介護福祉は現場から 2007.02.22-2011.01.25

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第3486号 第22回社会福祉士国家試験直前のおさらい:あと7日

2010-01-24 04:57:04 | 国家試験
写真は、奄美のシロヒカンザクラ。光の中で 2010.01.23 からお借りしました。


第3484号 第22回社会福祉士国家試験直前のおさらい:あと8日 の続きです。

あと7日になりました。今日は、「相談援助の理論と方法」です。

          *          *          *

【問題1】個人情報保護及び秘密保持の基本的な原則に関する次の記述のうち、最も適切なものを一つ選びなさい。
1 利用者の家族から利用者についての情報を得る場合には、利用者本人から同意を得なくてもよい。
2 社会福祉士が業務上知り得た秘密の保持は、その業務に従事している期間に限られる。
3 利用者や関係者から情報を得る場合には、業務上必要な範囲にとどめる。
4 研究目的で実施する事例研究の場合、匿名化してあれば、その関係者から同意を得なくてもよい。
5 第三者が利用者の情報の提供を求めてきた場合、援助に必要であれば、原則として、本人の同意なしに提供することができる。

【問題2】ソロモン(Solomon,B.)のエンパワメントアプローチによる実践に関する次の記述のうち、最も適切なものを一つ選びなさい。
1 クライエントが活用できる知識や技術をワーカーが保持していることを、クライエント自身が認識できるように支援する。
2 ワーカーが問題解決の主導者であることを、クライエントが認識できるように支援する。
3 ワーカーとの援助関係は治療的関係であることを、クライエントが認識できるように支援する。
4 ワーカーはクライエントにとっての保護者であることを、クライエントが認識できるように支援する。
5 社会制度のもつ影響力をワーカーが解除させる働きをしていることを、クライエントが認識できるように支援する。

【問題3】グループワークの展開過程に関する次の記述のうち、適切なものを一つ選びなさい。
1 準備期とは、実際にメンバーが顔を合わせ、グループとして活動を始める段階のことである。
2 開始期とは、メンバーと予備的な接触を行い、そこで計画を立案する段階のことである。
3 作業期とは、メンバーがワーカーの指示に従って目標達成に向けて課題に取り組んでいく段階のことである。
4 治療期とは、ワーカーがメンバー個々の問題解決を図る段階のことである。
5 終結期とは、メンバーと目標達成の程度や活動の評価を行い、全体的なまとめをする段階のことである。

【問題4】セルフヘルプグループに関する次の記述のうち、適切でないものを一つ選びなさい。
1 セルフヘルプグループは、患者会、家族会、自助グループと呼ばれる当事者組織である。
2 ヘルパー・セラピー原則とは、援助する人が最も援助を受けるという意味である。
3 ピア・カウンセリングは、当事者のことを最もよく理解している仲間による相談をいう。
4 セルフヘルプグループにおいて、最も重視されるのは、メンバー間の序列である。
5 セルフ・アドボカシーは、当事者が主体となって権利を擁護することをいう。

【問題5】相談面接に関する次の記述のうち、最も適切なものを一つ選びなさい。
1 面接室における面接では、ワーカーが行う情報収集に役立つ範囲で時間や空間を設定することが求められる。
2 訪問による面接では、訪問先の利用者の生活の場から問題解決の手掛かりを得ることができる。
3 電話による面接では、相手の匿名性を利用して積極的に助言することが求められる。
4 インテーク面接では、利用者が抱える問題の原因を明らかにするための情報収集に専念する。
5 生活場面面接では、利用者の問題となった生活場面を再現することから始める。


解答は、坂之上介護福祉研究会 P3408 を参照ください。 
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