走れボルト

遊び大好き、いつも陽気で甘えん坊。ゴールデンレトリバー、ボルトの日々を書きます。ウサイン・ボルトから命名しました。

草木染め体験(51)

2018-12-08 19:08:12 | 草木染め
草木染めの教室にやってきました











12月のお題はお初の「インド茜・粗粉」 

材料は京都の材料店から染め友が購入











あらかじめ煮出した染め液は、2~10煎目の染め液を集めたものです

(最初の1煎目は黄色の色素が特に多いため、別の鍋に除いています)

それでも目では見えない黄色の色素が、デジカメで撮ってみるとボールの周囲にはっきり見える 










染め液が濃い場合は色むらを起こしやすいので、

お湯を加えて薄めます











水洗いした布を











染め液に投入して染めの1回目

布を入れるとすぐに、オレンジ色の色素が布に上がってくる 










規定の時間を染めて水洗い

布に入りきらなかった色素が流れていく  あ~ もったいない 










みょうばんでばいせん











水洗い 

とてもきれいなオレンジ色です

日本茜から出る赤が、このオレンジに近い赤なのだそうです 

日本茜は自生している株や挿し木を数年栽培して、成長した根を掘り起こして使うとのこと、量を確保するのは気が遠くなりそう 

売っているものではないのですね 










染めの2回目は、染め液に11~13煎目の液を足し温度を上げて

気軽には染められないインド茜は、色素を残すことなく使い切る工夫が必要なのね 

ボールの中の色素の量と、一度に布が吸収できる色素の量を見極め、使う段階を考慮しなければ 

それにボールの中にはお高いシルクが入っているのでより慎重に、集中です 


染液に入れた時のオレンジ色が









時間の経過と共に赤に変わってきた!












みょうばんでばいせんの2回目










水洗い

色素が布に定着し、流れなくなってきた 











染めの3回目

染め液は底が透けて、インド茜の色素がおおかた布に移ったことがわかる









水洗いで終了










みんなの作品を陰干

ピンクがかった細い布は先生のご配慮で、1煎目だけを使い綿の分量が多い布を染めピンクをねらったもの  成功 

同じ染め液を使っても、綿は絹よりピンクがちに発色するんだよね









インド茜は1人が100gを使用

染めることができる布の重さは、インド茜の重さの50%~100% 

多ければ当然赤が薄くなるので、回数を重ねる必要があります

今回は冒険を慎しみ、ボールの中はシルク2枚で53gとしたので、色素は余裕でした 

染め液にはまだ色素が残っています

残った色素で新しい布を赤く染め、上からクサギの青をかけると紫が出るかも  って聞いたら  

きっと染め友の誰かがチャレンジすると思います 

楽しかった~  









さて、ボルトは気持ちよさそうにお昼寝中 

3食、おやつ、昼寝、お散歩付きがうらやましい 










起きたらリンゴのおやつを食べよう 

今年いちばんの美味しいリンゴだね 











今年も椿の季節がはじまりました

絞初嵐は毎年、初冬に咲きはじめる椿










でも有楽や










乙女椿は去年より早く咲きはじめました














地植えにした椿は、今年はまだ花を付けていない木もありますが

来年はたくさん花をつけるといいなぁ