knock knock

押し出されてイギリス生活開始。外人の旦那と娘と戦いながら、、、独り言発していhます。。。BGMは!CNBLUE。

2016 香港経由-10

2016-08-22 20:59:53 | 旅行
しまなみ海道を自転車で挑戦する!という計画を立て始め考えたのが、、、、
尾道に最後到着するのなら、、、娘を、、、、やはり、、、、

広島に連れて行きたい、、、、

ということ、、、、



そこで探し始めたのが泊る場所。
尾道、、、広島、、、福山、、、、三原、、、、 

考えている予算で泊れる場所が全然見つからない。

なんでも高体連があるとのことで、どこもかしこも団体客で部屋が確保されてしまっているらしい。。。

えーーー
でもわたしたちは尾道にいるんだよ、、、、あと一息で広島なのに、自転車旅行を終えたその足で実家、岐阜を目指せというのか???
それはいくらなんでもきつすぎるだろうが、、、、広島はどうする? 


そこで見始めたのが Airbnb なるシステム。
今はやりの、自分の家を/空いている部屋を 旅行者に格安で貸しますよ! システムである。

そして、、、神様ーーーーーー
松永という所に一カ所、、、、泊れる場所があるではないか!!!
松永は尾道からローカル線で10分ほど。
三人で一泊、素泊まりで7000円弱! 
もう、これはここでお願いするしかない!!!!!!!!!!!


自転車旅行のために手荷物は最小限に。
広島行きの新しい洋服などは松永の宿泊場所に東京から宅配便で送り、受け取ってもらうようにお願いをした。
気さくな宿主さんとのメールのやり取り。
尾道の花火の混雑を考えると、花火は最後まで見る事なく松永を目指した方が無難だとアドバイスももらい、多少、人の家に泊るということで不安もあったのだが、、、、

自転車旅行で体力ぼろぼろのため、ちょいと花火後、松永行きの電車を待つ混雑したプラットフォームでは、早めに戻ることをアドバイスしてもらったことへの感謝しかなく。
アーーー早く、松永に到着してほしいーーーーーーの一心。
体はねちょねちょ、、、、足は何も感じていない、、、、

松永到着、、、、 タクシーを拾い、、、、行き先を告げる。
10分ほどだと言われたものの、、、タクシーはどんどん山の中、、、、道があるのかどうだかわからない道をくねくね。。。。かなり不安な気持、、、、、、、
ここだと降ろされると、、、、、
暗闇から宿主が英語で、、、、


” ウエルカム! ”


ほっとするも、、、、、、

え?
ここ、、、、、一体???????


周辺はとにかく真っ暗。
何もないし、何も見えない。
私たちは今夜、どこに泊めてもらえるのか、、、、、、、

案内された場所は、、、、、


” エアコンが壊れていて、扇風機で我慢してねー ”

二段ベッドが二つ、ソファー、テーブル、三面鏡、、、、そして扇風機が一つ。。。。
薄暗く、、、、綺麗とは言えず、、、、、入り口の網戸は穴だらけ、、、


” トイレは、こちら。こちらは和式。 洋式はあちら、、、、 ”

それは野外コンサートなどに使われる簡易トイレ、、、、和式タイプ、、、、、


懐中電灯で道を照らしながら、どんどん連れて行かれる私、、、、
洋式トイレはあちら、、、と言われても、、、、道はさっぱり。とにかく真っ暗。
洋式トイレは綺麗だと、新しいと言われても、、、、真っ暗なんだもの、、、一人じゃ二度と行けないだろうが、、、

” シャワーはこちら。 こっちには浴槽もあります。 ”


紹介された部屋にはトイレも、シャワーもなく、、、、エアコンもないし、網戸も壊れている、、、、、、、
トイレもシャワーも部屋の外。別の場所。



自転車旅行の後である、、、、
思いっきり熱いシャワーを浴びたかった。。。。。
トイレだってゆっくり住ませたかった、、、、、、



が、、、、
おしっこさえ体の中に戻ってしまうほどの衝撃ーーー
真っ暗な中、(簡易)和式トイレを紹介されても、、、、、

まわりは草むら。まっ暗な草むら。全身に虫を感じ。


” これが一泊7000円以下の宿か、、、”





ドアを開けたとたん、大きな蛾がシャワールームに入って来たと大騒ぎしながら、なんとかシャワーを浴び。
朝まで我慢はできないだろうと、決心して簡易和式トイレを使い、、、、

娘は二段ベッドの下に。
わたしは上に。
メタボはもう一つの二段ベッドの下に。

あーーー
横になったのだが、眠れない。
寝たいけど、眠れない。
虫の攻撃にあいそうで、目が閉じない。。。

何時だっただろうか、、、、カップルの声までしてきた、、、、二人でシャワーを浴びている?
この人たちはどこに泊るのだろうか、、、、
わたしたちの部屋に入ってくるということもありか???

あーーー
疲れているのに眠れない、、、、










不思議なのは、、、、翌朝になり、、、、写真にしてみると、、、、、














緑に囲まれた素敵な場所であった。。。。。。

昨晩、遅くに到着したカップル。
愛媛から来たというカップル、尾道の花火を最後まで見ていたら、電車は人身事故。恐ろしく時間をかけて、この宿に到着したとのこと。
このカップル、、、、この宿屋にどういう感想を持ったのか、、、、感想を交わしたかったのだが、、、、すぐそこで家主が朝ごはんができたと叫んでいる、、


そして、気持はすでに広島、、、、、
私たちにはまだ広島という旅行先が待っているーーーー


朝8時25分の電車を松永から拾い、三原で新幹線に乗り換える。
広島に到着してから朝食。
これまた2対1となったのだが、、、、、和食は譲れず。 

一人でも朝から、ぶっかけうどん!





岐阜はどうして路面電車を廃止してしまったのだろう、、、、、あの決断は最悪の間違いーーーーーー!!!!岐阜ヨーーーーー
捕まえたのはバスではなく路面電車。。。。





原爆ドームの前で笑って記念写真を撮る人の気持は永遠に理解できず。。。。





オバマさんがおった折り鶴。。。。







戦争は人を鬼に変える。
どうして戦争なんて始めたのか、、、、あの時の日本は本当に狂っていた。
原爆が落ちたあの日は、たまたま、多くの子どもたち学生が広島の中心地で作業にあたっていたそうで、、、、、
真珠湾に攻撃を仕掛けた結果が、これ、、、、、、、
誰が国民の命を奪ったのか、、、、
広島の後、まだ、人間は戦争をしている。現時点でしている、、、、、、いったい、、、、何のために、、、、、、、何がそんなにやりたいのか、、、、
重い気持ちのまま、、、、、軽い胃袋の動くままに、、、、、

地元で本場の物を食べたい!
旅行で食事を選ぶのはこれ!!!!!


広島にて広島お好み焼きーーーーーーーーー








目の前で焼いてもらい、、、、広島お好み焼きがよくわかった。

薄く溶いたお好み焼きの液を丸く伸ばし、その上に山盛りのキャベツ。もやし。そして豚バラ。
ひっくり返して。その横で卵を割ってその上に、横で待っているキャベツ山盛りを移動。
あんなに山盛りだったキャベツはしんなりと。ちょうど口にはいるいいぐらいの厚さに。。。。
これだったら、二つ、、、、食べれるのかもしれない、、、、、(キャーーー)




お好み焼きを食べた所で、広島滞在は時間限界に。
次に目指すは名古屋の友人宅。
メタボはそのまま東京へ。



名古屋に着いて、電車を拾い友人が住む最寄り駅を目指す。
そこには懐かしい矢印サイン!
しまなみ海道は青色だったが、、、、名鉄は赤色!
















2016香港経由-9

2016-08-22 18:48:51 | 旅行
街灯がないということはこんなにも真っ暗になってしまうのか、、、、
恐ろしいほどの暗さ。
瀬戸内海からののもやーーーんとしたあたたかな空気。
その上には雲に隠れながら時々顔を出す月の明かりの力。

” 刺激すると光るのよ。”

そういって、石を投げ込んでくれた宿屋の奥さん。
石を投げ入れると、その辺りが、ピカピカと一瞬光る。
どこからどこまでが海なのか、、、そこは全て真っ暗で何もわからないのだが、、、、真っ暗な海の中で一瞬光る海ホタル、、、、空の星が落ちた様。



” 朝日は5時かなあ、、、、 ”


Facebookにアップされる朝日を見るのを楽しみにしていたものの、、、、体が動かず。


起きたのは朝ご飯にちょうどいい時間。




ゆっくりなどしておれず、、、、
自転車旅行二日目の今日は本土、尾道を目指し、この自転車は返却しなければならない。
尾道が花火大会の日だということで、尾道には人が集まり出す夕方前に到着するほうがいいとアドバイスを受け、朝食後、すぐに出発。




ヘルメットの下に帽子、、、、、日焼け対策とはいえ、かなり恐ろしい出で立ち。。。



生口島の有名なビーチ、、、、サンセットビーチ、、、、、



こんなに綺麗な砂浜なのに、、、やっぱり人がいない、、、、、




生口島の有名人、、、、日本画家、平山郁夫。 平山郁夫美術館。



子どもの頃からのデッサンや水彩画なども展示されているのだが、その完成度にびっくり。
構図から色使いから、、、、子どもの頃からなんだか違う世界で絵を描いていた人だった、、、、




生口島の有名なアイスクリームやさん、、、、、ドルチェ、、、、



このお店、何もないところにいきなりぽつりとあるのだが、こちらはお客さんで一杯!
娘が選んだ、伯方の塩アイスクリームは噂通り絶品!!!!!!



暑くても、、、、
足が重くても、、、、
ここでは止められない、、、、、












しなまみ海道は青色の線で表されている。





そして、橋が見えると、、、、それは上り坂、、、、恐怖の登り坂がやってくるという事だ、、、、





美しい橋を何本渡ったのか、、、、しかし、、、、、、、
観光の ” か ” の字は完全に飛んで行き。
三人は一直線となり無言で走り続けた。
時には娘が先頭になり。
時にはメタボが先頭になり。
このわたしが先頭を取ることもあった。


しななみ海道、、、、、、自ら顔をつっこんだ、、、、拷問??? なるほど、、、夏に挑戦する人が少ないはずだ、、、、拷問に近い、、、、、
後1キロがどれぐらいなのかもうわからない。ひたすら、青い線、、、、尾道と書かれた線をたよりに自転車を走らせた。



最後、本土へは自転車ごとボートに乗車! 尾道まで110円。




無事に自転車を返し。




しまなみ海道を制覇したということで記念品をもらえるはずが、、、自転車を返すことで精一杯。 肝心なことを聞くのを忘れてしまっていた。。。。
汗まみれで、砂埃まみれで、ちょっとどこかですわって、、、冷たいものが飲みたいーーーーーーーーーーしか頭に無く。



四国から自転車で出発し、到着したのは本土、尾道!
尾道には沢山のお寺があり、なんでもかんでも古い感じ、、、、、、
アーケードには七夕飾りがそのままふらふーーーら。
その笹の葉はすでに黄土色、、、、、願い事満載の短冊のショッキングピンクだけが目立つ。
黄土色になった七夕飾り、、、、、ちょっと恐ろしい感じなのだが、、、、尾道のこの古いアーケード街にはとてもマッチしている。おかしくない。全然、おかしくない。





アーケードには、100年前のお風呂やを改造してカフェにしたという店や、、、




他にも、本当にお客が来るのか???? と思われる、ふるーーーーーい、昔からそのままになっているようなお店もいくつかあり。
しかしどの店もちゃんと営業中。
この古さが、、、、いい味だしてるーーーーーーーーーーー! ほっとする感じ。 尾道、、、、なんだか、この感じ、、、、いいぞーーーーーー


今夜の尾道、花火大会ということで、、、、海側に美味しそうな屋台がぞろぞろ並ぶ中、、、、、
自転車旅行でふらふらの状態、、、、どうしても、どこか涼しい所にちゃんと座りたかった私たちは、屋台の立ち食べは肉体的に無理という結論に達し(2対1 で負けた、、、、)
( 私的にかなり )残念ではあったのだが、、、、大きなチョコレートパフェを店先にだしているような(いわゆる、どこにでもある)若い子対象のお店に入り早めの夕食をとる。


尾道への早めの到着というアドバイスを守ってよかったあ、、、、、気がつくと、、、、、、
セブンイレブン、、、、支払い列が店の外まで広がっているし、、、、





花火場所取り合戦はかなりシリアス、、、、





こんなところ、自転車では歩けなかった、、、、





尾道の子ども達、、、、特に男子、、、、、骨まで真っ黒なんじゃないかぐらい色が黒い子だらけ、、、、、
中学生ぐらいだと女子もかなり色黒、、、、、娘世代になってどうやって白く変化するのか??? 太陽パワー??? 背の高い人が多い、、、、、
娘世代のグループ、、、、楽しそうに浴衣軍団となり闊歩、闊歩! 










花火の写真を撮るには特別なテクニックが必要なのでしょうか?
あまりにもかわいい花火。。。。イン。。。尾道。。。。失礼!!!








今夜泊めていただく宿主さんからのアドバイス、、、、

” 花火は最終まで見ないほうがいいです。かなり電車が混みます。 ”


いただいたアドバイス通り、、、、花火は適当に切り上げて、、、、ローカル線で松永という駅を目指す。
Airbnb なる民泊システムを通して宿屋を見つけ、人生初めて知らない人の家に泊ることに、、、、、