雅子皇太子妃・徳仁皇太子・愛子内親王の現状は”第二の女系天皇問題”安倍元総理暗殺は第3の敗戦、愛子天皇は終末の敗戦だ

※当ブログでは明治典範にも違反する生前の譲位に抗議し、ブログタイトルは違法即位後も同タイトルとします。

#拉致被害者全員奪還 救う会全国協議会ニュース(2017.02.28)家族会・救う会の新運動方針-東京連続...

2017年02月28日 19時25分45秒 | 北朝鮮による日本人拉致というテロリズム
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★☆救う会全国協議会ニュース★☆(2017.02.28)家族会・救う会の新運動方針-東京連続集会報告2

■家族会・救う会の新運動方針-東京連続集会報告2

◆核・ミサイル等最重要課題の中でも拉致が最優先、人道問題でも拉致が最優先

西岡 もう一つ「最優先」には意味があります。ごく一部の人ですが、ある政治
家や運動家の中で、「ストックホルム合意に戻れ」という声があります。ストッ
クホルム合意では、拉致問題とその他の人道問題を同格に扱っています。ところ
が家族会・救う会は「拉致最優先」と言っている。安倍総理も家族会に会った時
には「拉致最優先」と言っている。これは差別ではないか、と言う人たちがいま
す。

 ある国会議員は、今日本が制裁をかけて、公務員が北朝鮮に渡航することを止
めているにも関わらず、2年前の10月に平壌に行った人です。制裁破りをして
北朝鮮に行き、横田さんたちがモンゴルでお孫さんに会った時の写真を北朝鮮か
らもらってきた人です。そういう人がそういうことを言っています。

 ストックホルム合意が結ばれた時、同床異夢だったのです。日本は拉致を解決
するために、北朝鮮が拉致を含む再調査をするというのならやらせてみよう、と。
再調査というのは北朝鮮が、生きている人を返すための手続きとしてなら意味が
ある、と。なぜなら金正日が一度、「死んでいる」と言ったことについて、金正
日が間違っていたとは言えないから、「当時の調査は実務者が間違っていた。金
正日は正しかった」というためだけだったら、再調査には意味がある。

 これは安倍さんが前から言っていたことです。拉致解決に役立つならそれもやっ
ていということですが、向こうはまず人道問題で日本の世論をゆるめること、お
孫さんと会わせたのもそういうことです。当初は平壌まで呼んで、横田さんたち
にめぐみさんの死亡を納得させようとしていたんですが、それはあきらめてただ
お孫さんに会わせるという人道的なふりをしました。

 めぐみさんの元夫が、つまりウンギョンさんの父が付いてこなかったことが一
番ポイントです。父が付いてくれば、「死亡」について「あの骨は本物だ」と説
明することになるんですが、それはしなかった。ただ人道的にお孫さんと第三国
で会わせた。我々は北朝鮮の人道的なふりにだまされるなとの声明を出した記憶
があります。

 そういうことをした後、「日本人妻や残留日本人を探してみたら出てきた」と
言う。国民にはすべて番号があって登録されていますので探す必要はないんです。
私は平壌市の200万人のリストを持っていますが、民族という欄があり、ソー
トをかけると日本人が出てきます。そんな調査は必要ないんですが、「善意をもっ
て調査したらこういう人が出てきました」と言う。

 実際、ストックホルム合意の前後、国家保衛部が全国の日本人妻のところに行っ
て、日本に帰りたいかどうかの調査をしています。みんな「帰りたくない」と言
います。「この世の天国である北朝鮮がいい」と。しかし、二度三度来て、「本
当に帰ってもいいんだぞ」と言うので、ある人が日本の親戚のところに電話して
きた。「帰ったら面倒を見てくれるか」と。

 私はその電話をつなぐのをしましたので知っています。本気で日本人妻などを
返そうとした。一時帰国ではなく、帰国まで考えて、見返りなしで人道的なふり
をした。そして最終的に、「めぐみさんたちは死んだ」という調査報告書を出す
準備をしていました。

 ストックホルム合意は、北朝鮮が再調査をして、めぐみさんたちが生きている
ということに使えるのであれば意味がある。それだけしか意味がないんです。拉
致問題と他の人道問題を同じに扱うことを日本政府が認めたものではないんです。

 この運動方針にも書きましたが、北朝鮮人権法という法律があります。その中
に「国の責務」というのがあって、「国は、北朝鮮当局による国家的犯罪行為で
ある日本国民の拉致の問題を解決するため、最大限の努力をするものとする」と
書いてあります。法律に「国家的犯罪」と書いてあるんです。「北朝鮮」とも書
いています。「最大限の努力をする」と書いています。他の人権問題については、
「啓蒙することとする」としか書いてないんです。

 日本は法治国家で、政府はこの法律に基づいて国の責務を果たしているわけで、
この「国の責務」に役立つと思ったのであれば、局長クラスが、お互いにサイン
もしていない、日本語と朝鮮語でそれぞれが発表した合意なるものも役立ててい
いということですが、「そうではない、差別だ、先に日本人妻問題をやれ」とい
う人たちがいます。

 そういう人たちが日本にいる間は、統一戦線部は金正恩に、「まだ大丈夫です。
被害者を返さなくても日本の制裁を緩めることはできます。朝鮮総連を守ること
ができます。日本から金や物をとることができます」という報告を上げられるん
です。

 拉致は「国家犯罪」なんです。法律にも書いてある。他の人道問題とは次元が
違うんです。主権侵害であり、国家犯罪ですから、最優先で取り組むのは当たり
前です。

 「最優先」には二つの意味があります。核・ミサイル問題との間でも、拉致・
核・ミサイルは全部最重要課題だが、先に拉致をやる。人質の安全がかかってい
るからです。また他の人道問題との間でも国家犯罪である拉致被害者を先に取り
戻す。

◆制裁を緩めるカードは拉致でしか使えない

 そして、「制裁を緩めるカードを使え」と我々は言っていますが、制裁を緩め
るカードは拉致でしか使えないんです。今日本は、国連安保理事会が核でかけた
制裁は守っています。それよりもっと厳しい独自制裁をしています。そして理由
に拉致が入っている。しかし、日本人妻の問題や日本人の遺骨の問題は、北朝鮮
の非人道的行為は制裁の理由には入っていません。制裁の理由に入っていないも
のは、そのことは前進させるべきだと思いますし、北朝鮮の非人道的態度は許し
がたいと思っていますが、それが動いても制裁の理由ではないので解除できない。
二つの最優先があります。

 特に前者の核・ミサイル問題との間の最優先は、過去2回アメリカが核・ミサ
イル問題で軍事的圧力を使った時、北朝鮮は実際動いたんです。今回も圧力がか
かる。その時こそ北朝鮮が動く時なんです。

 1回目は拉致は一切議題にならなかったからゼロ回答だった。2回目はアメリ
カの圧力で5人を取り戻した。3回目はまず、アメリカと話し合って、早期解決
という合意をとって、北朝鮮に臨む。核も重要だと言って、日本も一緒にやる。

 田中さんのようにアメリカをだまして、アメリカから核開発をやっているとい
う情報があるのに無視して、北朝鮮と文章を作るようなことは安倍さんはしてい
ません。今回まずトランプと話ができている。

◆全被害者の帰国を決断するなら見返りも

 2番目のスローガンは、「全被害者を取り戻すための実質的協議」です。この
「実質的協議」は昨年から繰り返し使ってきているものですが、その意味は、
「全被害者を返すという決断を彼らがするなら、こちらは見返りを出すことがで
きる」ということです。

 その見返りというのは、身代金を払うということではありません。日本は拉致
を理由に制裁をかけています。拉致問題が解決すれば、理由がなくなるわけです
から、拉致を理由にした制裁は降ろすことができるんです。

 しかし、その条件は絶対に、全被害者の帰国でなければならない。何人かでは
だめです。3年前ストックホルム合意ができた時、テレビに出た解説者の人たち
が、「小泉総理は5人を取り戻した。5人以上でないと安倍さんは政治的に苦し
い」と言っていました。机をひっくり返してやろうかと思いましたが、全員でな
ければだめに決まっているじゃないですか。また取り残す人を作ろうと言うんで
すから。

 蓮池(薫)さんが言っています。「北朝鮮に捕われの身の被害者は、精神の安
定を保つことが大変困難なんだ」と。「前回帰れなかった人たちは、今回北朝鮮
がもう1回調査をすると言ったことを知っている。今回も帰れなかったら、めぐ
みさんや八重子さんたちの精神の安定が心配だ」と。全員ということは絶対今回
譲れない。

 彼らがほしいもの、制裁を緩めるとか、人道支援を再開するとかを使うために
は、全員帰ってくることが前提でなければならない。但し、日本政府は拉致問題
解決の定義を3つあげています。まず、認定の有無にかかわらず全被害者の安全
確保と帰国、2番目が拉致に関わる真相究明、3番目が実行犯の引き渡しです。

 私は、2と3は後でもいいと思います。1が最優先です。1が実現するならそ
の条件について話し合いをしていいと思います。アメリカの圧力をかわすために
日本を自分たちの側に引き寄せたいのなら、拉致被害者を全員返すという決断を
しなさい。それをすれば、拉致が理由でかけている制裁を降ろすことができる。

 その制裁の1つは人道支援を止める、です。これは拉致が理由ですから、人道
支援を再開することができるようになります。そのことをアメリカや他の北朝鮮
に圧力をかけている国に、「核・ミサイル問題が動かないのに日本は抜け駆けす
るのか」と言われないように、きちんと説明をしなければならない。

 日本の制裁には2種類ある。国際制裁は守る。最近分かったことですが、中国
などは石炭の輸入を止めるといいましたが、すでに12月に国連が決めた2倍の
量を輸出していました。でも黙っていた。金正男が殺されたから、「これは我慢
の限界を越えた」と言って、2倍の輸出をしていたのに止めた。

 日本はそんなことをしない。ちゃんと国連制裁を守りながら、それよりも強い
部分で拉致の交渉をする。そういう実質的協議をしてほしいと思います。それが
できるところまで来ました。運動方針には、「わが国政府は在日朝鮮人の再入国
不許可の拡大を除き厳しい制裁を実施し」と書いています。まだできることとし
て、在日朝鮮人の北朝鮮を渡航先とする再入国不許可を私たちは要求しています
が、それは実現していません。

 朝鮮総連で200人くらいいると言われている中央委員まで、再入国不許可を
拡大することは、自民党が作った案にも入っています。今安倍政権がやっている
制裁で、自民党の案よりもゆるいのはこの部分だけです。だからこう書いたので
す。しかし、それ以外の貿易等は全部止めています。船も全部止めています。そ
ういうことは世界よりも厳しい制裁をしている。

 そして制裁は2回使える。かける時1回と、降ろす時1回です。あるいは降ろ
しても、向こうが変なことをしたらもう1回かけることもできる。米支援なら取
られて終わりです。返してくれとは言えない。そういう道筋を我々は示した。そ
れが新たな段階に入った拉致救出運動だと。

 アメリカがトランプ政権になって強い軍事的圧力をかけている。北朝鮮はこれ
に対して挑発を繰り返している。この圧力を活用して、実質的協議をして、日本
がかけた制裁の中で、拉致を理由にかけた部分を見返り条件として話をしてほし
い。これしかないと思っています。

 でもこれができるところまで来ました。拉致を理由にした制裁があり、アメリ
カの圧力もかかった。中国さえも形式的ではなく、石炭輸入を止めるという金正
恩政権のアキレス腱を突き始めました。

(3につづく)



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■救う会全国協議会ニュース

発行:北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会(救う会)
TEL 03-3946-5780 FAX 03-3946-5784 http://www.sukuukai.jp
担当:平田隆太郎(事務局長 info@sukuukai.jp)
〒112-0013 東京都文京区音羽1-17-11-905
カンパ振込先:郵便振替口座 00100-4-14701 救う会
みずほ銀行池袋支店(普)5620780 救う会事務局長平田隆太郎
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#拡散希望 救う会全国協議会ニュース(2017.02.27)家族会・救う会の新運動方針-東京連続集会報告1

2017年02月27日 19時46分03秒 | 北朝鮮による日本人拉致というテロリズム
横田めぐみさん、拉致されてから今年11月で40年。
日本人が見捨ててきたことこそ反省すべき大罪。

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★☆救う会全国協議会ニュース★☆(2017.02.27)家族会・救う会の新運動方針-東京連続集会報告1

■家族会・救う会の新運動方針-東京連続集会報告1

 2月19日に開催された家族会・救う会合同会議に、全国の家族会メンバーと
救う会の役員・全国幹事が参加して、新運動方針を決定しました。全文は2月1
9日の救う会ホームページに掲載しています。新運動方針はその後、安倍総理、
加藤勝信・拉致問題担当大臣等政府や拉致議連、自民党拉致対、民進党拉致対に
報告しました。今回は、その新運動方針について西岡会長が報告、説明しました。

西岡力(救う会会長)

 たくさん集まっていただきありがとうございます。2月19日に家族会・救う
会の合同会議を行い、お手元にある今後の運動方針を決めました。

 スローガンとしては、「政府は拉致問題を最優先とし今年中にすべての被害者
を救出せよ!」、「全被害者救出のための実質的協議を行え!」です。2ページ
に、要求が書いてあります。「家族会・救う会は政府に対し、今年中に拉致被害
者を救出することを強く求める。家族会は安倍晋三総理との面会を求める」と2
つあります。

 この運動方針をまず拉致担当大臣に渡して、総理との面会をアレンジしてくだ
さいと言うつもりだったのですが、連絡があり、「総理が面会する」ということ
で、昨日会いました。また、自民党の拉致対策本部は火曜日に会議を行い、この
話も含めて自民党として救出をどうするのかという議論をしました。明日金曜日
には民進党の拉致対策本部が開かれて、我々からこの運動方針の聞き取りをして
くださることになっています。

 そういう中で、東京連続集会に集まっておられるコアの支援者の方々にもお伝
えしたいということで今日の集会となりました。なかなか日程がとれなくて、横
田さんご夫妻は多忙とお疲れで合同会議にも出てこられないという状況で、飯塚
さんが日曜日以降の会議にずっと出てくださっていたんですが、うまく連絡がい
かなかったとのお疲れなのかということが起きてしまいました。それでも皆さん
に聞いていただきたくてこういう会をもちました。

 また3月には家族会結成20周年ということで、この東京連続集会ではなく、
特別集会を持ちたいと思って準備をしています。

◆運動方針「今年中に」の二つの意味

 運動方針に「今年中に」と入れたのは初めてです。二つの意味があります。
「もう我慢の限界だ」という意味が一つです。しかし、我慢の限界ということだ
けを出すと、北朝鮮に、「じゃあ、今年は何もしなければいいんだな。来年はも
う運動が弱くなるんだな」と思われてしまうかもしれない。期限を切るというの
は両刃の刃みたいなところがあります。

 しかし、客観的にいって今、家族会の親の世代の人たちの状況を見ると、本当
に今年が限界であり、また40年も抑留されているめぐみさんたちの状況がどう
なのか。死亡という確実な情報はありませんが、健康状態がどうで、精神的にど
ういう状況なのか心配でならないということで、「今年中」という言葉を使いま
したが、もう一つの意味で、今年中に解決できる可能性はあると思っています。
やりようだと思っています。

 だからこそ政府に、「きちんとやってほしい」ということを申し入れたわけで
す。我々はただ政府に白紙委任をしているのではなく、道筋も一定程度示したつ
もりです。

◆「最重要」ではだめで「最優先」でなければならない

 まず、「拉致問題を最優先にしろ」と書きました。道筋の一つは最優先という
ことです。色々調べてみましたが、安倍総理が国会で、所信表明演説等で使って
いるのは「最重要課題」です。「最優先」という言葉はあまり出てきません。
「最重要課題」というのは重要だということですが、核・ミサイル問題も最重要
課題です。日米同盟強化も最重要課題です。私もその通りだと思います。核・ミ
サイル問題が日本の安全保障にとって最重要課題であることは間違いありません。

 しかし、それでは道筋が見えないのです。去年の9月に我々は、「拉致救出運
動は新たな段階に入った」と言いました。それは北朝鮮が去年20発以上のミサ
イル発射をし、今年になってまた発射しました。また核実験を2回やりました。
1回目が9月でした。世界中が北朝鮮を非難している。今回また北朝鮮の暗殺テ
ロがあったために、中国もついに強い圧力を行使するに至った。

 しかし、それをそのまま見ていると、北朝鮮に対する中心課題が核・ミサイル
問題、あるいは今回のことを含めてテロ問題になってしまった。拉致問題の旗が
飛ばされてしまうかもしれない。

 日本政府ももちろん、アメリカと韓国と協力しながら、中国にも圧力をかけな
がら、北朝鮮の核を止めさせる努力をしています。安全保障にとって当たり前の
ことだと思いますが、そういう時に被害者をどう助け出すのかということを考え
てもらわないと、今年中なんてことは絶対できないと思っています。

 だから「最重要」ではだめで「最優先」でなければならない。「最優先」とい
うのは先にやるということです。我々は、核・ミサイル問題と拉致問題を切り離
して、拉致問題を先行して解決してほしいということを、9月以降強く言ってい
ます。だからここに「最優先」という言葉が入っているのです。

 今の状況は9月以降変わっていません。今回のミサイル発射やテロで、北朝鮮
に対する圧力はより一層強まっています。しかし、我々が何もしなければ、その
圧力は別の課題を解決することに使われてしまいます。核問題、テロ問題です。

 しかし、我々が最優先で拉致被害者救出に取り組めば、その圧力を活用するこ
ともできる。北朝鮮が5人の被害者を返した時、色んな要素がありましたが、一
つの要素はブッシュ政権による強い軍事的圧力です。ブッシュ政権は前年の20
01年に、同時多発テロを受けて、「テロとの戦争」を宣言したわけです。

 普通テロというのは警察マターです。犯罪です。軍隊は出ないわけです。しか
しあの同時多発テロは戦争のレベルだということで軍隊を出した。軍隊を出すと
いうことは、裁判にかけないで相手を殺すということです。警察は犯罪であれば、
推定無罪の原則で裁判にかけるんです。しかしそのレベルを超えているとして、
まずアフガニスタンで戦争をした。テロリストの基地を叩き潰したんです。

 それから、「テロリストが大量破壊兵器である核・ミサイルや毒ガスを持つこ
とを戦争しても止めさせる」と言いました。その時北朝鮮は核・ミサイル開発を
続けていた。そしてアメリカは、北朝鮮がアメリカや国際社会をだまして核・ミ
サイル開発を続けていると言う決定的証拠を2001年秋につかんだのです。

 パキスタンから濃縮ウラニウムを作る技術を10年前くらいからもらって、国
際社会には「核開発は凍結している」と言って、アメリカから年間50万トンの
重油をただでもらいながら、核・ミサイル開発を続けていた。

 そのことについて、アメリカの軍がパキスタンに入って、10数回北朝鮮に行っ
て、濃縮ウラニウムを作る技術指導をしたカーン博士から直接聞いて、証拠を握っ
た。ジョン・ボルトンさんという人がいます。ブッシュ政権の前期、国務省の軍
縮担当次官でした。ボルトンさんはカーン博士に直接会ったと言っていました。
そのボルトンさんは一番の対北強硬派です。そういう人が決定的な証拠を持って
いる。

◆2002年と状況が似てきた

 金正日からすると、アメリカをだまして、アメリカから重油をもらいながら核
・ミサイル開発を続けていたら、その決定的証拠を、テロに遭って怒りまくって
「戦争だ」と言っているブッシュがつかんでしまったというのが2002年だっ
たわけです。

 今もう一度トランプ政権が、オバマ政権の戦略的忍耐政策を捨てて、「北朝鮮
がアメリカまで届く核・ミサイル開発をすることを許さない」と言っている。
「すべての方法をテーブルの上に乗せる」と。これは軍事的手段も含めてです。

 アメリカまで届く核を止めさせるために軍事的圧力もかけるという強い政権が
出てきた。2002年と状況が似てきています。この時、一緒になって日本が核
を止めさせることだけをしてしまったら、拉致の旗は飛んでいってしまう。

 しかし、「最優先」ということを貫けば、2002年に起きたことと同じよう
なことが起きる可能性は十分あるということです。

◆今回は3回目のチャンス

 核について過去の3つの例をあげます。第一次核危機は93年、94年に起き
ました。アメリカが人工衛星で北朝鮮の原子炉を見つけて、発電所と言っている
が、発電機もついておらず電線もない。プルトニウムを作っている。その衛星の
映像を内閣調査室の人に見せて、「大変なことが起きている」ということになっ
て、94年には戦争の直前までいきました。

 日本はその時、アメリカから強い圧力を受けて、朝鮮総連が年間1800億円
から2000億円もの巨額な金を北朝鮮に送っていることを、内閣調査室が調べ
て、それを止めるというミッションをやっていました。

 金正日は核開発を優先していたんですが、朝鮮総連の金が止まるということは、
当時の北朝鮮にとって死活的なことだったので、金日成が出てきました。カーター
(元米大統領)と会って、核凍結の交渉が始まりました。もちろんアメリカが軍
事的な圧力をかけたということもその背景にあります。

 その時私たちは大変悔しい思いをしました。93年、94年というのは、梶山
答弁の後です。拉致があるということを国会で政府が認めていたんです。私は1
991年に、「諸君!」という雑誌に、日本人が拉致されているという論文を書
いていました。

 しかし日本は、拉致があるのに、そして北朝鮮が核開発をしているという情報
をアメリカからもらっているのに、日朝国交正常化交渉を始めたんです。金丸と
いう人たちが主導して、外務省と一緒になってやったんです。その時、拉致問題
を議題にあげなかった。

 核問題でアメリカが強い圧力をかけた。日本にも圧力が来て、朝鮮総連のお金
を止めることになった。そしたら北朝鮮が動いて、「核を凍結する」と言った。
そして日本は圧力を下げてしまった。なぜその時、アメリカに対して、「北朝鮮
は核を凍結すると言った。しかし拉致問題については何も言っていない。日本は
朝鮮総連からの金を止める圧力はやる」と言わなかったのか。村山政権の時でし
た。アメリカがかけた強い圧力を使えなかったのです。

 私は大変悔しい思いがしました。なぜか、と思いました。それで経済制裁は効
くと思ったのです。まだ家族会、救う会ができる前です。

 二度目が2002年です。2001年に、先ほど申し上げたように同時多発テ
ロがあり、2002年の秋、アフガニスタンに入るためにパキスタンに入った米
軍がカーン博士等を調べた結果、核開発の技術が北朝鮮に流出していることをつ
かんで、「悪の枢軸」演説をしたりして、北朝鮮に強い圧力をかけた。

 あの時は、外務省の田中均局長が、アメリカに相談なしに日朝秘密交渉をして
いました。ぎりぎりまでアメリカに伝えなかった。アメリカは北朝鮮が核開発を
しているという情報を、小泉訪朝の前に何回か日本に伝えていました。

 アーミテージさん(米国務副長官)が東京に来て伝えたり、小泉総理が9.1
7で平壌に行く前に、9月に同時多発テロ1周年でニューヨークに行ってブッシュ
と会った時にも、ブッシュが伝えています。それなのに平壌宣言では、「北朝鮮
は核・ミサイル開発を凍結しているという約束を守っている」と書きました。同
盟国から来た秘密の情報を信用しないで、金正日の口約束を信じて、サインして
しまったのが平壌宣言です。

 だからアメリカは、平壌宣言の一月後、10月にケリー国務次官補を平壌に送っ
て、証拠を見せて、「あなたたちは濃縮ウランをやっているだろう。アルミニウ
ムを買った領収証があるんだぞ」と突きつけたら、「やってます」と認めたこと
がありました。

 あの時、我々家族会・救う会はアメリカで大変高い評価でした。アメリカに行
くと大統領に会えたり、国会議長に会えたりしました。それはアメリカが核を止
めさせようと思って軍事的圧力をかけているのに、田中均氏は裏切って、テロリ
ストにお金を送ろうとしているからです。「それを日本で止めたのは、家族会と
安倍晋三だ」というふうにアメリカから見えていたから我々が優遇されたんです。

 田中さんは核を無視し、拉致を無視して国交正常化に走ろうとした。しかし、
アメリカから、後ろから弾を撃たれて失敗したと私は見ています。

 そして今回トランプ政権になりましたが、北朝鮮が1年前に20発のミサイル
発射と2回の核実験をした。今年になってまたミサイル発射をした。彼らの目標
はアメリカまで届く大陸間弾道弾で、もう少しでできるところまできた。トラン
プさんは、「絶対そんなことは起こさせない」と言って、政権発足直後に、国防
長官が韓国と日本を訪れました。

◆安倍総理と面会 今年は道が開けるかもしれない

 この「最優先」ということについて、安倍総理がどう考えているのか。先ほど
言ったように、国会の中では「最重要」という言葉が多かったですから。もちろ
んこの運動方針に書いてある通り、去年の9月17日、我々のところに来てくれ
て面会した時は、総理は「最優先」という言葉を使いました。

 あるいは12月、日本が追加制裁を決めた時の拉致担当4大臣会議でも、「最
優先」という言葉を使っていますが、どう考えているのだろうかと思いました。

 まず直前の日米首脳会談で、トランプさんに会った時、日米首脳会談の共同声
明の中に、「拉致問題の早期解決で認識が一致した」という文言が入りました。
「早期」とあります。もちろん「核・ミサイル開発を絶対やめさせる」という文
言も入りました。しかし、拉致問題は別に、「早期解決」としました。日米共同
声明に「早期解決」という言葉が入ったのは初めてです。

 「最優先」ということは早くやれということです。「早期」も早くやれという
ことです。昨日安倍総理に会い、「オバマ政権の時よりもトランプ政権になって
対北圧力が強まるだろうが、拉致問題が日本にとっては重要だ」という話をして
いました。もうちょっと突っ込んだ話があったのですが、オフレコということだっ
たので具体的な表現には触れませんが、私が感じたことは、「同じことを考えて
いる」ということでした。アメリカの強い圧力がある今こそ拉致の旗をしっかり
掲げていれば、2002年と同じように道が開けるかもしれないと総理も考えて
いるなと思いました。

(2につづく)



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#拉致被害者全員奪還 救う会全国協議会ニュース(2017.02.24)拉致被害者救出が最優先─民進党拉致対...

2017年02月24日 20時22分28秒 | 北朝鮮による日本人拉致というテロリズム
最初にブログ管理者からコメントを加えます。
拉致被害者ご家族や、救出運動に関わる方々からは言えないことですから。

民進党の本音は
「拉致だけは表向き譲歩しておこう」
です。
個々には本心から救出を考える議員はいますが。

----- Original Message -----
★☆救う会全国協議会ニュース★☆(2017.02.24)拉致被害者救出が最優先─民
進党拉致対本部総会で強調

 本日2月24日、衆議院第一議員会館会議室で、民進党拉致問題対策本部総会
が開催され、渡辺周本部長が冒頭挨拶で「すべてにおいて拉致被害者の救出が最
優先」と強調した。また出席議員から「ストックホルム合意破棄が党の方針」と
いう発言があったほか、出席の関係省庁担当者との質疑応答も活発に行われた。
家族会から飯塚繁雄代表、救う会から西岡力会長と山岸丈良事務局次長、調査会
から荒木和博代表が出席した。

 飯塚代表は、「今年中の救出」にかける強い思いを述べて議員各位の尽力をお
願いし、西岡会長は家族会・救う会「今後の運動方針」の前半を読み上げ、具体
的運動の中から4月23日国民大集会への参加依頼、さらに具体的運動に「国家
犯罪である拉致問題と他の人道問題を同じに扱うことに強く反対し、拉致被害者
救出の最優先を訴え続ける」「朝鮮総連の活動を厳しく取り締まることができる
新法制定を求める」「米国トランプ政権への拉致問題の深刻さと被害者救出への
協力を求める働きかけを行う」「政府に、安保理事会を通さず独自で国際刑事裁
判所に拉致の責任者を訴追することについて積極的な検討を求める」という項目
を新たに入れたことなどについて説明した。

■拉致被害者救出が最優先─民進党拉致対本部総会で強調

渡辺周本部長の冒頭挨拶概要は以下のとおり。

事件発生から40年という歳月が経ち、いつもならおいでになられる横田さん
ご夫妻がおいでになられません。それだけ高齢化が進んでいるということでござ
います。残された時間がございません。マレーシアでの金正男暗殺の話やらアメ
リカの政権が代わったという話やらいろいろありますけれども、我々としての思
いは、すべてにおいて拉致被害者の救出が最優先、それ以外のストックホルム合
意に書かれているようないくつかの我が国と北朝鮮との間で解決すべき問題です
が、すべてをさしおいて拉致被害者の救出、奪還、何よりも全員返せということ
が最優先の課題でございます。この問題にとって与野党はございません。

かといって最近は、本当に拉致の問題を真剣にしているのかという疑念すら抱
かせるような、どうも政策的優先課題としては後ろになっているんじゃないか、
そんな思いもいたします。そんな場合は、政府与党が言わないことを我々が国会
等の場でしっかりと問いただして拍車をかけさせる。そういう思いで取り組んで
いきますので、どうぞ皆様方のご支援、ご協力をよろしくお願いいたします。


以上



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■安倍首相にメール・葉書を
首相官邸のホームページに「ご意見募集」があります。
下記をクリックして、ご意見を送ってください。
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葉書は、〒100-8968 千代田区永田町2-3-1 内閣総理大臣 安倍晋三殿

■救う会全国協議会ニュース

発行:北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会(救う会)
TEL 03-3946-5780 FAX 03-3946-5784 http://www.sukuukai.jp
担当:平田隆太郎(事務局長 info@sukuukai.jp)
〒112-0013 東京都文京区音羽1-17-11-905
カンパ振込先:郵便振替口座 00100-4-14701 救う会
みずほ銀行池袋支店(普)5620780 救う会事務局長平田隆太郎
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#拡散希望 「のりこえねっと辛淑玉氏らによる東京MXテレビ言論弾圧を許さない沖縄県民記者会見」

2017年02月23日 22時22分47秒 | 国家・教育・秩序・他保守総合/ツイッター投稿一覧
「のりこえねっと辛淑玉氏らによる東京MXテレビ言論弾圧を許さない沖縄県民記者会見」

2月24日(金) 
11:00~12:00
日本記者クラブプレスセンター9F 
大会議室 
(東京都千代田区内幸町2-2-1) https://t.co/YL30EdBiSr

#拡散希望 #天皇陛下なりません 我々は法を曲げ強行即位する徳仁創価天皇を、陛下とは認めません。

2017年02月23日 00時04分13秒 | 違法退位した第125代天皇皇后(=左翼戦後レジューム派)



#拡散希望 @kantei @Naikakukanbo @jinjacho @AbeShinzo
#2月23日 は左翼創価皇太子徳仁殿下の誕生日です。マスゴミは総力あげて次代天皇陛下キャンペーンを仕掛けてくるはずです。譲位反対の声を高らかにあげましょう。
我々は天皇陛下自ら法を曲げた #生前退位 を断じて認めません。 徳仁創価皇太子が即位強行しても天皇とは断じて認めません。 皇室は国民のお手本のはずではなかったのですか?
皇室自ら伝統破壊しては国民に示しがつきません。 併せて、今上天皇の憲法違反のお気持ち表明への抗議の意味からも、#徳仁天皇誕生日制定反対 のハッシュタグ拡散で国民の抗議の意思を示しましょう!
2月23日は平日として休まず皆で働こう。
#天皇陛下なりません
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当サイトは天皇陛下の、憲法違反の生前退位に反対しています。

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#拉致被害者全員奪還 救う会全国協議会ニュース(2017.02.22)安倍総理に面会し、今年中の救出を求め...

2017年02月22日 19時52分57秒 | 北朝鮮による日本人拉致というテロリズム
----- Original Message -----
★☆救う会全国協議会ニュース★☆(2017.02.22)安倍総理に面会し、今年中
の救出を求める「今後の運動方針」を要請

 本日2月22日午後、首相官邸で安倍晋三総理大臣に面会して、家族会・救う
会「今後の運動方針」について要請した。出席したのは家族会の飯塚繁雄家族会
代表、浜本七郎副代表、横田拓也事務局長、横田哲也、飯塚耕一郎の両事務局次
長、横田早紀江さん、有本明弘さんの7名と、救う会の西岡力会長、山岸丈良事
務局次長。政府側は、加藤勝信拉致問題担当大臣、石原副大臣、小田原外務大臣
政務官、豊田大臣政務官、石川事務局長ほかが出席した。

 最初に安倍総理が挨拶、続いて飯塚代表が「今年中の救出」について発言して
「今後の運動方針」を手交、その後出席者が一言ずつ発言し、面会は約30分で終
了した。

安倍総理の冒頭挨拶の概要、飯塚代表ほか出席者の発言概要は以下の通り。

■安倍総理に面会し、今年中の救出を求める「今後の運動方針」を要請

安倍総理大臣

わざわざ官邸にお越しいただきありがとうございます。横田めぐみさん、松本
京子さん、久米裕さんが1977年に拉致されてから40年を迎えました。そういう中
で家族会結成から20年という節目の年となります。これほどの歳月が経ち、これ
まで5人が帰国したとはいえ、多くが北朝鮮に残されたままであり、拉致問題に
取り組んできた者の1人として痛恨の思いです。1日も早い救出を期して全力をあ
げて取り組んでいきたいと思います。
 北朝鮮は今年に入ってからもミサイルを発射し、あるいは核実験を強行してい
ます。国連決議にも明白に違反していますから、国際社会としっかりと連携して
決議を守るように、より一層協力を深めていかなければならないと思います。私
の訪米の際に時を同じくして北朝鮮がミサイルを発射したわけですが、その時の
私の会見にトランプ大統領が立ち会い、日本を100パーセント支持すると述べら
れました。トランプ大統領とは拉致問題解決の重要性について完全に一致したと
ころです。拉致問題の解決に向けて、同盟国である米国を含め世界の国々としっ
かりと連携しながら、北朝鮮に対して、拉致被害者を返せと、声を一つにして迫っ
ていきたいと考えています。
皆様方におかれましても、この40年という月日は相当困難な月日であっただろ
うと思います。我々も皆様方としっかりと連携しながらさらに努力を重ねていき
たいと思います。これから要望書を受け取りますが、それに沿うように頑張りた
いと思います。

飯塚繁雄家族会代表

 本日は大変お忙しい中をお会いいただき大変ありがとうございます。安倍総理
におかれましては以前から拉致問題は最重要課題だとおっしゃっています。私た
ちはそれに期待して今まで頑張ってまいりました。その中でも私たちは、家族会
を結成して活動を始めて20年という月日の重みをひしひしと感じております。先
だって2月19日、家族会・救う会合同会議を開いて、今年をどうしていこうかと
いう方針を決定しました。一番のテーマは「拉致問題を最優先とし今年中にすべ
ての被害者を救出せよ」です。そのためにはまず北朝鮮との実質協議がなければ
だめだろうということも考えられます。それには日本が今かけている制裁を上手
に梃子に使っていただいて、北朝鮮を協議のテーブルに着かせる具体的な措置を
お願いいたします。
 家族会・救う会は今回特に、期限を切って今年中に拉致被害者を救出すること
を重ね重ねお願い申し上げます。この面会をもって更なるご尽力をお願いいたし
ます。

他の出席家族の発言

・これまで全力投球でやってきたが、こんな年齢になってしまって、今日は主人
が来れなかった。「助けてください」と心の中で叫んでいる子供たちを助けたい
一心でやってきた。鷲づかみに連れて行かれて、真っ暗な中で、どんな状況かわ
からない中で、頑張っていると思う。苦しくて苦しくて、いつ自分がやられるか
も知れないとも思っているだろう。実質的な協議をしっかりやって、早く帰国で
きるようによろしくお願いします。

・帰ってきた妹が、北朝鮮で一番大変だったのは精神的なことだったと言ってい
た。トランプ政権になったことに期待したい。中国の石炭輸入、ロシアの石油供
給は問題だ。総連、朝鮮学校問題にも力を入れてほしい。

・期限を切ったということは、我々に時間がないということだ。親世代が現実の
問題に直面している。また北朝鮮がこういう状況の中で、拉致被害者に手をかけ
ることがないともいえない。その意味でも時間がないことを汲み取っていただき、
強い交渉をお願いしたい。

・被害者に危害を加えないように交渉していただきたい。また、有事になったと
き、救出が成功するように準備をお願いしたい。

・我々が求めているのは報告書ではなく人であるということを繰り返し言いたい。
「見返り」については制裁の解除だけでないことも考えて進めていただければと
思う。

・トランプ大統領との連携に期待している。

西岡力(救う会会長)
・今日出席していない地方の家族とも後日、総理と面会できる機会を作ってほし
い。


以上




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#拉致被害者全員奪還 救う会全国協議会ニュース(2017.02.21)自民党拉致・外交合同会議に家族会・救...

2017年02月21日 20時40分07秒 | 北朝鮮による日本人拉致というテロリズム
----- Original Message -----
★☆救う会全国協議会ニュース★☆(2017.02.21)自民党拉致・外交合同会議に
家族会・救う会「新運動方針」を配布

 本日2月21日、自民党本部で拉致問題対策本部・外交部会合同会議が開催さ
れ、山谷えり子本部長、阿達雅志外交部会長、加藤勝信拉致問題担当大臣、薗浦
健太郎外務副大臣、飯塚繁雄家族会代表、西岡力救う会会長、荒木和博調査会代
表が出席して挨拶した。その後、外務省から日米首脳会談及び日米韓外相会談に
ついて説明、続いて最新の北朝鮮情勢、次回国連人権理事会における決議案の提
出について説明がなされた。資料として家族会・救う会の「今後の運動方針」も
配布され、出席の古屋圭司同本部最高顧問はじめ多数の衆参両院議員が活発な質
疑や「今年中の救出」に向けた提案などが出された。救う会からは山岸丈良事務
局次長も出席した。

飯塚代表、西岡会長の挨拶概要は以下の通り。

■自民党拉致・外交合同会議に家族会・救う会「新運動方針」を配布

飯塚繁雄(家族会代表)

拉致されてから40年、家族会を結成して救出運動を始めてから20年の節目、
とよく言われます。私たちにとっては毎日毎日が節目という思いで活動し、救出
を待ち焦がれている状態です。20年も経ってしまったこの事態が問題であろう
と思います。この先25年の節目とか30年の節目とか、ありえません。北朝鮮
にいる被害者、救出を待っている家族は相当疲れています。

こういう状態で、今回決定した方針は、「今年中にすべての被害者を救出せよ」
という大きなテーマです。いろいろ取り巻く状況がたくさんありますけれども、
こういう状況に振り回されて拉致問題解決が陰に隠れてしまうことが恐ろしいと
思います。私たちはもう待てないんです。核、ミサイルの問題が解決するのは相
当先になると思います。そういう問題も大切ですが、それよりも最優先に拉致被
害者の救出を念頭において、国会の先生方も含めてそれに対してのベクトルをき
ちっと合わせていただき、もう我慢の限界を超してしまっているこの状況を踏ま
えて具体的な対応をぜひお願いいたします。

トランプ大統領の話もいろいろあります。具体的に日本が、こうしてほしいとい
う話を間髪入れず要請していって、取り巻く国際社会からも圧力をかけていただ
きたい思います。この問題を直接解決していくのは日本政府です。したがって日
本政府があらゆるイニシアチブをとって、外国においても、そのほかのケースに
おいても具体的に要請していただきたいと考えます。

これから私たちも苦しい中戦っていきますけれども、先生方のお力も発揮してい
ただいて、今年中にということを念頭において、活動なり要請なりしていきたい
と思います。近々総理との面会の要請も出しておりますけれども、こういった話
も含めて、もう待てないという話を伝えてまいりたいと思います。どうもありが
とうございました。

西岡力(救う会会長)

20年救出運動を続けて、家族会と救う会では年に1回か2回合同会議を行って
いますが、今回初めて横田夫妻が健康上の理由があって欠席しました。親の世代
で参加できたのは有本さんのお父さんだけです。北朝鮮は代を継いで独裁してい
ますけれども、我々は代を継いで運動を続けるわけにはいかない。土俵の俵に足
がかかっているような切迫感を持っています。運動方針で「政府は拉致問題を最
優先とし今年中にすべての被害者を救出せよ!」「全被害者救出のための実質的
協議を行え!」というスローガンを出しました。

このまま何もしないと、核やミサイル、あるいはテロなどの暴風雨の中で拉致の
旗が飛んでいってしまうのではないか。しかし、我々が主体的に努力すればこの
圧力を梃子に使える。何もしなければ負けるかもしれないが、この圧力を使える
かもしれないというピンチとチャンスが両方来ているのではないかと思っていま
す。ぜひ知恵を絞って活用していただきたいと思い、実質的協議をということを
申し上げています。安倍総理もおっしゃっているように、制裁はかける時と降ろ
す時の2回使える。古屋圭司先生が本部長だった時に厳しい13項目の制裁案を
作り、それが今実行されています。今度はそれを降ろすことを条件に北朝鮮と話
し合いができるようになったということです。国際制裁より高い部分は拉致で使っ
ていただきたい。それが我々が言う実質的協議です。

また、北朝鮮側がなぜ8人を死んだと言ったのか。一つの背景は秘密をたくさん
知っているということです。そのことについても、帰国する被害者が静かに家族
と暮らすということを希望すれば日本政府はそれを守るというような実質的協議
をしてほしいということです。家族はそれを希望しています。我々運動体も帰国
した人たちを反北朝鮮運動の先頭に立てることを考えていません。そういう、返
すならこれができるという条件の話し合いができる環境ができているのではない
か。

トランプ大統領との首脳会談でも「早期に」ということが入ったということは、
核・ミサイル問題も大切で日本として絶対譲歩できませんが、拉致問題を早期に
解決することに安倍政権が取り組んでも、アメリカがそれをサポートするという
約束を安部総理はとってきてくださったんだなあと私は大変感激しました。

本当に後がないという気持ちで、今年中と思っていますけれども、そのためには
実質的協議、日本はその用意がある、しましょうよと。返すという決断をしなさ
いと。こちらはできることがある。なぜなら拉致を理由に高い制裁をかけている
から、拉致を理由にかけている制裁は拉致が解決すれば降ろすことができる。
「見返り条件」という言葉も初めて使いました。ぜひ司司にいる方々が最善のこ
とをして下さって、経過の説明は要りませんが結果を出していただきたい。私た
ちも運動体として世論を盛り上げること、また情報を取ってくることなど全力で
戦おうと思っています。ぜひ一緒に戦って下さいますようお願いいたします。あ
りがとうございました。


以上





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#拡散希望 救う会全国協議会ニュース(2017.02.19)家族会・救う会新運動方針(最終版)

2017年02月19日 18時10分21秒 | 北朝鮮による日本人拉致というテロリズム
----- Original Message -----
★☆救う会全国協議会ニュース★☆(2017.02.19)家族会・救う会新運動方針(最終版)

すみません。先程送信した運動方針は最終版ではありませんでした。以下の最終版を再送信します。


■家族会・救う会新運動方針(最終版)

家族会・救う会 今後の運動方針

政府は拉致問題を最優先とし今年中にすべての被害者を救出せよ!
全被害者救出のための実質的協議を行え!

昨年、北朝鮮は2度の核実験と20数回のミサイル発射という暴挙を行った。それに
対してわが国政府は現在日朝鮮人の再入国不許可の拡大を除き厳しい制裁を実施し、
国際社会も国連安保理制裁と米韓などが独自制裁を実行した。その状況に至り私た
ちは、核とミサイル問題の暴風の中で拉致被害者救出の旗が飛ばされ、被害者救出
が後回しになってしまうのではないかという危機感を持ち、拉致問題と核・ミサイ
ル問題を切り離して被害者救出に最優先で取り組んで欲しいと政府に求めた。

 安倍晋三総理は9月17日の国民大集会の直前、家族会と面談し「安倍政権にと
って拉致問題の解決は最優先課題だ。『対話と圧力』、『行動対行動』の原則にの
っとって、北朝鮮が拉致問題を解決しなければみずから未来を切り開いていくこと
はできないと認識させ、解決に向けて全力を尽くしていく」と決意を語った。

 今なすべきことは、北朝鮮との間で、全被害者を返すなら日本は、かけた制裁を
下ろすことができることなどを見返り条件として実質的協議を持つことだ。わが国
は全貿易の禁止や人道支援の停止など国連制裁よりも相当厳しい独自制裁をかけて
いる。これは拉致問題が理由でかけられた制裁だ。したがって、全被害者が帰って
くるならこの部分の制裁は解除できる。制裁はかけるときと下ろすときの2回使え
る。まさに制裁を下ろすことを見返り条件として被害者救出のための実質的協議が
できる段階に入ったのだ。また、北朝鮮が秘密暴露をおそれるなら、被害者らが帰
国後、反北朝鮮運動の先頭に立つことはなく、静かに家族と暮らすことを約束する
こともできる。これが、私たちが昨年9月以降、繰り返し主張してきた「新たな段
階に入った救出運動」だ。

 当然のことだが、全被害者一括帰国なしに制裁を一部でも下ろすことはあっては
ならない。一部で未だにささやかれている残留日本人、日本人妻、日本人遺骨など
人道問題を先行して協議するなど絶対にあってはならない。北朝鮮がそれら人道問
題を無視してきたことは糾弾されるべきだが、国家犯罪、主権侵害である拉致問題
の解決なくして制裁解除や人道支援再開などはあり得ない。北朝鮮人権法でも国の
責務として「国は、北朝鮮当局による国家的犯罪行為である日本国民の拉致の問題
を解決するため、最大限の努力をするものとする」と定めている。

私たちは政府に、制裁と国際連携を背景にして実質的協議を持ち、全被害者を最優
先で救出することを求める。そして全国で、「すべての被害者を今すぐ返せ!」と
いう怒りの声をあげるとともに、北朝鮮のようなテロ集団を支える活動をわが国内
で行うことを阻止する新法を作るよう強く求める。朝鮮学校補助金停止問題、朝鮮
大学校各種学校認可取り消し問題にも全力で取り組む。

 わが国民が北朝鮮に拉致されて以来幾十年、政府認定被害者の拉致事件からさえ
40年経つ。被害者も家族も高齢化しており、もはや一刻の猶予も許されない。ま
た平成9年に家族会と救う会を結成して救出運動を始めてから20年もの歳月が費
やされた。この間、多くの関係者がこの世を去り、被害者と家族の忍耐はすでに限
界を超えている。平成18年に政府拉致問題対策本部が発足して約10年が経過したが、
なぜわが国政府は北朝鮮で祖国の助けを待っている拉致被害者を未だに救出できな
いのか。長い歳月の経過とともに失望や悲しみが深刻の度を急速に増している。

家族会・救う会は政府に対し、今年中に拉致被害者を救出することを強く求める。

 家族会は安倍晋三総理との面会を求める。
具体的には、以下の運動を進めることとする。

1.わが国政府および世論への訴え
・政府に今年中に、被害者救出という結果を出すように強く迫る。
・大集会、小規模集会、学習会、街頭活動、署名活動、デモ、座り込みなど全ての
手段を使って、全力で政府と世論への働きかけを行う。
・国民大集会を、家族会・救う会・拉致議連、知事の会(北朝鮮による拉致被害者
を救出する知事の会)、地方議連(拉致問題地方議会全国協議会)の5団体主催で
4月23日に開催する。また今年2回目の国民大集会を実施する。
・署名活動を継続する(平成29年2月17日現在11,731,652筆)。
・各党拉致対策本部、知事の会、地方議員連盟などと連携を強め、世論形成をする。
国会議員が国政の最優先課題としてより一層真剣に取り組むように働きかける。
・地方議会が拉致問題で意見書採択を行うよう求める活動を継続する。
・ブルーリボン運動を拡大する。
・根拠なく被害者死亡説を主張する国内の政治家、言論人、学者らを強く批判する。
・国家犯罪である拉致問題と他の人道問題を同じに扱うことに強く反対し、拉致被
害者救出の最優先を訴え続ける。
・北朝鮮急変事態時の救出プラン作成とそのための法的枠組み作りを求める。
・政府に救出のための戦略、戦術、道筋を具体的に明示するよう強く求める。
・米国をはじめとする各国政府が北朝鮮により強い圧力をかけるように、日本政府
の一層の外交努力を求める。
・拉致問題を理由とした追加制裁を求める運動の継続。
・金融制裁を可能にするいわゆる「日本版テロ国家指定制度」の拡充強化を求める。
・北朝鮮人権法改正に向けて働きかけると同時に、新たに拉致問題が明記された人
権教育・啓発基本計画等を効果的に活用しながら様々な取り組みを進めていく。
・アニメ、DVD、国連の北朝鮮人権報告書等を活用して学校現場等で拉致問題がよ
り取り上げるように働きかける。
・朝鮮総連の活動を厳しく取り締まることができる新法制定を求める。
・朝鮮学校に対する自治体補助に対して、拉致に関する教育内容の観点などから、
朝鮮学校および保護者に対する自治体補助の廃止、朝鮮大学校の各種学校認可取
り消しを各自治体に求める運動を行う。
・朝鮮総連の違法行為をより厳しく取り締まることを求める。総連中央が競売さ
れた中央会館に居座る問題について、その不明朗さを追及する。拉致問題解決に
取り組まない朝鮮総連の資金集め活動などへの抗議を行う。総連系歌劇団公演に
地方自治体が後援をすることに反対する。
・よど号グループ関係者への旅券返納命令のほか、日本人拉致に直接的間接的に
関与した者に対する法的措置の早期実現を求めていく。
・救う会としては、菅直人元首相と極左親北団体「市民の党」との不明朗な関係
について究明、糾弾していく。

2.国際連携の強化

・米国トランプ政権へ拉致問題の深刻さと被害者救出への協力を求める働きかけ
を行う。テロ支援国再指定、金融制裁強化を求めていく。引き続き、米議会内外
の保守派との連携を強めていく。米国トランプ政権に対し、歴代米国政権が北朝
鮮に騙され続けてきたことを踏まえ、融和的でない外交を展開するように働きか
ける。
・北朝鮮における人権状況に関する国連調査委員会の報告書を最大限活用し、諸
外国の家族とも協力し、拉致の非人道的実態を国際社会に広める。報告書を根拠
とし、国連安保理事会が新たに北朝鮮に対してかける制裁の理由に拉致を含む人
権問題を加えさせるよう働きかける。政府にもその外交努力を促す。政府に、安
保理事会を通さず独自で国際刑事裁判所に拉致の責任者を訴追することについて
積極的な検討を求める。
・韓国、タイ、ルーマニア、米国等の家族との連携を継続する。フランスをはじ
めとするまだ家族が名乗り出ていない外国人拉致事件についても調査、啓発を続
け国際連携の輪を広げる。
・各国政府や国連への訴えを続ける。中国が自国の拉致被害者救出に取り組まざ
るを得ないように圧力をかける。

3.北朝鮮内部への働きかけと情報収集活動

・ラジオ放送と風船ビラ等を通じた北朝鮮内部への働きかけの強化。自由北朝鮮
放送などの対北ラジオ放送支援を継続。
・北朝鮮の内部情報収集を強化。
・政権の先行きに不安を覚える金正恩政権幹部らが情報の切り売りを始めている。
救う会はこの間、被害者の確実な生存情報をいくつか入手している。したがって、
再度「死亡・未入境」などという虚偽報告が出てきたら、すぐそれに反論する。

4.政府未認定拉致被害者についての取り組みなど
・寺越事件、福留貴美子さんなど救う会認定拉致被害者に関して、真相究明と
政府認定を求める運動を強化する。また、寺越事件、福留貴美子さんをはじめ
政府未認定の拉致事件が日朝協議に中で、取り残されることがないように政府
に「認定の有無にかかわらず全被害者の救出」の実現を求める。
・特定失踪者をはじめとする政府未認定被害者について、一刻も早い真相究明
とその結果に基づく拉致認定を政府に対して求めていく。警察などの捜査が一
層強化されるように要請する
・調査会など関連団体との情報交換、連携を強めつつ政府未認定被害者の救出
のための運動に取り組む。
・特定失踪者問題調査会をはじめ拉致問題に取り組む諸組織や、北朝鮮人権問
題に取り組む内外運動体と、お互いの立場の違いを尊重し合いながら、適宜、
被害者救出に向けて協力していく。


以上


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■救う会全国協議会ニュース

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#拡散希望 来る #2月23日 は創価皇太子徳仁殿下の誕生日 同日の #天皇誕生日 制定反対運動 を盛り上げましょう

2017年02月19日 10時53分08秒 | 違法即位天皇皇后両殿下他赤い皇族(=左翼戦後レジューム派)


#拡散希望
来る #2月23日 は創価皇太子徳仁殿下の誕生日です。マスゴミは総力あげて次代天皇陛下キャンペーンを仕掛けてくるはずです。譲位反対の声を高らかにあげましょう。
併せて、今上天皇の憲法違反のお気持ち表明への抗議の意味からも、#徳仁天皇誕生日制定反対 のハッシュタグ拡散で国民の抗議の意思を示しましょう!
2月23日は平日として休まず皆で働こう。
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生前退位、ダメ、ぜったい
創価天皇即位反対。
愛子さま天皇許すな。
神道と宮中祭祀を、男系男子継承守ろう。


#拡散希望 金正恩 の兄 金正男殺害 拉致事件認定前に来日 丁重に帰した田中真紀子の失態をマスゴミ...

2017年02月15日 23時38分09秒 | 北朝鮮による日本人拉致というテロリズム



#拡散希望
#金正男暗殺
拉致が事実と断定される前年の2001年に突然日本に来た。
このとき丁重に返したのが当時の外務大臣 #田中真紀子
拘束して #拉致被害者全員奪還 できたのに、千載一隅の好機を逃した。
#マスゴミ は正男来日も、真紀子の大失態も報じない。


参考リンク
http://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_shitsumon.nsf/html/shitsumon/a168145.htm

衆議院トップページ >立法情報 >質問答弁情報 >第168回国会 質問の一覧 >金正男氏来日時の外務省及び外務大臣の対応に関する再質問主意書


質問本文情報
経過へ | 質問本文(PDF)へ | 答弁本文(HTML)へ | 答弁本文(PDF)へ
平成十九年十月二十三日提出
質問第一四五号

金正男氏来日時の外務省及び外務大臣の対応に関する再質問主意書
提出者  鈴木宗男




金正男氏来日時の外務省及び外務大臣の対応に関する再質問主意書


 「前回答弁書」(内閣衆質一六八第一一四号)を踏まえ、再質問する。
一 「前回答弁書」では、「政府としては、御指摘の者が、北朝鮮の金正日国防委員長の子である金正男氏であったと確認しているわけではないため、お尋ねについてお答えすることは困難である。」との答弁がなされているが、当時我が国の報道機関は一斉に金正男氏が来日したと報じている。では、二〇〇一年五月、北朝鮮の国家指導者である金正日氏の息子である金正男氏と思われる者(以下、「金正男氏と思われる者」という。)が来日し、入国管理法違反で逮捕されるという事件(以下、「事件」という。)が起きたと承知するが、「金正男氏と思われる者」の来日目的を外務省は承知しているか。
二 「金正男氏と思われる者」は逮捕されてから法務省入国管理局の管理下におかれ、すぐ日本を出国させられたと承知するが、「金正男氏と思われる者」の入国が確認された時、分、出国させられた時、分及び出国方法を明らかにされたい。
三 「事件」に対して、当時外務大臣を務めていた田中眞紀子氏はどのような対応をとったか。いつ「金正男氏と思われる者」の来日を知り、知った後にどのような初動対応をとったか。外務省のどの部局にどのような対応をとるよう指示を出したのか、具体的に説明されたい。
四 「前回答弁書」で、「田中眞紀子氏が外務大臣の任に就いていた時期に、北朝鮮による邦人拉致問題(以下、「拉致問題」という。)に対して、外務大臣としてどのような認識を有していたか」、及び「外務大臣の任に就いていた時に、『拉致問題』を本気で解決しようと考え、外務省の然るべき部局にどのような指示を出していたか」との問に対し、「田中外務大臣(当時)は、例えば平成十三年六月二十日の衆議院外務委員会において、拉致問題は本当に許し難いことであり容認できないとの認識を示すとともに、同問題を解決するために日朝国交正常化交渉を早期に実現できるよう努力していく旨を明らかにしている。」との答弁がなされているが、右答弁は「外務大臣の任に就いていた時に、『拉致問題』を本気で解決しようと考え、外務省の然るべき部局にどのような指示を出していたか」の問に対する答えになっていない。田中眞紀子氏が外務大臣の任に就いていた時期に「拉致問題」を本気で解決しようと考え、外務省の然るべき部局にどのような指示を出していたのか、再度質問する。
五 「事件」に際し、「金正男氏と思われる者」が我が国をすぐ出国させられた理由如何。「金正男氏と思われる者」に対して十分な取り調べはなされたのか。
六 「前回答弁書」で、「本邦に不法入国した外国人については、法務省において、関係法令に基づいて必要な調査を行っている。」との答弁がなされているが、「金正男氏と思われる者」に対してどのような調査が行われたのか。また、調査の結果、「金正男氏と思われる者」はどこの国籍及び旅券を有する人物であったのか、また「金正男氏と思われる者」の氏名を明らかにされたい。
七 一般に、外国人による我が国への不法入国が発覚した際、どのような事務手続きがとられ、不法入国した外国人に対してどのような対応がとられるか説明されたい。
八 一般に、外国人による我が国への不法入国が発覚した際、外務大臣及び法務大臣が当該外国人への対応に直接関与することはあるか。
九 一般に、外国人による我が国への不法入国が発覚し、当該外国人を我が国から出国させる際に、我が国の外務省職員が同行するということはあるか。
十 「事件」の際、当時の田中眞紀子外務大臣と森山眞弓法務大臣に対して招集がかけられ、両大臣が直接「事件」に対応した事実があると承知するが、このような対応がとられたのはなぜか。
十一 「事件」の際、「金正男氏と思われる者」を我が国から出国させる際に、我が国の外務省職員が同行した事実があると承知するが、このような対応がとられたのはなぜか。
十二 「事件」の際、我が国の新聞始め各メディアは、「金正男氏と思われる者」を金正男氏であると報じていたが、「前回答弁書」で政府が「政府としては、御指摘の者が、北朝鮮の金正日国防委員長の子である金正男氏であったと確認しているわけではない」とするのならば、当時のマスメディアによる報道は間違っており、デタラメであったと理解して良いか。政府もそのような認識を有しているか。確認を求める。
 右質問する。


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#拡散希望 奉祝 #2月11日 は #建国記念日 こと #紀元節 です。#神武天皇 御即位の日です。天皇陛下...

2017年02月11日 08時12分58秒 | 違法退位した第125代天皇皇后(=左翼戦後レジューム派)
#拡散希望 奉祝
#2月11日 は #建国記念日 こと #紀元節 です。
#神武天皇 御即位の日です。
天皇陛下による親祭が行われるべき日ですが、赤い今上も皇后も創価皇太子一家もお嫌なのではなかろうか?
先日薨去の #赤い宮様 #三笠宮殿下 は建国記念日制定に反対された由々しき事実。
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シン・ゴジラに中国を例えた保守に「対抗」して、安倍総理を例えてきた左翼。手を変え品を変え執拗な

2017年02月08日 18時32分30秒 | 国家・教育・秩序・他保守総合/ツイッター投稿一覧
2016.8.11 12:00
【阿比留瑠比の極言御免】
映画「シン・ゴジラ」に平和ボケ・日本の縮図を見た!
http://www.sankei.com/premium/news/160811/prm1608110018-n1.html


まさしくかの映画は結果的にであっても、中国や北朝鮮の現実の脅威をゴジラに置き換えたものと言うことができる。
産経新聞で、中国という「進化しつつある実在のゴジラ」の脅威を訴えた。



それに対抗してか、打ち消しか、左翼タレント吉田照美が安倍総理を「晋ゴジラ」と揶揄し風刺した。


http://www.j-cast.com/2017/01/17288308.html?p=all



左翼はどこまでも執念深い。手を変え品を変え。
「中国より安倍さんが怖い」と妄言を吐くのはお花畑かなりすまし日本人か。



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#拡散希望 救う会全国協議会ニュース(2017.02.07)拉致発覚から20年-我々はどこまで来たのか 東...

2017年02月07日 23時59分36秒 | 北朝鮮による日本人拉致というテロリズム
----- Original Message -----
★☆救う会全国協議会ニュース★☆(2017.02.07)拉致発覚から20年-我々はどこまで来たのか 東京連続集
会報告5

■拉致発覚から20年-我々はどこまで来たのか 東京連続集会報告5

◆制裁をてこにして協議にどうやったらひっぱり出せるか考えてほしい

飯塚繁雄(田口八重子さん兄、家族会代表)

 こんばんは。いつもありがとうございます。

 今色々な話がありました。20年前、どんなことがあったのか。それが今、ど
れだけ尾を引いているのか。あの時こうすればよかったという話がたくさんあり
ます。私も、そういうことを遡って考えることがありましたが、やはり端的な言
葉で言えば、分かっているのに何もしなかった。これは私は罪だと思います。言
葉はきついかもしれませんが、代々の政権をとっていた人たちが分かっていなが
ら何もしなかった。これは非常に残念なことです。

 特に私がいつも言っているのは、小泉総理が日朝首脳会談をやりましたが、あ
の人のやり方が今一番尾を引いていると思います。これも5人の他、まだまだた
くさんいる被害者のことを分かっていながら、もう幕を引いてしまおうという雰
囲気で帰ってきちゃったわけです。

 あの時、「まだこれだけいるんだ」と、横田めぐみさんのデータも、他に被害
者のデータもあったでしょう。そういうことをしっかり言及して、継続協議にし
なかったために、あれで終わってしまったんですね。そして5名の家族を捕られ
たままになってしまった。あれが私としては非常に残念なんです。

 あの時、総理に、「ちょっと申し訳ないんですが、小泉総理、今回はまるで子
供の使いだ」と言ってしまったんです。私は自信を持ってあの頃はそういうこと
を言っていました。協議ができるのはその国政府、政権、総理なんです。一番い
いチャンスをそこでつぶしてしまったのが残念です。

 反省点は、そのことを初めとしてたくさんあるんです。あの時こうしておけば
よかった、という話が。しかしそれを改めて引っ張り出しても、直接今後の被害
者の救出、帰国には結びつかないだろうと思うんです。ですから、過去にあった
反省点を十分に取り入れて、それに基づいて今後どうするかを考えるのがいいと
思います。

 そういうことを言っている間も、この5年くらい「今年こそは」という言葉を
さんざん使ってきました。昨年も使いました。ところが昨年が終わって、もう2
9年ですが、その言葉が死んでしまった、むなしく消えてしまったという状態が
続いています。

 そういう中で、本当に私はいつも思うんですが、この厳寒の中で被害者はずっ
と待っているんですよね。もう肉体的にもう精神的にも相当まいっているでしょ
う。そういうことを政府を初め担当者、総理大臣がすべて心に刻んで、刻々手を
打ってもらいたいなと思います。

 最終的な狙いは被害者の帰国ですから、それに結びつく具体的なこと、例えば
実務者協議を早く計画してそれに北を引っ張り出す手はずがまず大事だと思いま
す。制裁をやっていますが、制裁だけでなく話をしなければ当然進まないわけで
すから、制裁をてこにして協議にどうやったらひっぱり出せるかということも考
えながら、色々な手を使うことを是非お願いしたいんです。

 残念なことに、今までの色々な報告の中で、「北朝鮮に対して強く要請してい
ます」と言うだけで、その後どうなったのかという報告はないんです。毎日でも
いいから、「あれはどうなった」ということを、北に向かって、強い姿勢で言っ
てもらいたい。

 当然のことながら、我々家族会、あるいは国民の皆さんの怒りは承知だと思い
ますが、その上に立って、もう一刻でも許せない、時間がないんだということで
す。申し訳ないんですが、今の国会議員の先生方を見ますと、そういう信義をもっ
ている方は数えるほどしかいないと思います。

 政府や議会、自治体、家族会も救う会もすべてがこの問題に集中して、核・ミ
サイルは怖いけれども、それより前に拉致問題の解決が目の前に迫っているよと
いうことを前面に出して、ベクトルを合わせていきたいと常に考えています。以
上です(拍手)。

◆実名記事で「こんな記事出されたら姉ちゃん殺される」という恐怖

増元照明(増元るみ子さん弟)

 皆さんこんばんは。家族会を結成してもう20年なんですが、長谷川さんにき
ていただきましたので、その原点の話をお聞きしたいと思ってきました。もう2
0年もたつと、思い起こしても何かぼけてきたのか、思い出せない部分がいっぱ
い出てきていますので、何かに書いておかなければいけないかなと思っています。

 先ほど西岡さんがおっしゃった槙田局長面会は、確か横田ご夫妻と私と、そし
て西岡さんと荒木さんだったと思います。最初の経緯はその通りです。そして突
然、普段から激高しない西岡さんが激高して、「あなたは増元るみ子さんの名前
を出したことがあるのか」と言って、槙田は何も答えなかったと思います。

 家族会は、解決のためにご尽力願いたいということで出て行こうとしたんです
ね。私が一番最後に出ようとしていたら、槙田が私の肩を叩いて、「皆さん、あ
んな連中と一緒にやっていたらだめですよ」と言われました。

 でも私たちは拉致問題を一緒にやってきた救う会の皆さんを信用していますの
で、「今までやってきたから当たり前でしょう」というような趣旨のことを言っ
たと思うんです。なぜ槙田がそういうことを言ったのかと、今考えると、槙田は
私たち家族会をコントロールしたかったんでしょう。日本政府の思うように家族
会を動かしたかったから、救う会から離したいという思いで、私に言ったんです。

 でも言う相手を間違えたんです。私をあまり知らなかったのだと思います。あ
の方は、前局長の加藤さんが駐米大使になっていたので、駐米大使になりたいと
言っておられたようですが、色々問題があってエジプト大使になった。確か、韓
国人か、在日の銀座のお姉ちゃんが愛人でいたと確か出ましたよ。まあその程度
の人間でした。でも外務省の大使としてエジプト大使は大きいですからね。そう
いう所に出ていくのが外務省の体質だと思いますよ。

 1990年から日本政府は、金丸信大幹事長のもとに、日朝国交正常化を大前
提に外務省を動かしてきたんです。政府も政治家も。それを継いだのが野中(広
務)さんですね。野中が1990年の後半に、また自民党の小幹事長として君臨
するんですが、やはり幹事長の力というのは大きいですね。その中で槙田はそう
いう言動を繰り返したんだろうと私は思います。それがずっと響いていると思い
ます。

 今、飯塚代表がおっしゃったように、小泉さんのやり方が一番まずかったとい
うのは、私も同感です。あの時2002年に、あのような形で金正日と交渉した
ら、もっと強く抗議すべきだった。もっと強く「返せ」と言うべきだった。その
後4年間、一切制裁をかけませんでした。あの方は。ロケットを撃たれようが、
核実験をやられようが、一切の制裁をかけませんでした。

 2006年だったと思いますが、座り込みの時にも、制裁をかけろと言ったん
ですが、それでもかけなかったんです。ようやく安倍さんが官房長官になって、
7月5日、北朝鮮がミサイル実験をやった日に万景峰号を止めて、それから制裁
が始まったんです。それまで一切かけませんでした。

 だから北朝鮮にとっては、日本政府は重要な問題だとは思っていないというメッ
セージを送ってしまったのです。小泉さんだけでなく、1990年から続いてい
る自民党のやり方の問題だったんです。社会党は実質的にこれ(拉致)を否定し
ていたからとんでもない政党ではあるんですが。

 驚いたのは、長谷川さんは、「実名を出して」ということを言われたんですが、
「産経新聞」の1980年1月7日の記事では、家は実名を出しているんです。
市川さんとともに。それから地村家、浜本家も出しているんです。もう一つびっ
くりするのは、富山の未遂事件の被害者の名前まで出ているんです。今は匿名に
なっていますが。蓮池家は出してないんです。

 あの時から、「周りから色々と言われた」とおっしゃっていましたが、制裁を
気にしてのことだったのでしょうね。「お前の所は単にかけおちしたんだろう」
など、いっぱい言われていたみたいです。また助けようという気があまりなかっ
た。

 私たちは1997年に「実名を出して」と言いましたが、家はもう出していた
ので、さほど大きな問題ではなかったんです。1988年に、李恩恵の証言で、
「アベック3組の女性がそう(拉致)ではないか」と言われた時、私は東京にい
てその記事を読んだんですが、最初はやはり怖かったです。「こんな記事出され
たら姉ちゃん殺される」という恐怖がありました。だから鎮静化してほしいと考
えていました。

 当時は実家にいっぱいメディアが押し寄せて、母親はちょっとノイローゼ気味
になったと後から聞きましたが、それでもこういう状況になっても日本政府は動
かなかった。ましてや1990年の金日成の時、金丸さんはこの問題を出さなかっ
た。「女給一人のことで」という言葉まで言っていますからね。

 日本政府として被害者を助ける気はなかった。それに準じて、警察も動かなかっ
た。警察が動こうとしたところを、多分政治家が止めたのか、それとも警察官僚
トップの人たちが、自分たちのことを考えて、止めといた方がいいと思ったのか。
そういうことではないでしょうか。

◆怒りを持ってください

 荒木さんがよく言いますが、北朝鮮というのはおかしい国です。でも日本とい
うのはもっとおかしい国じゃないか。それは国民を助けられない国。北朝鮮は不
正常な国ですが、日本も不正常な国です。「不正常な国と不正常な国が国交を回
復しても正常化とは言わないでしょう」とおっしゃっていましたが、まったくそ
の通り。

 日本はまず正常化しなければならない。これが国民を助け、国を助けることで
はないか。これを変えなければいけない。外務省は今そこまで変わっていません。
昨年11月にタイに行って、西岡さんと一緒に向こうの公使にご飯をごちそうに
なったんです。

 その時公使がおっしゃっていました。私が、「タイには北朝鮮の大使館があり
ますよね。日本大使館から北朝鮮大使館に何かアプローチしているんですか」と
聞きました。私なりに言うと、北京の日本大使館と北朝鮮大使館をルートとして
いるからそうなんでしょうか、でも北京のルートでどうしようもなければ、在外
公館すべてが攻めればいいじゃないですか。

 世界の日本大使館と北朝鮮大使館があるすべての国で、北朝鮮大使館を責めれ
ばいいじゃないですか。そう思ったんですが、12月に加藤大臣にお会いした時、
「それはいい考えですね」と言われたので、今動いているかどうか分かりません
が、動いていてほしいとは思います。オールジャパンというのだったら、すべて
の外務省の在外公館から北朝鮮にアプローチすべきですよ。やるべきですよ、北
京だけではなくて。

 今、オールジャパンになっていないから拉致問題が解決しない。このオールジャ
パンというきれいな言葉は止めませんか。これを言っている限りは、何となく動
いているように感じてしまう人たちがいるけれど、実際オールジャパンではない
んですよ。

 先ほど長谷川さんがおっしゃったように、阻止しようとする政治家や官僚や、
そんな方たちがいっぱいいるから、何年も経っても解決しない。20年経って確
かに動いてはきたけれど、ぜんぜん解決できないこの国は変えていかなければい
けないでしょう。私はそう思っています。

 もっと怒りを持っていただきたい。皆さんに。安倍さんだから安心していい。
そんな状況ではないんです。横田ご夫妻が今日は来られていませんけど、体調を
崩されるんです。有本家もおやじさんは元気ですが、お母さんは体調を崩されて
いるんです。そんな状況で、少しでも動いているなんて、私は聞いたことがない
んです(拍手)。

 皆さん怒りを持ってください。怒りを持たなければこの問題は解決できないと
思います。以上です(拍手)。

◆今年は大変動があると思う

本間勝(田口八重子さん兄)

 皆さん、こんばんは。今日は長谷川さんのご講話をいただきましたが、これか
らの仕事として、日本の中の闇を暴くというテーマでやっていただけるというこ
とでした。闇と言うのは日本の中を牛耳っている朝鮮総連。この実態を暴いて、
これが政治家にどうつながって、企業につながっていくか。これが拉致事件に影
響しているわけです。これらを暴いてほしいと思います。

 外務省に戦略がない。大臣が変わる。私たちは内閣府に陳情に行っても、「外
務省の戦略はずっと引きつがれていますよ。拉致の問題は分かっています。やっ
てますよ」というだけの話で、担当者が代われば拉致の話というのは、本当にこ
の人は勉強しているのかなあ、とまた一から聞いてくるような話。そのような実
態がありますので、まず外務省そのものに日本を任せていけるのかと。

 前に外務省に川口という女性の大臣がいましたよね。その人は、私たちが陳情
に行くと、「北朝鮮をあまり刺激しない方がいいですよ。何するか分かりません
よ」というのが前提にあって、私たちにものを言わせなかったんです。

 そして外務省を取り巻く外郭団体ですが、当時行った時のことですが、東京都
の食糧備蓄をしているところがありますね。そういうものをそっくり北朝鮮に無
償で渡していたんです。私はそれを川口大臣に言いました。「政府が食糧支援を
止めているのに、なぜ外務省の外郭団体が食糧支援で、東京都の備蓄食糧をそっ
くり渡しちゃうんですか」。そんなことをやっているんです。

 今年は、トランプというなんだか分からないような人が出てきました。そのこ
とによって、どう世界が変わるか分かりません。私は、拉致問題を解決するには
金正恩をたたかなければいけないと思っています。韓国と手を組んでやればいい
んです。

 まずのりこんでいってクビを取る。政権の要人も確保する。そうしないとこの
問題は解決できないと思いますし、中国も北朝鮮にはへきえきしています。北朝
鮮の悪が当然中国にも回ってくる。中国には朝鮮民族がいっぱいいますから。北
朝鮮と接しているところは。中国もそういうことは分かっていると思います。

 今年は大変動があると思います。その中で私たちが必死になってやっている署
名運動で、国民の皆様の怒りを政府に訴えることしかできませんが、そういうこ
とを一生懸命やっていきたいと思います。ご支援のほど宜しくお願いいたします
(拍手)。

以上



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【#拉致被害者全員奪還】救う会全国協議会ニュース(2017.02.06)拉致発覚から20年-我々はどこま...

2017年02月06日 20時08分49秒 | 北朝鮮による日本人拉致というテロリズム
----- Original Message -----
★☆救う会全国協議会ニュース★☆(2017.02.06)拉致発覚から20年-我々はどこまで来たのか 東京連続集
会報告4

■拉致発覚から20年-我々はどこまで来たのか 東京連続集会報告4

◆日本政府が拉致は主権侵害だと言ったのは小泉訪朝以降

西岡 5番目の西村質問は、

 「北朝鮮亡命工作員の供述どおり、日本人を拉致して海岸から北朝鮮に連行す
る行為が、北朝鮮政府による組織的犯行とするならば、これは北朝鮮による我が
国の重大な主権侵犯であると思われるが、政府はどう認識しているか。日本国内
における日本人の拉致を認知し得なかったことにおいて、我が国政府は国民保護
の能力がないことになり、また、本問題を我が国政府として放置すれば、自国民
保護を基本的責務とする民主主義国家の政府として、その正統性が失われると思
料されるが、政府はいかに認識しているか。」

 主権侵害なのか、国民保護の能力はあるのかと正面から聞いているのですが、
それに対して回答は、

 「御指摘の北朝鮮に関する内容が主権の侵害にあたるか否かについては、事実
関係が明らかでないため、断定することはできないが、一般論としては、外国又
はその機関が我が国の領域内で公権力の行使とよばれるような行為を我が国の同
意を得ずに行うことは、我が国に対する主権の侵害となると認識している。

 また、そのような場合には、主権国家として自国民保護の観点も含め所要の措
置を講ずる所存である。

 なお、御指摘の亡命工作員の供述については、引き続き、捜査当局において所
要の捜査を進めるとともに、関係機関において関連情報の収集に努める所存であ
る。」

 この時点では主権侵害になると断定していなかったのです。日本政府が主権侵
害だと言ったのは小泉訪朝以降のことです。北朝鮮が拉致を認めるまでは「疑い」
としか言っていなかった。

 6番目の質問は、

 「北朝鮮国内には、横田めぐみのように拉致された日本人とともに、たとえば、
帰国者の日本人妻などとして渡航し、その後日本に帰国できず消息不明に陥って
いる多数の日本人が存在するが、近年北朝鮮からの亡命者が増加傾向にあり、そ
の亡命者の供述が北朝鮮国内の重要な情報源となっている。

 そこで、我が国政府としては、右亡命者達から右日本人の消息に関する情報を
収集しているのか否か。収集しているとすれば、現時点でのその内容は。」

 これに対して、

 「御指摘の日本人の方々の消息に関する情報については、政府として、北朝鮮
についての種々の情報収集の中でその収集に努めているが、情報の有無、その入
手経路及びその内容については、これらの方々の安全に配慮するとの観点やプラ
イバシーの保護の観点から、具体的に答弁することは差し控えたい。」

◆この20年間で少しずつ日本は変わってきた

 繰り返し「安全」と言い、実名を出したら何かが起きるのではないかというトー
ンで書かれています。今長谷川さんは、「日本は一体どうなっているんだ」と問
題提起をされましたが、しかし私はこの20年間、少しずつ日本は変わってきた
と思います。

 それを変えたのは横田さんたち、そして家族会の実名を出した訴えです。全国
に講演に行って、いつも言っているんですが、本来なら、日本が国家であれば、
日本人が拉致されていると分かった段階で全員被害者を救出する体制ができるべ
きなんです。

 今日本には拉致担当大臣がいます。拉致対策本部があって数億円の予算がつい
ています。それはいつできたか。横田めぐみさんの拉致だけをみたら、今年で4
0年になるわけですが、その内最初の30年にはそれがなかった。

 梶山答弁は拉致発生から約10年後でしたが、その時そういうことが起きなかっ
た。そもそも梶山答弁で8人と言ったのに、北朝鮮との国交正常化交渉がその3
年後に始まった時にも、1人しか出さなかった。金丸さんが金日成と会った時に
は一人も出さなかった。

 曽我ひとみさんは金丸さんが訪朝した時、「北朝鮮のテレビで見ていた」と。
「日本の政治家が来たのだから私のことが議題になっているかもしれないと思っ
た。しかし、何も起きなかった」と言っています。

 そして20年経ってめぐみさんの拉致が明らかになった時でも、政府は「安全
のために静かにしていた方がいい」というアドバイスをしましたが、それを信じ
られなかったのは、梶山答弁の後、政府がやったことがあったからです。世論が
ない時には、確実な証拠があっても外務省もマスコミも動かない。朝日、毎日、
読売、NHKは一行も報道しませんでした。見捨てたんです。そして金丸さんたち
政治家もそれを見捨てた。

 警察は10年経って、梶山答弁で拉致があると言ったけれども、その後10年
間は警察だけが孤立していて、マスコミも政治家も外務省も真剣に取り組まなかっ
た。

 それがなぜ小泉訪朝で変わったのか。それは家族会が勇気を出して名前を出す、
そして運動することを始めたからです。それがなかったら、金丸訪朝の時と同じ
ように、あるいは91年から92年にかけての国交正常化交渉と同じように、拉
致問題は正式の議題にならなかった可能性が高い。

 日本が国家であれば、「こんな主権侵害かどうか明らかでないから断定するこ
とはできない」ということを、証拠がありながら書いていて、主権侵害について
は向こうの犯人が「やりました」と言ったわけです。

 しかし、横田さんのお父さんが、「このままいったら匿名での報道では世論が
盛り上がらない」と。「一定のリスクはあるけれども、世論に訴えよう」という
決断をされた。その決断から10年経って、拉致対策本部ができ、北朝鮮人権法
が通って、担当大臣ができた。

 それでもまだめぐみさんたちを取り戻すことができていませんが、40年の中
の最後の10年間の内、5年間が安倍政権です。最初の1年、第一次安倍政権で
拉致対策本部を作り、担当大臣を作りました。しかし、1年で病気のため辞めら
れてしまった。その後、福田、麻生、そして鳩山、菅、野田と総理が1年ずつ変
わった。そして安倍政権が4年。

 3年前から安倍政権のもとで日朝協議が始まって、その結論がまだ出ていない。
しかし、日本としては家族が身体を張って、本当に身を削る思いで名前を出すと
言う決断をして、やっと作った拉致対策本部がある中で、初めて本格的な協議が
始まった。

 これでも取り戻せなかったら本当にどうなるんだろう。しかし、20年間何も
しなかったら、20年前と同じで、国交正常化交渉になっても正式な議題になら
ないでしょう。

 5人は絶対帰って来られなかったでしょう。そこまではくることができた。や
はり世論に訴えて、我々は怒っているんだということを示して、政府の責任で全
被害者を取り戻せ、それが主権国家としてなすべきことじゃないかということを
言い続けるしかない。

 ジャーナリストはジャーナリストで、私は学者ですが今運動の世界に入ってい
る者は運動の世界で、家族があのような厳しい決断をしたことを目撃した以上、
またそういう決断に関わってしまった以上、私も最後まで絶対にこの問題から逃
げるわけにはいかないと思っています。

 今日長谷川さんが来てくださって、色々な話をしてくださったのも、まさに
「安全」ということだけを前に出して訴えなかったら何が起きたのか。しかし、
その厳しい訴えをして取り戻したのはたった5人だけです。しかし、やらなかっ
たら何も進まなかった。この道しかないと私は思っています。

◆拉致の国内協力者を暴き出したい

長谷川 色々な話をしましたが、私は私がやれることをやりたい。私は単なる取
材執筆者ですので、やれることはまだたくさんあるのではないかと思って、実は
まだやっています。拉致は北朝鮮から船に乗って日本に入ってきた侵入者が、適
当にだれかを暴力でさらっていくという、そんなたやすいものじゃないと思いま
す。

 どういう人間を捕まえるかということを見定めているように思われるふしがあ
ります。私は日本側に、拉致という凶悪な国家犯罪に協力する人々、グループ、
勢力がなければ不可能だと思っているのです。その者たち、グループ、勢力を暴
き出すのが私の仕事だと思っています。

 成功するかしないか分かりません。もしかしたら多少成功するかもしれません。
自分のできる範囲のことをやって、日本の意図的な、あるいは無意識な不作為に
よって生じた、この途方もない北朝鮮の犯罪をずっと成功させ、今も解決ができ
ないでいるという日本とは何なのかを暴き出すことです。

 日本においてどんな凶悪なものどもがこの凶悪犯罪に協力したのか。政治家も
含めてです。そこを何とか暴き出したいと思っています(拍手)。

◆全被害者を取り戻すための実質的協議を早く始めてほしい

西岡 長谷川さんは大変優秀なジャーナリストで、朝鮮総連関係では、朝銀信用
組合の不正融資問題を、これは1993年に書いています。それがもとになって
朝鮮総連の中央本部が競売にかけられることになった。その嚆矢となる記事を9
3年に書かれています。

 また97年には、朝銀愛知で、(朝銀が)勝手に預金を降ろして北朝鮮に送っ
たと思われる疑惑があると、長銀の不正について大変なスクープをしています。
また北朝鮮のミサイルに日本の技術者が関係していたことについて、具体的に取
材して、韓国にいる技術関係者で、日本の技術を北朝鮮に持っていくことを担当
した元工作員にインタビューして、その人のメモから、実際に北朝鮮に行った技
術者を見つけ出して、確認をとって記事を書いたりしています。

 ファクト(事実)をきちんと当たって、朝鮮総連問題、北朝鮮問題の闇をずっ
と暴いてきた長谷川さんが最後にやろうとしていることを言ってくださいました。
最近は慰安婦問題で、私のテーマなんですが、朝日新聞の闇を暴くような本を1
冊書かれましたが、ぜひご健筆に期待したいと思います。

 しかしその前に、長谷川さんの闇を暴く記事が先になるか、安倍政権が決着を
つけるのが先になるのか。我々としては安倍政権に一日も早く決着をつけてほし
い。全被害者を取り戻すための実質的協議を早く始めてほしいと言い続けるしか
ないと思っています。今日はありがとうございました(拍手)。

(5につづく)

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■安倍首相にメール・葉書を
首相官邸のホームページに「ご意見募集」があります。
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葉書は、〒100-8968 千代田区永田町2-3-1 内閣総理大臣 安倍晋三殿

■救う会全国協議会ニュース

発行:北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会(救う会)
TEL 03-3946-5780 FAX 03-3946-5784 http://www.sukuukai.jp
担当:平田隆太郎(事務局長 info@sukuukai.jp)
〒112-0013 東京都文京区音羽1-17-11-905
カンパ振込先:郵便振替口座 00100-4-14701 救う会
みずほ銀行池袋支店(普)5620780 救う会事務局長平田隆太郎
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日本人なら忘れてはいけない、綾瀬女子高生コンクリート詰め殺人事件は、戦後の日本弱体化、人権至上、子供性善説の招いた犠牲だ。

昭和から平成にまたがった女子高生コンクリ詰め殺人は終わっていない。犯人の凶悪少年4人(うち犯行現場の少年Cの両親は共産党員)が平然と社会復帰し、再犯までしている現在進行形の事件。 日本人なら被害者(あえて実名で)古田順子さんを弔おう。 元をたどれば戦後レジームの犠牲者だ。