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blue deco design lab

クリエイティブが大好きなのに、なぜか商社マンになってしまった私のマニアバース!

新作イラスト / キャラ制作開始

2009-04-13 08:10:00 | My Artworks
かなり久し振りに新作イラスト制作に着手している。これまでも時間のある時はアイディア帳にスケッチなどを描き貯めていたが、ようやく少しまともな形にしようと制作を始めた。これから色々とアレンジするつもりなのでまだ最終形では無いが、とりあえず制作を始めたアイディアを幾つかご紹介したい。

まずは随分前から構想していたキャラで、昔飼っていた愛犬マック(柴犬)をベースにした、「マッキー」。マックはテニスボールが好きで良く追いかけて遊んでいたが、そのボールを追いかける姿を描いたパターンと、マッキーの喜怒哀楽の表情を描いたものの2パターンを制作した。


次は、大きな赤いハートを頭につけたキャラ「ココロちゃん」と、そのお友達のモヒカン頭の「モヒくん」。こちらも最終形では少しいじるかもしれない。

ブルース・リーシリーズはこれまで「怒りの美学」シリーズや「FOF - 怒りの鉄拳」、「Emotional Content」など色々と作成したが、今回は新作「No Chucks」が完成。”朝8時から夜の8時まではヌンチャク使用禁止”というサインである。

そして最後に新しいロゴシリーズとして2つ。まず1つ目は「Flying Little Hearts (FLH)」。小さな心に羽が生えて飛んでいく姿を描いたロゴである。娘用に制作したラインアップである。

そして、現在もまだ制作中の絵本の中で登場する予定のおもちゃ屋「blue paper plane toy factory」のロゴマーク案。こちらも幾つかのパターンを制作中にて、最終版は若干変わるかもしれない。

これらの中から別途Tシャツなどにするものを検討する予定だが、今夏のTシャツシーズンに間に合うようにこれから準備が忙しくなりそうである。



ブタを育てて、食べる!? 映画「ブタがいた教室」

2009-04-12 13:04:00 | 映画
昨年劇場公開され、東京国際映画祭で2部門を受賞した感動の映画、「ブタがいた教室」のDVDが4/10に発売となった。これは前から興味があった映画なのでDVDをすぐに購入してしまった。本作は、驚くべき実話をベースに映画化された作品で、小学校の新米教師、星先生役の妻夫木聡、そしてオーディションで選ばれた26人の小学生たちによる感動的なドラマが展開されるが、そのテーマ性に関して賛否両論となって大きな話題となった。

予告編はこちら: http://buta.channel.yahoo.co.jp/index.php?itemid=43

インパクトのあるタイトルの映画だが、その物語もユニークだ。ある小学校の6年2組を担当する新米教師の星先生が、学校に可愛いブタの赤ちゃんを連れてくる。そして、生徒たちにこう告げる。「このブタを飼って、大きくなったらみんなで食べよう」と。この衝撃的な約束によって物語は始まる。やがて子供たちはブタをPちゃんと名づけ、Pちゃんのブタ小屋をみんなで作り、ご飯をあげたり、小屋の聡怩ネどみんなで毎日世話をしていくうちにPちゃんへの愛情が芽生えていく。そして1年間を通じて、花火大会、運動会など様々な学校イベントなどをPちゃんと共に過ごし、嵐の日はみんなで気になってPちゃんの小屋を見に行ったり、寒い冬には毛布をひきに行ったり、クリスマスにはPちゃんの大好物であるトマトにリボンをつけてあげたりと、Pちゃんはもはや欠かせない仲間となっていく。

しかし、卒業まで4か月となった冬、みんなでPちゃんをどうするのかの熱い議論の第一弾が始まる。元々、Pちゃんが大きくなったらみんなで食べようと約束して飼いはじめたが、Pちゃんにすっかり情が移ってしまったみんなは、このクラスの一員となったPちゃんを殺して食べるなどという残酷なことは出来ないという。そしてここでまず6年2組のみんなが出した結論は、「Pちゃんをどこか違うクラスで引き継いで飼って貰いたい」ということになった。やがて3年生のあるクラスが引き継ぎたいと申し出て、Pちゃんのお世話などを教え出るが、既に大型化したPちゃんは、まだ体が小さい3年生にはかなり大変なことが判明。そこで再び、6年2組でのディベートが始まるのであった。Pちゃんを3年生に託して卒業するのか、或いは食肉センターに送るか、の究極の選択を迫られる。6年2組の26人の生徒たちは、涙ながらにPちゃんの運命をめぐり、熱いディベートを繰り返すが、なかなか結論が出ない。多数決を取った結果、クラスは13 対13と真っ二つに分かれ、結論が出せない。そして結局は6年2組の一員でもある星先生が最後の1票を投じて結論を出すこととなるが、果たしてPちゃんの運命は。。。

この映画は、Pちゃんを通じて、「殺すのと食べるのは、違う」、「命の長さって誰が決めるの?」など、食肉の大切さ、命の尊さを真剣に考えていく過程を見事に描いているが、オーディションで選ばれた26人の小学6年生たちは、映画の撮影4か月前から合宿などで集められ、自由な意見が言える環境を作り、そしてチームワークやPちゃんを飼うことへの心の準備を着実に進めていく。このプロセスにより、この映画はまさにドキュメンタリーのようなリアル感で観客に大きな感動が伝わる。ディベートシーンも、子供たちのアドリブなどにより、リアルな言葉が取り入れられており、26人全員の熱い涙は観る人全ての心を揺さぶる。そして、妻夫木聡も役者の枠を超え、完全にこの26人の小学生の「先生」として見事に子供たちの本音を引き出す。

この作品のように、映画でありながらドキュメンタリーのようなリアルな臨場感で子供たちの本音をうまく描いた日本映画はこれまでに見たことが無い。そして子供たちの本音が大きな感動を誘う作品に仕上がっており、監督、スタッフの収録までの入念な準備とプランニングが見事に結集した傑作である。子供たちもみんなそれぞれ個性があり、Pちゃんを廻る感情をそれぞれ丁寧に描いている点も印象的である。

人間は普通に牛や豚を殺して食べているが、残酷なようでも人間が生きていく為には欠かせない存在だ。しかし、もはや犬や猫と同じ「ペット」になったPちゃんを殺して、しかも食べるということを子供たちは受け入れられず、命の大切さを勉強すると同時に食べ物への感謝の気持ちの大切さなどを学ぶ。Pちゃんの運命をめぐって繰り広げられる26人の涙の本音議論は観る者すべての心を揺さぶらずにはいられない。





「絶対彼氏」、感動の最終章へ

2009-04-10 08:19:00 | TVドラマ
昨年の4-6月クールで放映されたフジテレビドラマ「絶対彼氏~完全無欠の恋人ロボット」の最終章スペシャルが3/24(火)に放映された。このドラマは人気コミックである「絶対彼氏」のドラマ化で、速水もこみちが天城ナイトという名のロボットに扮したラブコメディードラマだが、彼の無機質なロボットぶりが違和感無く、見事なはまり役であった。あの感動の最終回から1年以上が経過したが、ついにそのスペシャル版の登場である。そしてこのスペシャルは、本編の感動と興奮そのままに作られた、素晴らしい出来栄えであった。

主人公のリイコ(相武紗希)が理想とする彼氏像を元に「クロノスヘブン社」で開発・プログラミングされたナイトは、リイコのもとにやってきて、「僕はリイコの理想の彼氏ですから」というお決まりのセリフでリイコに忠実な彼氏ロボとなるのだが、ナイトにはやがてプログラミングされていない自我が目覚め、ロボットを越えた深い愛情をリイコに対して抱き始める。また、リイコも最初はロボットだからと相手にしていなかったが、次第にナイトへの愛に気が付き始める。そこへ、リイコの会社の同僚や友人、そしてナイトの開発者たちを巻き込んで様々なドラマが展開されていく。コミカルなシーンも多いが、ロボットと人間の間に芽生えた特別な感情にスャbトを当て、リイコ、ナイト共に苦悩する姿は実に切ないドラマに発展する。また、リイコの勤める大手スイーツ会社ASAMOTOの御曹司で、リイコの上司でもある浅元創志に対してリイコが惹かれていき、創志もまたリイコを好きになっていくという、まさに理想のカップルなのだが、そこへナイトも絡んだ人間とロボットの不思議な三角関係が展開されていく。そして感動の最終回では、リイコへの愛を悟ったナイトだったが、最後自分が完全に機能停止してしまう運命にあることを知り、その前に自分の思いをリイコに告げ、そしてチップに遺言メッセージ画像を残し、創志にリイコを託して去っていくのだが、この最終回は涙を誘う感動の結末であった。

そしてナイトがいなくなってから3年後という設定で今回のスペシャルは始まる。リイコは創志とパティシエになる為お菓子作りのパリ修行に出るところで本編は終わっていたが、今回2人が3年ぶりにパリから帰国。2人は婚約することも決まり、幸せの絶頂にあったが、なんとそこへ3年前に永久に機能停止した筈のナイトが突如復活する。クロノスヘブン社の新しい天才女性開発者の私的な野望により、自我が目覚めたナイトを利用しようと復活させる。最初は昔の記憶が完全に無くなっている”初期化”された状態のナイトとしてリイコの前に復活し、リイコも複雑な思いが交錯しだすが、やがて当時ナイトの自我が込められたチップをもとに、ナイトは完全に昔の記憶を取り戻す。そして、リイコも3年前のナイトへの思いが復活し、ロボットであるナイトと一生共に生きていく決心をする、はずだったが。。。恋人の創志との関係も複雑に交錯しながら、今回は最終章らしく、またまた感動のラストを向かえるのである。

僕はロボット系の物語が結構好きで、自我が芽生えることで自分がロボットであることに苦悩するテーマには特に反応してしまう。僕の尊敬する手塚治虫先生の名作、「鉄腕アトム」がそうであったが、ロボットは人間の役に立つ為に産まれ、そして人間に絶対服従というロボット三原則がこれまで基本的な思想だが、自我が芽生えてしまったロボットの結末はいつもあまりにも悲しい。人間はやがて歳を取って死んでいくが、ロボットは歳を取らず、そして死ぬことも無い。今回の「絶対彼氏」の場合も、愛するリイコと一生共にしたとしても、リイコはやがて死んで行くが、ナイトは歳も取らなければ死にもしない。またリイコが死んだ後もずっとリイコへの愛だけに生きていく運命にある、自我が目覚めたが故に、まさに悲しい嵯峨である。

このドラマの見所はそのユニーク且つ感動的なストーリー性以外に、その豪華な主演陣にある。リイコ役には人気若手女優の一角である相武紗希。いかにも性格の良さそうな明るく元気な女性という役所で、ロボットであるナイトへの愛情の深まりを見事に演じている。

そしてナイトには速水もこみち。まさに棒読み系のロボットにふさわしい無機質な怪演を見せており、またその肉体美もロボットらしさを演出しており、はまり役だ。そして創志役には、これまた今人気絶頂の水島ヒロ。先日同じ事務所で、歌手の綾香と結婚を発表したばかり。注目なのは、この「絶対彼氏」のドラマの主題歌「おかえり」を歌うのが綾香。このドラマが縁で雑誌の対談が実現したのではないかと思うが、そうだとすると、このドラマが水島ヒロの人生に大きな影響を及ぼしたということだ。水島ヒロは、前クールのドラマ「メイちゃんの執事」でもイケメン執事役を見事にこなしており、イケメンの筆頭格として絶大な人気を誇っている。

この3人のメインキャストを健B者で多彩な脇役陣が固め、ドラマに厚みをもたらしている。まずはロボット開発会社「クロノスヘブン社」のロボットエンジニア、並切岳役に佐々木蔵之助。最近はあらゆるドラマや映画で頻繁に見かけるようになったが、まさにその演技のうまさは別格である。そしてリイコがいつも通うバー「リベルテ」の美人オーナー役に真矢みき。相武紗希とは、「アテンションプリーズ」でのCAと教官役で共演して依頼の再共演だが、今回もリイコの良き相談役としていい味を出している。そして、最近良く見かけるようになった吉岡鉄子が、リイコの住むアパートの大家さん役を演じて、コミカルな仕上がりとなっている。そして、今回のスペシャルで女性ロボット開発エンジニアとして登場するのが国仲涼子である。

「絶対彼氏」は「絶対お薦め」なドラマである。基本は軽めのラブコメでありながらも、そのロボットと人間の関係に込められたドラマ性により、なかなか秀逸な出来栄えのドラマとなっている。


僕のロットリングへのこだわり

2009-04-07 08:13:00 | デザイン
今回は、僕のお気に入りの筆記用具ブランド、「ロットリング」をご紹介したい。
ロットリング社は世界的に有名なドイツの製図製品/筆記道具ブランドであり、その歴史は1928年にドイツ人のウィルヘルム・リープ氏が、中空パイプ式万年筆を考案したところから始まった。その後、機能を重視した数々の製図ペンを世に送り出し、高い評価を得て、ペンメーカーとして不動の地位を築いてきた老舗である。その如何にもドイツらしい、その高い技術力と信頼性は、世界中のデザイナーや設計士等から愛用されている。

社名の「ロットリング」とはドイツ語で「赤い輪」(Red Ring)という意味で、ロゴマークもその社名を表している。

僕が最初にロットリングのペンを手にしたのは確か中学生の頃。日本でちょうど漫画などを良く描いていたが、その漫画を描くのに文房具屋で手にしたロットリング社の8本入り製図ペンセットはとても魅力的だった。値段も確か2万円くらいする代物で、軽く買えるものではなかったし、中学生がペンごときに普通2万円も使わないだろう。でも、漫画用のペンや紙にかなりのお小遣いを費やしていた当時の僕にとって、このペンセットはどうしてもゲットしたいものだった。購入して使い始めてみると、物凄く手に馴染み、その精密な描き心地にすっかりはまってしまった。それ以来長年ロットリングの製品を愛用し続けている。実は今も使っている殆どのボールペンはロットリングのもの。

まずは数年前から愛用しているのが、赤ボールペン、黒ボールペン、シャープペンが一つになった3 in 1タイプのシルバー。これはメカ的にも面白い仕鰍ッだ。ボールペンの端にそれぞれ黒、赤、シャープペンのマークが印されているが、このマークを自分の方に向けながら押すと、その指定したペンが出てくる仕鰍ッ。単純だが実に理に適っており、便利な機能である。これ1本あると他のペンがいらなくなるので、出張時などは特に便利である。これと同じペンで、無印良品オリジナルモデルの白タイプも持っていたが、以前アメリカ出張時に失くしてしまった。

もう1本愛用しているのが上記3 in 1タイプの更に上を行く4 in 1タイプの黒ボディーモデル。黒、赤ボールペンとシャープペンに加え、オレンジの蛍光ペンまで付いているのだ。メカ的には同じ仕組みで、こちらも大変に便利な逸品。東急ハンズで購入した。

最近は上記2本に加え、ロットリングの中ではお安いタイプのTinkyとTinky IIも日常愛用している。どちらも白タイプを購入したが、白以外にもカラフルなラインアップ有り。これは普通のボールペンだが、そのシンプルなデザインと書きやすさはとても気に入っている。

やはりロットリングの魅力を総括すると、その硬いブランドイメージ、精密機械のような高いプレシジョンと信頼性、そして無駄の無い知的なデザイン性が見事に融合している点だろう。これからも愛用して行きたいと思う。


僕のヌンチャクコレクション

2009-04-05 22:36:00 | ブルース・リー、アクション
最近、ちょっとまたヌンチャクに凝っている。昔アメリカのハイスクール時代に空手をやっていた頃、特にブルース・リー映画ばっかり見て毎日明け暮れていたので、ヌンチャクをたくさん買いあさってコレクションしていた。ピーク時には10本くらい持っていただろうか。今ではお気に入りの5本だけを鑑賞用として大切に保管しているが、久し振りにヌンチャクを出して見たのでご紹介したい。どのヌンチャクも20年以上愛用しているもので、大変に愛着のあるものばかりだ。

まずはブルース・リーの「死亡遊戯モデル」を2本。これはあの有名な彼の映画「死亡遊戯」で使用したモデル。黄色に黒のストライプが入ったデザインは、ちょうど映画で着ていたトラックスーツと同じデザインで、しばしば他の映画やパロディーにも登場する有名なタイプである(キルビルでもお馴染み)。この死亡遊戯モデルのヌンチャクは、鎖バージョンとロープバージョンの2種類を持っているが、ヌンチャク自体はどれも硬い木製なので、結構重い、しっかりした作り。映画の中でブルース・リーが使用していたものは、もっと軽くて軟らかいものだったと思われる。

次はオーソドックスな黒のものだが、こちらは六角形になっているので、一般的な円筒バージョンに比べるとやや珍しいタイプ。こちらも重い木製なので、かなり重量感もあるタイプで、六角形は結構手に馴染む。

次は円筒タイプの定番デザインながら、色が茶色の木目調になっていて渋いモデル。持っているヌンチャクの中では一番新しいもので、あまり使用していないのでキレイでもある。こちらも重量感はたっぷりである。

そして最後に最も気に入っている秘密兵器がこれ。一見ただの黒い鉄パイプだが、実はこれがヌンチャクに大変身。パイプの中央を回すと、中から鎖が登場し、パイプがヌンチャクに早変わりするのだ。これは護身用にも大変に便利で、比較的いつも身近に置いてある。鉄パイプ自体も立派な武器になるが、ヌンチャクになると更に破壊力が増すのである。