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クリエイティブが大好きなのに、なぜか商社マンになってしまった私のマニアバース!

ロンドンで初めてのショーディッチ散策!

2019-10-31 21:17:00 | アート
ロンドンの中心からやや東、Liverpool Street駅の北に位置するショーディッチ地区。ここはアーティストの町、オシャレなロンドンの最先端トレンド発信エリアとしてもすっかり有名になった場所だが、実はこれだけ頻繁にロンドンに出張していながら、まだ一度もショーディッチを訪れたことが無かった。今回、布袋寅泰のライブでショーディッチに行くことになったこともあって、ライブよりも4-5時間早くショーディッチエリアに入り、散策することにした。




ショーディッチはその昔かなり治安の悪いエリアだったらしい。しかし、今ではその街中に描かれた落書き (グラフィーティー)ですっかり有名になり、アーティスティックで独特な世界を創り上げており、多くの観光客が訪れる治安の良いエリアとなった。ちょうどその昔ニューヨークのトライベッカ地区や、サンフランシスコのSOMA (South Of Market Street)にも似た歴史を辿っていると言える。



まずはショーディッチハイストリート駅で下車。



すると駅からすぐのところにBOX Parkというコンテナを並べて創られたショップ街がある。見ているだけでとても楽しい。ここのお店の一つに、スターウォーズのStorm Troopersをテーマにしたショップがあり、スターウォーズフリークとしては何か買わずにはいられなくなり、こんな面白Tシャツを購入。





続いて駅から、ショーディッチの中心的な通りとなるBrick Laneへ。とても素敵なお店が実に多い。








Fish & Chipsの名店『Poppie’s』も。



そしてショーディッチは至る所に何とも件p的な“落書き”が見られる。もはや落書きを通り越して、件p的な価値を感じるアート群は、このエリア最大の魅力だ。













以前ブログで取り上げたが、ロンドンの本屋でたまたま見つけたSTIKというアーティストの画集を購入したが、このSTIKの生アートがショーディッチで数か所観賞出来るのは何とも感動的。やはり生で見ると抜群の存在感である。





そして今回最大のお目当ては、あのBanksyの生アートが幾つかショーディッチで見られること。場所をネットで調べて2箇所ついに鑑賞することが出来た。これはかなり貴重である。絵はパネルが上から取り付けられてプロテクトされていたのはさすがである。




ショーディッチはとても楽しい町であり、まだまだ開拓出来るエリアがありそうだった。これから益々オシャレなお店やブティックなども増えそうである。また出張時に機会があればゆっくり訪れてみたい。


槇原敬之の素晴らしいカバーアルバム!

2019-10-29 14:09:00 | 音楽
来年、デビュー30周年を迎える槇原敬之が、10/23に新たなカバーアルバム『The Best of Listen to The Music』をリリースした。これまでリリースされていた3枚の”Listen to The Music”カバーアルバムシリーズのいわばベスト盤という位置付けだが、今回、なんと新録2曲を含む下記全15曲が収録された(カッコ内はオリジナルのアーティスト)。



1) 君に胸キュン。 (YMO)
2) 月の舟 (池田聡)
3) Travelling (宇多田ヒカル)
4) Your Song (エルトン・ジョン)
5) 言葉にできない (小田和正)
6) ごはんができたよ (矢野顕子)
7) What a Wonderful World (ルイ・アームストロング)
8) ヨイトマケの唄 (美輪明宏)
9) MAGIC TOUCH (山下達郎)
10) Hello, my friend (松任谷由実)
11) 時代 (中島みゆき)
12) Rain (大江千里)
13) Missing (久保田利伸)
14) 若者のすべて(フジファブリック)
15) 聞き間違い (YUKI)

どの曲も、原曲を見事マッキーカラーに染めたカバーとなっているのだが、やはりオリジナル楽曲の良さも改めて痛感してしまうようなカバーアルバムだ。



この15曲の中で僕が特に好きな曲が『Rain』。元々大江千里の曲だが、秦基博がカバーしたバージョンが新海誠監督の映画『言の葉の庭』で感動的に使われて、すっかりこの曲が好きになってしまった。マッキーのカバーバージョンは秦基博のバージョンにも、大江千里のバージョンの雰囲気をそれぞれ上手く踏襲しており、良い意味で上手く寄り添った上で、見事なマッキー節に仕立てられている好例だろう。なかなか聴き応えあり、大江千里オリジナル、秦基博バージョン、マッキーバージョンを聴き比べるのも楽しい。



久保田利伸の名曲バラード『Missing』のカバーも見事な出来映えだ。こちらもオリジナルのイメージを踏襲しながらも、サビでマッキー流の独自アレンジが付けられており、カバーもオリジナル並みに味わい深いものとなっている。



そして今回新録となったフジファブリックの『若者のすべて』、そしてYUKIの『聞き間違い』の2曲が兎に角素晴らしい。

『若者のすべて』はフジファブリックの人気曲で、センチメンタルな衝動を駆り立ててくれるメロディーと歌詞の名曲だが、マッキーもこの曲を初めて聴いた時に衝撃を受けたというだけあって、特別な思い入れのあるカバーだ。オリジナルにも決して劣らない感動的なサウンドを奏でてくれており、個人的にはオリジナルよりもこちらのカバーの方が好きになってしまったくらいだ。



そしてYUKIの『聞き間違い』もマッキーがオリジナルの歌詞にも惚れ込み、今回カバーしたらしいが、確かにオリジナル自体がとても良い曲であり、オリジナルの良さを損なわないように忠実に再現しながらも、マッキー流の見事なアレンジが加えられており、カバー曲事例の秀作と言える出来映えなのだ。



それにしても、このカバーベストアルバムは秀作揃いでとても心地良いアルバムに仕上がっている。原曲のイメージを損なわないレベルで自分のものにしている槇原敬之はさすがだし、カバーの楽しさを満喫しながらも原曲の素晴らしさを改めて教えてくれる、そんなカバーアルバムであった。


英国城めぐり~可愛くて美しいリーズ城!

2019-10-28 07:56:00 | トラベル
ロンドン滞在2回目の週末を迎えた10月27日の日曜日、それまで雨ばかりの毎日だったロンドンに待望の晴天が訪れた。これはチャンスと思い、前から訪れたいと思っていた英国ケント州にあるリーズ城を訪れた。




リーズ城はロンドンビクトリア駅からSoutheastern鉄道で約1時間の旅。最寄り駅はBearsted駅だ。この駅はとても小さな駅で、夏場はリーズ城行きの専用バスが運行しているようだが、この時期は運行していないようで、タクシーで向かうしか手立ては無い。車で10分くらいなのだが、さすがに徒歩では厳しい距離感。駅でタクシーを呼ぼうとタクシー会社に電話をかけたが、日曜日の朝は台数が少なく、2時間くらいは手配出来ないとの返答。これはヤバイと焦ったが、何件かタクシー会社に電話をしたら、ようやく15分くらいでピックアップ出来るということで何とか足をゲットすることに成功。



リーズ城は、500エーカーの広大な敷地面積に建っている歴史のある城。1952年にイギリス指定建造物Grade Iに認定された。





1278年から1552年までのおよそ300年にわたり英国王室の城として使われた。エドワード1世の2番目の王妃のマーガレット・オブ・フランスに譲り渡されてから、未亡人となった王妃が城を所有するという慣習が始まる。以降、エドワード2世の王妃のイザベラ・オブ・フランス、リチャード2世の王妃のアン・オブ・ボヘミア、ヘンリー4世の王妃のジョーン・オブ・ナヴァール、ヘンリー5世の王妃のキャサリン・オブ・ヴァロワがこの城に住んだ。また、16世紀前半にヘンリー8世が実施した大規模な改修によって、要塞だった城は宮殿になった。6人のイングランド王妃が暮らしたことから、貴婦人の城とも呼ばれているようでというかなり興味深い歴史を持つお城だ。また、そんな貴婦人の歴史に惹かれてか、城の可愛らしさも相俟ってか、1926年にアングロアメリカ人のベイリー夫人によってこの城が買い上げられ、1974年に彼女が死去した後、1976年に一般公開された。




リーズ城のゲートで入場券を買って早速城内へ。敷地は広大で、何とも手入れの行き届いた美しい庭園が広がる。大自然の中で小さな川も流れており、水辺に多くの海鳥たちも集まってとても癒される環境だ。人間慣れしているようで、観光客にもフレンドリーに近寄って来るのがまた可愛い。白鳥に加え、黒鳥なども多く見られる。




園内にはトラムカーも走っており、ゆっくり散策するもよし、帰り急ぐ場合はこのトラムカーに乗るのも楽しそうだ。



更に進んで行くと、美しいリーズ城が次第に視界に入ってくる。その小さな湖に浮かぶリーズ城は、(例えが良く無いが)まるでディズニーランドのアトラクションとして人工的に作られたかのような見事な造形。このおとぎ話的な美しさを見れば、自然の要塞、宮殿として多くの王妃を魅了したのも納得である。



城を眺められるレストランなどもあり、このアングルから臨むリーズ城は何とも美しい。城の内部も自由に見学出来るが、たくさんの美しい部屋がどれも大変に良い状態で保存されており、まさに貴婦人の城に相応しい内観。かなり見応えがあった。特に貴婦人が使用していたお風呂や、立派なワインセラーなども地下に残されており、かなり興味深い。








ライブラリーの部屋もなかなか見事であった。



反対側から臨むリーズ城もまた美しい。ボートに乗って、湖を周りながらお城を眺めるのもまた良さそうだ。




そして城の奥には見事な迷路があり、子供たちには人気のアトラクションとなっている。庭としても美しいデザインだ。



これまでの英国出張で、5か所ほどイギリスの城を見学してきたが、今まで見た中で今回のリーズ城は僕のお気に入りNo.1の城となった。王妃、貴婦人の城らしく、なんとも魅力的なお城であり、観光客に人気なのも納得だ。今回はあまり時間も無く、約2時間で駆け足での見学となったが、次回はもう少し時間をかけてゆっくりと展示を観たいものである。


ロンドンで感動の布袋寅泰のライブ!

2019-10-27 11:07:00 | 音楽
10/26 (土)にロンドンで布袋寅泰がライブを行われたが、何とも幸運なことに、ちょうどこのタイミングは出張でロンドン滞在中だったこともあり、チケットを入手し、参加することが出来た。日頃から聴いている大好きな布袋さん念願のライブ、しかもロンドンでの参加である。



布袋寅泰は現在ロンドン在住で、逆にコンサートツアーや仕事で日本にも頻繁に出かけているようだが、今回ロンドンでのライブはLondon Sessionsと題して、小さなライブハウスが会場。通常日本だと武道館、アリーナ等の大きな会場をツアーで周る布袋が、小さなライブハウスでライブを行うなんて日本ではなかなか最近は有り得ないし、地元ロンドンでの開催という意味では、布袋にとってリラックスした環境でのライブであろうと思われ、とても貴重な機会に巡り合うことが出来た。



ライブの場所は、ショーディッチというロンドン東に位置する若者の町。裏原宿的なオシャレなブティックやレストランなどがひしめき、街中壁に見事な落書きアート(Graphitti)が描かれた人気観光スポットだ。このHoxton Squareの一角にColours Hoxton (旧店名、Hoxton Square Bar & Kitchen)というライブハウス。入口は普通のレストランのようで、ライブハウス会場があるようには見えない。



少し早く着いたので、バーでビールを飲んで入場を待つことにしたが、既に多くの観客が待っていた。日本人が確かに大半を占めていたが、中には昨年のロンドン公演にも参加して、BOOWYの曲も大好きというイギリス人も参加したりしていた。また入場待ちで我々の前にいた老夫婦にも話しかけたところ、なんと布袋家の家政婦をしているとのことで、布袋さんから今回招待されたとのこと。奥様の今井美樹とも当然日々顔を合わせているわけで、これまたロンドン公演ならではの貴重でささやかな出会いとなった。



19時の開場時間となり、ライブ会場に入ったが何とも小さい。あまりの小ささに、こんな会場であの布袋寅泰がライブをしてくれるのか!と驚くくらいの規模だった。早めに並んだことで、ステージから2列目、と言っても実質最前列にも近い高位置を確保。



そしてついにライブが19時半過ぎにスタート。布袋とバンドメンバーがステージに出てくると、何とも距離が近い!布袋をこんなに至近距離で見ることが出来るのは、日本では有り得ない。本当にロンドンならで、感動的であった。あの超絶ギターテクを生で、しかも至近距離で拝めるとは、なんたる幸せ!




セットリストは下記の通り13曲を演奏。途中ゲストとして女性シンガーのERICAが参加。インスト曲と、今年リリースされたニューアルバム『Guitarhythm VI』からの選曲。再度にアンコールでライブではお約束の『Bad Feeling』を演奏してくれたのも感動的であった!



セットリスト
1) Maze
2) Treasure Hunt
3) Battle Without Honor or Humanity
4) Stereocaster
5) Tracker
6) Frankenstein
7) Blade Runner
8) Sunshine of your Love
9) Freedom in the Dark
10) Black Goggles
11) Paradox
12) Doubt

アンコール:
13) Bad Feeling



しかし、こんな至近距離で布袋のギターを生でじっくり堪能出来たのは最高の思い出となった。特に僕の好きなギターテクが満喫出来る曲『Stereocaster』を弾いてくれたのも感動的であった。




最後に、布袋のサインが入ったCDもゲットすることが出来てまさに日本では経験できないような史上最高のライブ経験となった。





僕の定宿、パディントンのホテル!

2019-10-21 10:51:00 | 好きな場所
今月は3週間の欧州出張に出かけているが、最初の週はスペイン、第二週はロンドン、第三週はドイツを訪問する。

ロンドンでは最近決まって宿泊しているホテルがある。パディントン駅とランカスターゲート駅のちょうど中間に位置するPark Grand Paddingtonというホテルで、前回も少しブログで紹介したホテルだ。



まずは兎に角アクセスが抜群。ヒースロー空港からパディントン駅まではヒースローエクスプレスで30分、このホテルはパディントン駅まで徒歩7分ほど。そしてこれに加えて、地下鉄Central Lineのランカスターゲート駅までも同じく徒歩7分くらいなのだ。Central LineにあるLiverpool St駅、St Paul駅、Stratford駅など、仕事で訪れることが多い駅が集中しており、このCentral Lineにアクセスが良いというのも最高に便利である。



このアクセスの良さに加え、ホテル周辺はパディントン駅周辺と違って少し落ち着いた住宅街にもなっていて、とても静かで快適な環境。適度にホテル周辺にコンビニ的なお店やレストランなどもあって、水などちょっとしたものを購入するのにも好都合。以前紹介したドッグショップも近くにある。





ランカスターゲート駅の南には広大なハイドパーク、ケンジントンパークの豊かな緑も広がっており、ワンちゃん連れなども多く、まさに癒しの環境。





さて、このPark Grand Paddingtonホテルだが、アパートであった建物をホテルに改装したようで、各部屋はかなり狭い。日本で言うと5-6畳くらいの狭い空間だ。しかし、慣れるとこれが返って広過ぎず便利で、何でも手が届く心地良い環境となるし、日本人には居心地が良いかもしれない。





またホテルには僕の出張には欠かせないアイロンとアイロン台も常に標準装備されているのが嬉しいし、冷蔵庫もある(ミニバーにはなっておらず、何も入っていないが、購入してきた水などを収納できる)。クリーニングサービスも充実していて、朝10時までに出せば、同日には帰ってくるのは出張中極めて便利だ。




宿泊に付いているビュッフェ式の朝食はイングリッシュブレクファストとしてかなり定番のメニューだが(ソーセージ、ベーコン、スクランブルエッグ、マッシュルーム、ビーンズなど)、これがなかなか美味しくて気に入っている。



このホテルは向いにPaddington Court Executive Roomsという離れの棟があり、こちらが結構落ち着いているので気に入っており、毎回こちらをなるべく予約するようにしている。ホテルロビーがある本館から道を隔てた向かい側にあるが、これが返ってプライベートなアパート感を醸し出し、長期滞在にはより快適な空間となる。



このホテルは、すっかりロンドンで僕の定宿になっているが、出張を快適に過ごす為もはや欠かせない環境となっており、今後もこのホテルに泊まりたいと思う。