シネマコミュニケーター高橋裕之のシネマ感blog

シネマコミュニケーター称号授与から18周年
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熊本発映画 「骨なし灯籠」 全国公開に向けて神戸7月5日(金)公開

2024-07-03 22:48:34 | 2024年関西公開作
Ⓒ熊本やまが映画プロジェクト
 
熊本発映画
「骨なし灯籠」
 
全国公開に向けて
まずは神戸7月5日(金)公開
(7月18日まで)
 
<あらすじ>
亡き妻の骨壺を抱え、
死に場所を探し、彷徨う男がいた。
古き時代の佇まいを残す、
熊本豊前街道の温泉町「山鹿(やまが)」で、
男は祭りのポスターに描かれた「灯籠娘」に、
妻・ゆかりの面影を見る。
元・美術教師の男・市井祐介(49)は、
灯籠師見習い・直樹(30)に誘われるまま働き始めるが、
一年が経ち、妻の三回忌を迎えても、
深い喪失と孤独は拭えない。
町を出ようと決めた、祭りの日。
突然、ゆかりの双子の妹だという、あかりが現れる。
「あなたにお願いがあって」
千人灯籠を踊るために、
スペインからやってきたというあかり。
彼女の目的とは―――。
 
<高橋裕之のシネマ感>
熊本発!オール山鹿 ロケですが
観光映画にはなっていません。
 
良い作品です。
 
山鹿全体が映画セットの様に
リアル情緒がありました。
 
市井祐介中心で話は進むが
直樹との出会いが
少し変化を及ぼす。
 
優しい映画で
音楽がより一層、心に馴染む
土地の人々が良い人ばかり
 
※話は翌年の夏に
直樹の成長物語だったりもする。
 
凄く丁寧な作品だと
前半だけでもそう思った。
 
後半
ゆかりの双子の妹
あかりが突然、現れるが~
ある意味、姉探しの話に・・・
 
終盤で急展開
なるほどなるほど
”その”題材がテーマでした。
 
良い内容の映画でした
 
”大切な”何かを教えてくれます。
 
 
<神戸公開記念舞台挨拶>
(約25分間)※計6回※
≪日時≫
2024年7月6日(土)、7月7日(日)
9:00の回 本編上映後
11:50の回 本編上映後
14:40の回 本編上映後
≪会場≫
OSシネマズミント神戸
≪登壇者≫
水津聡、まひろ玲希、高山陽平、
木庭撫子監督、木庭民夫プロデューサー(予定/敬称略)
※7月6日(土)のみ音楽:志娥慶香 くまモン
 
各地で夏期間に観れたら
GOODなんだけどね。
 
 
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台湾からの ドキュメンタリー映画 『郷愁鉄路~台湾、こころの旅~』東京 新宿武蔵野館 7月5日(金)公開

2024-07-03 19:46:20 | 2024年関西公開作
(C)Pineal Culture Studio
 
 
東京 新宿武蔵野館
7月5日(金)公開
 
台湾からの
ドキュメンタリー映画
『郷愁鉄路~台湾、こころの旅~』
 
 
<概要>
台湾南部の鉄道路線「南廻線」。
パイナップル畑や線路の近くまで迫る海など
大自然の中をSLやディーゼル列車が
のんびりと走り抜ける旅情豊かな路線だったが、
2020年に全線で電化され、その模様は変化を遂げた。
台湾でドキュメンタリー監督として活躍する
シャオ・ジュイジェン監督が4年の歳月をかけ、
失われていく沿線の原風景と鉄路をカメラにおさめ
鉄道員やその家族、「南廻線」を
愛する人々の想いを記録として残した。
 
 
<高橋裕之のシネマ感>
冒頭から映像の美しさに
引き込まれて発車オーライ!
 
(C)Pineal Culture Studio
 
列車の響きも心地よい。
 
鉄道マニアにはタマラナイ題材
でも取り巻く人々の
想い出や物語も描かれている。
 
運転手業務の
裏側的な内容も垣間見る事が出来る。
 
(C)Pineal Culture Studio
 
 
その他、鉄道に携わる人々の
業務も興味深い。
 
台湾鉄道員(ポッポや)物語
鉄道に接する一族も凄い。
 
単線であるからのデメリットも多い。
 
建設時の苦労話や
貴重なフイルムも挿入されている。
 
線路沿いの人々にも
鉄道との歴史がある。
 
「南廻線」は
1992年に開通
日本とは違うが
日本のローカル線も
まだ素晴らしい情緒が
残っていると思う。
 
「失われたものは永遠に美しく
戻らない」
 
どんな仕事も情熱が大事
 
鉄道事故の事も語られる
 
電化で便利にもなりますが
それまでの車両とのお別れは
想い出になるので寂しいものですね。
 
全体的に音が良い
 
立体感を味わいたいなら
劇場の中央での鑑賞が最適
 
台湾に旅行した気分になる
ドキュメンタリー映画でした。
 
関西や、その他の地区は
列車到着まで
暫くお待ち下さい!
 
 
 
 
 
 
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