介護福祉は現場から 2007.02.22-2011.01.25

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第2035号 看護師と社会福祉士のちがい【高3からの質問】

2008-12-27 17:24:37 | ネットの世界
トップページのほうへ高校3年生から
進路に関しておたずねがありました。

「看護師と社会福祉士の違いとは?」です。
ご質問ありがとうございました。
高校3年というほかは、何もわかりませんので、ごく一般論でお答えします。

【仕事の内容】
看護師は、病気になった時に患者さんを助けます。
社会福祉士は、社会生活で困った時に相談にのります。

【社会とのかかわり】
看護師の方が古い仕事です。
社会福祉士(外国では、ソーシャルワーカーといわれます)は、比較的新しい仕事です。
*いずれも国家資格なので、国家試験があります。

【代表的な職場】
看護師は、病院や診療所が多いですね。
社会福祉士は、老人ホーム、児童相談所、障がいのある方のデイケア
  など、看護師の場合より範囲が広いです。

【独立営業】
看護師の場合は、「訪問看護ステーション」という職場があります。(個人開業はないです)
社会福祉士の場合は、まだ数は少ないですが、個人営業があります。

【共通点】
高齢者のケアを企画する仕事としてケアマネジャー(介護支援専門員)がありますが、このケアマネジャーの資格は、看護師からでも社会福祉士からでも受験できます。

【一つの方法】
看護師と社会福祉士の両方の世界に関係する仕事としては、ケアマネジャーの他に「介護福祉士」もあります。
*介護福祉士と社会福祉士とを同時に学ぶこともできます。
*看護師になってから社会福祉士の資格をとる人(通信教育など)もいます。

【詳しくは・・】
私は、これまで、大学や大学院で、看護師の教育、社会福祉士の教育に携わってきましたが、自分自身の大学での専門は法律学です。

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お読みになると、社会福祉士についてのイメージをもっとしっかりお持ちになるでしょう。



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