09 05:09:09 | 映画・読書
「中学生に教える」ことがきっかけで、キャンパスで数学の先生とお話して、数学が身近に感じられたのか、

飯高 茂『いいたかないけど数学者なのだ』(生活人新書208、日本放送出版協会、2006年12月)を手にしました。
著者は、世界的に有名な数学者だとのこと。

タイトルがふざけていますが、
著者(学習院大学教授)の東大数学科時代の友人S(新谷卓郎。37歳で亡くなった。当時、東大助教授)の大学時代の日記がページ数的にはほとんどいう不思議な本でした。

大秀才が、若い頃勉強や進路について、すごく悩んでいたことがわかり、また、著者・そしてS君の大学時代は、ほぼ私の大学時代と重なっていて、一気に読みました。
理科系の専攻ですが、小説や政治関係の読書に時間を費やしていて、時代を反映しているようにも思いました。

飯高先生のHP

*「小学生・中学生に数学を教えてみた」という項目があります。

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1 コメント

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正統派 (genesislife)
2009-04-10 01:24:56
NETで調べると日本の数学界を支えるひとりですね。

東大の数学というと谷山・水谷両氏による『楕円曲線』の理論が有名ですが氏も専攻は同じとか。

高校時代の数学の教科書は東京書籍でしたから氏が師事された故小平博士の監修によるものです。

私が数学に強い興味を持ち始めた理由のひとつが、この教科書の『微分』の項目。

とても懇切丁寧に書かれており注意深く読めばかなり高度な部分まで誰でも理解できるものでした。

そんなこんなを思い出し、つい懐かしくなりました。
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