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クリエイティブが大好きなのに、なぜか商社マンになってしまった私のマニアバース!

アメリカ出張でベトナム三昧?

2008-06-30 23:34:12 | トラベル
先週の月曜日から、4月以来久しぶりのアメリカ出張に出鰍ッている。今年は1月から毎月海外出張をしていたが、5月は出張が無く、東京で忙しくしていたので、2ヶ月ぶりの出張である。しかし、7月はインド、シンガメ[ル、フィリピン、そしてロシア出張が控えているので、またまたかなり忙しくなりそうだ。

今回の米国出張はアメリカ西海岸の3都市だけの訪問となり、珍しくNYや東海岸は立ち寄らない日程となった。まずは月曜日にサンフランシスコに入り、2日間の滞在。今回のレンタカーは黒の日産350Zのコンバーチブルだったが、この車を借りることが結構多い。早いし、意外にも乗り心地が気に入っているので、他の人を乗せることが無いような出張だとこの2シータースメ[ツは最高だし、天気のいい日にトップを開けて走ると最高に気持ちいい。カリフォルニアならではである。昔サンノゼに住んでいた頃、2シーターコンバーチブルのBMW Z3に乗っていたが、その頃のことを思い出してしまう。

今回サンノゼでは、仕事の関係でベトナム料理を2日連続で食べた。まず初日の月曜日は、デザインファームIDEOの友人と共にスタンフォード大学のある町Palo Altoのベトナム料理屋、Three Seasonで食事。ここはおしゃれな雰囲気でPalo Altoでも人気のあるお店。サンフランシスコにもう1店舗ある。料理はどれも大変に美味しい。

火曜日は僕の好きなサンノゼの南にある町、Los GatosのGreen Papayaで食事。あるベンチャー企業のCEOとの食事だったが、こちらはかなりこじんまりとした素朴な雰囲気の店で華やかなThree Seasonとは対照的だが、味はなかなかで、長年Los Gatosで営業しており、地元の人にも人気のレストランである。どちらも甲乙つけがたいレベルで、お勧めのレストランだ。

Three Seasons
518 Bryant Street
Palo Alto, CA 94301
Tel: 1-650-838-0353
www.threeseasonsrestaurant.com

Green Papaya
137 N Santa Cruz Ave
Los Gatos, CA 95030
Tel: 1-408-395-9115
http://www.yelp.com/biz/the-green-papaya-los-gatos


タイガー・ウッズ、全米オープンの死闘を制す!

2008-06-19 08:26:59 | スポーツ
今週の月曜日、タイガー・ウッズがプレイオフでの激闘の末、ベテランのメディエートを下し、3度目の全米オープン制覇、トリプルグランドスラム(全4メジャー大会で各3勝以上)を成し遂げた。これで通算PGAツアー65勝、メジャー優勝14勝で、ジャック・ニクラウスに次いで歴代2位となった。

本来全米オープンは日曜日までの4日間で終了する筈だったが、最終日の18番でバーディーパットを沈め、タイガーがメディエートに追い付き、プレイオフに持ち込んだ。全米オープンではそこからサドンデスになるのでは無く、翌日18ホールのフルラウンドを2人で回って決着を着けるルールなので、5日目に持ち越しとなったのだ。しかし、結局5日目の18ホールでも決着がつかず、ここからは1ホール毎のサドンデス。そのサドンデス1ホール目でついにタイガーがバーディーを取り、5日間で計91ホールにも及んだ死闘を制したのだ。日本では5日目もテレビ朝日が夜中に中継しており、かなりの人が注目してみていた。またワンセグで出勤時に激闘を見ていた人も少なくないが、兎に角熱い戦いであり、久しぶりにゴルフを食い入るように見てしまった。

タイガーは今年4月に手術した左ひざの痛みがあり、試合中もかなり苦しい表情を見せていたが、5日間のプレーは相当な負担になったものと思われる。今朝のニュースでは、今期予定していた残り試合は全て欠場し、再度ひざの手術を行う模様。

思えばタイガーと全米オープンは、個人的に思い出深い。2000年、タイガーはまさに最初のピークを迎えていた時期であったが、この年全米、全英、全米プロの3メジャーを制覇。また2000年はPGAツアー年間9勝という記録も成し遂げ、まさに誰もタイガーを止められない勢いであった。ちなみに、2000年の3メジャー制覇後、翌年2001年4月のマスターズも優勝した為、年は跨ってしまったがこの連続4メジャー制覇は「タイガースラム」と呼ばれており、如何にこの時期のタイガーが強かったかを物語っている。また当時の勝ち方も凄かった。「タイガーチャージ」と呼ばれていたように、3日目くらいから2位に大差をつけてスコアを伸ばし、最終的にはアンダーパーのコースレコードを叩き出すくらいぶっちぎりの凄さだった。

2000年はちょうど僕がアメリカのシリコンバレー駐在真っ只中で、しかもこの年の全米オープンは100回目の記念すべき大会として、シリコンバレーからも近い世界有数の名門コース、「ペブルビーチ」で開催された。ペブルビーチ周辺は僕の最も好きなエリアの一つだが、海に面した実に美しいコースで、セントアンドリュースと並んで世界のゴルファーが憧れる名門コースである。シリコンバレーに住んでいた頃は良く週末のドライブでペブルビーチを訪れ、ここのロッジのレストランでランチなどをしていたので懐かしい。この2000年の全米オープンは残念ながら仕事の関係で実際に見に行くことは出来なかったが、丸ちゃんこと丸山茂樹も参戦しており、シリコンバレー近くに住む多くの日本人が観戦に訪れていたのだ。内の奥さんも平日の練習ラウンドを観戦に行き、丸ちゃんのキャディーをやっていた丸ちゃんのお兄さんとも話し、タイガーの練習ラウンドや、当時タイガーのライバルであったデビッド・デュバルも至近距離で見たと興奮していたのを良く覚えている(僕も会社休んで行けば良かったと後悔したものだった(笑))。早いもので、10年ぶりとなる2010年には再びペブルビーチで開催されるが、またタイガーがどのような戦いを見せてくれるか本当に楽しみである。

今回、全米オープンの優勝カップ授与式に、タイガーの娘のアレクシスちゃんの姿があったが、かなり可愛かった。昨年の全米オープン終了の翌日に誕生したので、ちょうど今年で丸1歳。今回の優勝はパパからの凄い誕生日プレゼントになったものだが、パパと同じく、大会最終日にふさわしい赤い服を着ていたのはさすがである(笑)。可愛いのは間違いないのだが、1歳のわりには何だか肝っ玉が据わったような表情をしていて、さすがタイガーの娘という風格すらあったから不思議だ。早くもマスコミからは「最強の女タイガー」としてゴルファーとなることを既に切望しているが、あの肝っ玉の据わりようを見ると、そんなこともつい期待してしまう。遺伝子というのは侮れないものだ。


初のグアム旅行

2008-06-14 19:53:38 | トラベル
今週、休暇を取って家族でグアム旅行に出鰍ッた。日曜日出発で4泊5日の夏休み第一弾である。グアムは今回初めて訪れたのだが、まさに「遠くの国内よりも、近くのグアム」であり、小さな子供がいるファミリーにはとっても便利なお手軽リゾートであることを今回痛感した。正直、これまでグアムには全く興味が無く、米系リゾートに日本から行くならやっぱり「ハワイ」だと考えていたが、今回4歳の子供を連れていくのに、飛行時間が比較的短く、料金も安く、時差も極力少ないリゾートということで考えた結果、グアムが候補に挙がった。グアムは日本との時差が1時間で、飛行時間もたったの3時間程度なので、まさに国内旅行の感覚で海外旅行が楽しめる場所である。成田空港では無く、羽田からの便でもあれば更に快適になるのだろうが、成田の方が海外旅行の雰囲気を盛り上げてくれる面はあるだろう。


それにしても、これまでに噂には聞いていたが、今回訪れてみて、グアムは本当に観光客の殆どが日本人と思えるほど日本人だらけであったが、どうやらデータによると、年間100万人超訪れる観光客の90%以上が日本人らしい。グアムの経済は日本の観光客が支えていると言っても過言では無い。日本人が多過ぎて嫌だという人も多いと思うが、逆に日本人ばかりだからこそ安心だという人もいるだろう。日本語もかなり通じるし、買い物時に円も使えたりする店が多い。

グアムは米国自治属領で、日本の淡路島くらいの面積に人口が16万人の島である。島の面積的にはシンガメ[ルとそう大きく違わないが、グアムの16万人に対してシンガメ[ルの人口が435万人であることを考えると人口密度が全く違う。グアムはアメリカ領ながらも、一般のアメリカ人が訪れるにはかなり遠いし、リゾートとしての格が上のハワイの方が近いわけで、わざわざハワイを飛ばして本土からグアムに来るアメリカ人も少ないだろう。グアムで見かけるアメリカ人の殆どが米軍基地の軍の関係者や家族だろう。ホテルはグアムの商業的中心街であるタモン湾に面してMarriott、Hyatt、Hilton、Westin等の米系大型ホテルチェーンも立ち並び、珊瑚礁のビーチも美しく、快適なリゾート環境である。DFSや高級ブランドの店もそこそこあり、ハワイ程では無いまでも、ショッピング環境もまずまず充実しており、税金も鰍ゥらないから大きな買い物をグアムでする観光客も多いらしい。まさに日本からの観光客にとっては好都合な環境が揃ったリゾートなのである。島内はバスなどが15分間隔で各ホテルを巡回しており、ショッピングエリアに出るのも便利だ。

ホテルはグアムの日航ホテルに宿泊したが、グアムの中心部であるタモン地区の北側に位置し、やや喧騒からは離れた快適な環境だ。ホテルの前にはシュノーケリングで美しい魚たちを見ることが出来る珊瑚礁のプライベートビーチが広がり、タモン湾を見渡せるロケーションもなかなか良かった。ビーチから見る夕日が実に美しかった。

グアムではイルカウォッチングのツアーに出鰍ッたが、船で沖に出てイルカを見に行く3時間30分くらいのツアーである。群れで泳ぐイルカを至近距離で見ることが出来て娘も大いに喜んでいたが、それよりもガイドが日本にも住んだことのあるかなり面白い人でこちらの方もすっかり娘がはまっていた。

海も楽しかったが、やはり娘がはまっていたのはホテルの子供用プールである。どこにでもあるプールではあったが、他の日本人の子供たちも数名プールに入っていてそこに混ざって遊ぶのが何よりも楽しかったようである。



集客プラットフォーム、ディズニーランド!

2008-06-02 21:53:19 | 好きな場所
週末、家族でディズニーランドに行った。前回いつ行ったか忘れてしまうくらい暫くご無沙汰しており、子供と行くのも今回初めて。娘はアメリカでDisney Channelの「Mickey Mouse Clubhouse」という番組が大好きだったので、ディズニーキャラクターも良く知っており(なぜか一番のお気に入りはミッキーでもミニーでも無く、ドナルド)、一度ディズニーランドに連れて言ってあげねばと思っていたが、ようやく今回重い腰をあげて行くことが出来た。

しかし今回行ってみた感想として、正直4歳の娘にはディズニーランドはまだスケールが大き過ぎ、本当の意味で楽しめるのはもうちょっと先と言った感じ。スリリングなライド系はまだ全く乗れないし、アンパンマンミュージアムやピューロランドに慣れていた娘に、ディズニーランドはあまりにも人が多すぎて、スペース的にも広過ぎ、全体像が掴めない感じなのかもしれない。Toon Townだけでも充分1日楽しめる感覚である。


それでも「It’s a Small World」と「Toon Town」内ミッキーの家でのミートミッキー(ミッキーとの写真撮影)、それにパレードの「ジュビレーション」とショー「ワンマンズドリームII」は娘なりにかなり楽しむことが出来たようだ。

ディズニーランドでの楽しみの1つに、ャbプコーンがある。ランドの園内13箇所で合計6種類のャbプコーンを売っており、これがディズニーキャラクターのバケツに入っているので、コレクションやお土産としても最適な商品なのだ(少々かさばるが、みんな思い思いのャbプコーンバケツを買って首からぶら下げて園内を歩いている)。娘はハニー味のャbプコーンが入ったプーさんのバケツを購入したが、一度買ったバケツに、他の味のャbプコーンをリフィルして貰うことが可能なので、色々な味が気軽に楽しめるのだ。

ディズニーランドはかなり楽しかったのだが、ちょっと視点を変えて「集客プラットフォーム」としてのディズニーランドの凄さについて考えてみた(完全に職業病である)。ディズニーランドは間違い無く日本で最大の集客力と売上を誇るテーマパークだが、その入場者数はランドとシーの合計で年間2,500万人強。1日平均約68,000人である。ディズニーランドの開園からで累計4億人が入場したことになるから凄い。ディズニーリゾートは東京観光の人気スャbトで、日本全国から観光客が集まってくるし、海外(特にアジア)からもディズニーランドに観光客が集まってくる。一度このように強力な「集客プラットフォーム」が出来上がってしまうと、他にも様々な収益源を産み出すことが可能となるのだ。入場料となる1デーパスメ[トは5,800円だが、1年間の入園者に単純に鰍ッるとこれだけで年間1,450億円にもなる。そして入園料以外にも園内での1日のグッズ販売、飲食で使われる金額も半端では無い。ディズニーランド入園者が1日平均でグッズ/飲食に使うお金は10,000円強だと言われているが、これも入場者数を単純に鰍ッ算すると年間2,500億円の売上になってしまう。ハンバーガーなども1日17,000個くらいは売れてしまうというから途轍もないスケールだ。ディズニーランドの入園料とグッズ/飲食代の合計で年間4,000億円近くの売上になり、ディズニーランドを運営しているオリエンタルランドの売上に近い数字となる。

ちなみに人気のャbプコーンをベースにちょっと試算してみた。

ランドの1日の営業時間は13時間(9:00am-10:00pm) = 780分
園内のャbプコーンスタンド数: 13箇所
ャbプコーン価格: 1,100円 (バケツ x ストラップ)

実際には毎分1個くらいの勢いでは売れていると思うが、朝晩のややスローな時間帯、及び実際には全員がバケツを買うのでは無く、リフィル(500円)であることも考えて、ややコンサバにする為、仮に毎4分ごとに園内のどこかで1個ャbプコーンが売れると仮定する。このベースで試算すると、ャbプコーンだけでも年間約10億円の売上になる。

780/4 = 195個 (1台のスタンドが1日に販売する数)
195 x 1,100円 = 214,500円/スタンド
214,500 x 13 = 279万円 (全13箇所のスタントの1日合計販売数)
279万円 x 30日 = 8,370万円 (1ヶ月の売上)
8,370万円 x 12 = 約10億円 (1年間の売上)

それにしてもこのような脅威の「集客プラットフォーム」を構築出来た秘密はどこにあるのだろうか? 理由は幾つもあるだろう。経営しているオリエンタルランドはアメリカのディズニーランドという強力な成功ビジネスモデルを日本に輸入し、アメリカ流エンターテインメントによる完璧な「夢と魔法の世界」を作り上げた。そして常に客を魅了する楽しい仕鰍ッを考え、新しいアトラクションにも先行投資を続け、いつも「顧客視点」に立った最高のサービスを徹底的に提供する。マニュアル化され、徹底的に顧客に対して夢を与えることを目的とした高いサービスレベルはCRM的にも大いに参考になるシステムであり、蓄積されたこのノウハウはやはり凄いものがある。
しかし、やはり忘れてはならない重要なャCントなのが、ウォルト・ディズニーが作りあげたその普遍的な「コンテンツ」の魅力である。世界一有名なねずみであるミッキーマウスをはじめ、長い間子供から大人まで幅広い客層を魅了して止まないディズニーのキャラクターの素晴らしさとその豊富さは他に類を見ない。良質なコンテンツの存在はやはり強いし、これが顧客求心力と夢の原点である。そしてこのキャラクターは年齢や性別を問わず、惹きつける魅力を持つところがやはり凄い。これからもディズニーキャラクターの魅力に引き寄せられ、ディズニーランドとディズニーシーに多くの人が訪れ続けることだろう(我が家も含め)。