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クリエイティブが大好きなのに、なぜか商社マンになってしまった私のマニアバース!

ブルース・リーが主演したTVドラマ『ロングストリート』!

2022-02-23 18:29:00 | ブルース・リー、アクション
最近すっかりブルース・リーづいているが、先日またかなり貴重なブルース・リーのブルーレイをゲットすることが出来た。先日紹介したグリーン・ホーネットのブルーレイもかなり貴重な映像であるが、今回のブルーレイは更に貴重だ。それはブルース・リーが1971年に出演したアメリカのTVドラマ、『復讐の鬼探偵ロングストリート』という作品だ。



ニューオーリンズの保険調査員マイク・ロングストリートが、ある日妻と自宅に帰宅したところ、シャンパンボトルが届いていたが、このボトルに仕鰍ッられた爆弾により、妻は死亡。そしてマイク・ロングストリートも視力を失ってしまう。その後、マイクは探偵となり、盲導犬のパックスと杖を頼りに犯人を追いつめて行く刑事・探偵ドラマだ。



主役のマイク・ロングストリートを演じるのはジェームズ・フランシスカスという俳優だが、このドラマがその後伝説となったのは、なんとブルース・リーが出演し、リ・ツアンという中国人の武道家役を演じているからであった。全23話の内、ブルース・リーが出ているのは4話なのだが、盲目のマイクに対して、截拳道の極意や戦い方などを教えて行く重要な役を演じているのだ。



ブルース・リーの登場シーンはマイクの事務所兼自宅の中庭が殆ど。ここでマイクに対して武術や哲学を教えて行くのだが、今観ると後に『燃えよドラゴン』で説いている截拳道の極意がかなり語られており、ブルース・リーの貴重な映像遺産と言えるものになっているのである。



そして中庭では殆ど赤いジャージ姿。グリーンのジャージを着ていることもある。そしてブルーのオニヅカタイガーのスニーカーを履いているが、今改めて観るとあの『死亡遊戯』の黄色いトラックスーツと黄色いオニヅカタイガーのスニーカーは、既にこの時からアイディアが膨らんでいたのかもしれない。その意味でも大変貴重なドラマである。



このテレビドラマにブルース・リーが主演出来たのは、脚本家のスターリング・シリファントが、ブルース・リーの生徒でだったことから、ブルース・リーを起用したのだ。他にも脚本を書いた映画、『かわいい女(Marlowe)』にもブルース・リーが殺し屋役で出演している。スターリング・シリファントが脚本を書いた映画で他に有名なのは、『ャZイドンアドベンチャー』や、『タワーリングインフェルノ』などのパニック映画で、『タワーリングインフェルノ』で下から上の階へと、困難をどんどん排除しながら最上階を目指すという展開は、ブルース・リーの『死亡遊戯』からの着想だったと言われている(恐らく、ブルース・リーと『死亡遊戯』のアイディアを一緒に考えていたのではないかと思われる)。



『復讐の鬼探偵ロングストリート』が全米で放送されたのが1971年ということで、恐らくその前の年となる1970年に撮影されていたものと思われる。この頃はスターリング・シリファントの助けもあり、幾つかのテレビドラマに出演するものの、アジア人というハンデがあり、ハリウッドで主役級の映画やドラマのオファーはなかなか回ってこない。ブルース・リーは失意のうちに香港に里帰りするのだが、この時、『グリーン・ホーネット』が香港でテレビ放送されていたことから香港でブルース・リーの人気に火が付き、ついに香港ゴールデンハーベスト社から主演オファーを受けることになる。そして翌年の1971年に『ドラゴン危機一発』が公開され、香港、アジアで大ヒットとなるのだ。その意味では、この1970年頃に出演した『ロングストリート』は、大ブレイク直前のブルース・リーの雄姿が確認出来る貴重な映像となっているのである。



『ロングストリート』の全23話を収録しているDVD BOXが日本でも発売されているのだが、30,000円以上もするかなり高価なもので、なかなか手が出せないでいた。しかし、今回とあるルートから入手したものは、初のブルーレイであると共に、ブルース・リーが出演する4話と、パイロット版第一話を収録しているので、まさにブルース・リー専用の映像仕様。しかも、1969年出演映画『かわいい女』のブルース・リー出演シーン、1967年のテレビドラマ『鬼警部アイアンサイド』、1968年のテレビドラマ『略奪された百人の花嫁』などの出演シーンもブルーレイに収録されており、ハリウッド時代の出演作を網羅しているので、かなり豪華で貴重な映像コレクションとなっているのだ。まさにブルース・リーファンには鼻血もののブルーレイである。



ロングストリートの映像自体は、昔から何度もブルース・リーのドキュメンタリー等では断片的に観てはいたが、ちゃんと物語自体をしっかり観ることが出来たのは今回初めてかもしれず、その意味では今でもこんな貴重な映像を確認出来たことは本当に感動的であった。


新たなビジネスリュックを購入!

2022-02-21 17:09:00 | ファッション
先日ネットで新たなビジネスリュックを購入した。リュックは幾つか持っているが、PCなどある程度ものが収納出来て、かつカジュアルなリュックではなく、ビジネス向けに合うようなネイビー色のリュックを探していたが、ついにちょうといいものを見つけてしまった。そのリュックがこちら。



見た目かなりビジネスユースにぴったりでデザインながら、かなりの収納力がありながら、大き過ぎず、小さ過ぎずという絶妙なサイズ感がちょうどいい。ノートPC用のャPット以外にも小物をたくさん入れられるャPットがあり、かなり便利で機能的だ。防水仕様でもあるので、雨の日も安心だ。



こんな便利で機能的なビジネスリュックだが、価格も超リーズナブル。定価は10,000円くらいで、そもそもそんなに高くないが、これがなんとセールで半額の5,000円になっていたのでかなりのお得感である。ビジネストートも幾つか持っているが、ビジネスリュックとしてはこのバッグがこれから大活躍してくれそうだ。


ブルース・リーの出世作、『グリーン・ホーネット』!

2022-02-18 19:43:00 | ブルース・リー、アクション
ブルース・リーがまだ世界中でブレイクする前、1966-67年に米国で出演し、一気に米国での知名度が高まった記念すべきTVドラマ、『グリーン・ホーネット』。まさにブルース・リーの映画人生のスタート、それまでハリウッドスターなどに截拳道の個人レッスンなどをしながら少しずつハリウッド関係者の間で知名度が広まり、やっと掴んだ初めてのチャンスであった。



デイリーセンチネル新聞社の若き社長、ブリット・リードが、実は犯罪組織と戦う謎のヒーロー、『グリーン・ホーネット』だったのだ。コート姿に帽子をかぶり、緑のマスクで正体を隠している。そして彼には相棒として、ブルース・リーが演じる武道の達人であるカトー(アメリカでは、ケイトーという発音になってしまっているのが御愛嬌だが(笑))がおり、ブラックビューティー号という愛車を運転し、敵と戦うのだ。



『グリーン・ホーネット』はある程度人気が出たが、逆にブルース・リーが完全に主役のグリーン・ホーネットを食ってしまったことや、同時期にドラマ化された『バットマン』に人気を奪われてしまったこともあり、最終的に全26話で放送が終了してしまった(バットマンは120話まで続いた)。グリーン・ホーネットがかなり普通の人間に近かったのに比べ、よりファンタジー色、スーパーヒーロー色が強いバットマンの方が、当時時代が求めていたヒーロー像により合致し、時流に乗ったのだろう。残念ながらグリーン・ホーネットは中途半端な位置付けになってしまったのかもしれない。しかし、やはりブルース・リーのコアファンにとって、『グリーン・ホーネット』は絶対に外せない作品なのである。そして、実はいまだに熱烈なファンも多く、ブルース・リーの名声と共に再評価される機会も何度かあり、2011年にはリメイク版の新作映画が公開された。



ブルース・リーの『燃えよドラゴン』が日本で公開されたのが1974年。それから、過去に遡って香港で撮影した3作品(1974年日本公開の『ドラゴン危機一発』と『ドラゴン怒りの鉄拳』、1975年日本公開の『ドラゴンへの道』)が公開され、空前のブルース・リーブームが巻き起こった。そして、そんなブームの中、1974年には、『グリーン・ホーネット』の中から、特にブルース・リーが活躍する4話を繋ぎ合わせて映画、『ブルース・リーのグリーン・ホーネット』が公開され、また1976年には、別の4話を繋ぎ合わせた続編として、『ブルース・リー電光石火(ブルース・リーinグリーン・ホーネット)』として公開された。



この2本のグリーン・ホーネット映画はDVDで既に持っていたが、今回ブルーレイ化されている特別なコレクターズエディションをとあるルートで入手した。パッケージやピクチャーディスクなど、素晴らしい仕様・デザインとなっている。



この2本の映画が収録され、更には『グリーン・ホーネット』のスクリーンテスト映像も収録されているのがなんとも嬉しい。



今回ブルーレイを購入して久しぶりに『グリーン・ホーネット』を鑑賞したが、やはり改めて思うのは、当時のブルース・リーが放つ唯一無二の輝き、そしてキレのあるアクションの瑞々しさだ。今となってはこの『グリーン・ホーネット』は、若き日のブルース・リーの雄姿を拝むことが出来る貴重な映像であり、また単純に活気のあった当時のアメリカドラマとしても充分楽しむことが出来る作品である。





感動のヘアリキッド!

2022-02-16 17:33:00 | ファッション
僕が毎月通っている美容室で、いつも担当してくれている浜辺美波似の可愛いスタイリストさんから、先日新しいヘアリキッドを紹介して貰った。ナプラ(napla)というブランドの『スタイリングセラム』という商品。



これまで長年Nakanoのヘアムースを使って髪型をある程度固めていたが、このナプラのスタイリングセラムは普通のムースと形状も全然違うのでかなり新鮮。固体のムースとは違い、まるで肌に塗り込む乳液のような液体だが、髪に付けると適度にウェットな質感が得られる。しかし、ベタつく感じは全くなく、とても自然と髪に馴染む。スタイリングも自在に出来て、ムースよりもしっくりきてしまった。そして香りもホワイトジャスミン&ミュゲの香りらしいが、これがまたほのかに香り、髪を優しく包んでくれるような気がする。すっかり香りも気に入ってしまった。容量的にもムースほどなくなりが早く無いので、長持ちしそうである。



先日紹介したシャンプー/トリートメント、以前取り上げたハンドクリームなど、お気に入りのスタイリストさんから紹介されたものはどれもすっかり気に入って愛用しているが、今回また新たにお気に入りが出来てしまった。


ブルース・リー最強のバイブル、『李小龍大全』!

2022-02-14 16:55:00 | ブルース・リー、アクション
1990年代にアメリカで発売されたブルース・リーのシリーズ本がある。それはブルース・リーに関する出版物では第一人者でもあるJohn Little氏が編集したので、ブルース・リーの人間性、武道、そして哲学にスャbトを当てた3冊のシリーズとして出版された。そして、この3冊がセットになった形の日本語訳版がソニーマガジンズ社から『李小龍大全』として1998年に出版された。3冊がボックスに入った形で、かなり豪華仕様になっている。



しかし、この『李小龍大全』は既に絶版となっており、ネットでは20,000円近くしてしまうので、長らく購入を躊躇していた。しかも、実はこの3冊のオリジナル英語版は既に持っていたのも躊躇していた理由だ。しかし、今回ようやく、かなり安価で状態の良い中古品を入手する出来た。3冊の構成は下記の通りとなっている。



『李小龍大全 (The Bruce Lee Library)』
第1巻 ドラゴンかく語りき (インタビュー1958年~1973年)
第2巻 グンフーへの道 (中国武道の研究)
第3巻 截拳道 (ブルース・リーの格闘哲学)



第1巻は、ブルース・リーについて様々な人が語っているインタビューを取りまとめた内容で、とても興味深い。第2巻は、ブルース・リー自身が生前に中国武術に関して纏めたもので、截拳道のルーツともなっている詠春拳や、中国武術の歴史なども取り上げた内容で、かなり貴重な記録が収められている。そして第3巻は、いよいよブルース・リーが編み出した武道である截拳道にフォーカスした内容。3巻の中で最もページ数も多く、かなり充実した内容だ(ブルース・リー自身の著書である”Tao of Jeet Kune Do”の内容もカバーされている)。



持っている英語版と日本語版を比較してみたが、日本語版の方はサイズが少し小さい。しかし、基本的に内容は同じだ。



ブルース・リーの写真が多く掲載されているのも嬉しい。またブルース・リー自身が描いた貴重なイラストも多く載っている。



英語版の方は、実はこの3冊以降に『The Art of Expressing the Human Body』という、肉体トレーニングに関して纏められている本が出ており、これもかなり前アメリカ駐在時代に本屋で購入した。これが第4巻となる位置付けだが、残念ながら日本語化はされていないようだ。



この『李小龍大全』は、様々な角度からブルース・リーの人生や哲学を振り返った内容で、読んでいて興味深いのと同時に、もはやブルース・リーの歴史遺産的な価値のある本である。今回、ようやく日本語版を安く入手出来たのは何とも幸運であった。