自分の日記を見返していて、ふとChez利太郎の記事を見つけ、
食材的にここならばぁばさん連れて食べに行ってもええかな~とか思ってて。
それを昨日のみそぎランチでりょう氏に話したところ、その日のうちに打診が。
「話をしてたらだいぶ久しぶりなので行ってみたくなった」とのことで。

自分は合流地点から若干通り過ぎるものの近いので、かっぱたこ焼きで待ち合わせ。
りょう氏のS6、下回りにネオン管仕込んだみたいに写ってるのなんでだ(笑

そこから10分しないうちに到着。
駐車場は空いてますが後から来る方のためにこうしまして。

久しぶりにお邪魔しました。表には薪がたくさん積んであって趣があります。
開店して間もないので中は余裕があります。
撮影の時間軸ズレますがお店の中はこのような。


2枚目右手奥に見えるのが最近(といってもいつだったかな)設置された薪ストーブです。
それで表に薪が沢山積んであったのですね。
気になる本日のお品書きは
●宇和海産イトヨリの米粉ムニエル 特製タルタルソース
●国産牛すじ肉のグーラッシュ(ハンガリー風ビーフシチュー) のどちらか。
ワタクシは肉を、りょう氏は魚をチョイス。

出てきたビーフシチューはなみなみに注がれていて、常連のりょう氏もびっくり。
「注ぎすぎちゃいました」っておっしゃってましたが(笑 ありがたやありがたや。

りょう氏はイトヨリ。来店客のインスタなどでアップされてて見覚えがある。
こちらもざく切りタマゴのタルタルが美味しそう。
食べ終わってデザートが来る前に、りょう氏が席替えをオファーしますと快諾していただき
カウンター席へ移動します。オーナーさんとお喋りがしやすくなるのです。

シャインマスカットのケーキをいただきながら談笑。

以前「ハルさんの休日」でも取り上げられたそうで、マグカップが置いてありました。
で、今回はちょっと気になっていることがあって。
実はこちら、一日一組でお泊りができるようになっております。

( ↑ 画像3枚目の2階部分)
「どうぞご覧になって下さい」とのことで、遠慮なくお邪魔します。
トイレの角を曲がると二階に続く階段が。トントントンと上がって

すぐ小部屋、というか仕切られた空間。
ゆくゆくは身体の不自由な方用にベッドを置こうか思案中とのことです。

襖を隔ててこちらがメイン。畳の部屋で落ち着く。

駐車スペースを見下ろす形で横長のテーブルが置いてあります。奥に小型の冷蔵庫。
昔ながらの窓で風が吹くとガラスのビビリ音が凄かったそうですが、建具屋さんのアドバイスで
ガラスの4辺の内2辺にコーキング剤を充填したところピタッと収まったそう。

障子の目の細かいデザインも

移ろう四季を表現した欄間も繊細で凝っています。
宿泊客でもないのに上がらせていただきありがとうございました。
階下へ降りていくとりょう氏が「あ、これこれ」というので見てみると

裏・・・・ですと・・・・・
オーナーさん「皆さん裏というと壁を隔てて向こう側へ行かれるんですけど(苦笑)」
確かに。「上(頭上)の裏側です」

頭上の・・・裏側

ここだけ壁土が剥き出しでデコボコしている。
これは敢えて家の一部を未完成とすることで、まだ頂点(完成)ではないことを意味するそうな。
完成すれば後は朽ちゆくのみ、だからこうして未完とすれば家運は衰退しない、そういうことなのか。
帰って自宅の床の間確認しましたらきれーに壁が塗られて蛍光灯が設置されてました(苦笑
昔ながらの家だからこそそういう迷信が残されているのでしょう。

床の間のある部屋から最初自分たちが食事してたところを臨むとこんな感じ。
障子の向こう側の丸窓が満月を彷彿とさせる何とも趣深げ。
そうこうしていると一人の常連さんが来店。「あの車はあなたらのものですかいな」
いかにも・・・・みたいなお話から始まって、色々聞いてるとどうも・・・
りょう氏が以前「かりぐらし」でお話したことがある御仁のようです。
長年に渡ってCR-Xにお乗りでお会いした当時もその話をしたと。
ご本人は「はて・・・」みたいな感じでしたが(笑

かなりディープな話になりそうなので、ホットコーヒーを追加で注文しまして

お客さんもひいたのでオーナーさんお二人含め5人で首脳会談みたいな雰囲気に。
話もそれはそれは・・・自分達からしたら現実味のないもので。
だいたい初対面の人の職業やら過去の話なんかそうそう掘り下げないでしょ。
ええそれはそれは、ディープディーパーディーペスト(笑
気付けば時間は16時くらいに。長々とお邪魔しました。ありがとうございます。