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クリエイティブが大好きなのに、なぜか商社マンになってしまった私のマニアバース!

魅惑のアンパンマンミュージアム!

2007-10-25 07:57:44 | 漫画/アニメ
横浜のみなとみらいに、「横浜アンパンマンこどもミュージアム」がある。あまり大きな施設では無いが、アンパンマンの魅力が凝縮された夢の空間である。今年の夏に初めて訪れ、先週末に2回目の訪問を敢行したが、夏に行った時は子供たちが夏休みだったことも有り兎に角混んでいて、駐車場もちょっと離れた特設会場にとめて、更にミュージアムに入るまでに1時間半待ちの行列。そしていざ入ったら物凄い人で、あまりゆっくり見れる状態では無かった。しかし今回は今年春のオープンから続いていた加熱ぶりもようやく落ち着いてきた感じで、夏ほどの混雑は無かった。

このアンパンマンミュージアムは基本的にミュージアムゾーンと、その隣に併設しているショッピングモールゾーン(もちろん、アンパンマン関連オンリー)から出来ている。ミュージアムは前回見たので、今回はショッピングモールゾーンだけを訪れたが(ここは入場券がいらず、自由に入れるエリア)、このエリアだけでも相当楽しめる。まず、ショッピングモールゾーンに入ると、中央の広場にアンパンマンの巨大な像がそびえたっているコートヤードがある。そしてその周りを囲む形で、アンパンマンファンにはたまらないショップの数々が所狭しと並んでおり、ここでしか手に入らないグッズも結構あるらしい (モールマップと店舗リストは下記参照)。



ショップの中でも一番人気なのが、キャラクターの顔の形をしたパンを焼いている「ジャムおじさんのパン工場」。ここは混雑時には行列が出来て、整理券を配るような状況になる。今回は午前中の訪問だったことも有り空いていたが、それでも我々の帰る頃(お昼過ぎ)には行列が出来ていた。兎に角、味は別としてどのパンもキャラクターの顔を形取っている凝った作りで、食べるのがもったいないくらいだ。特に良く出来ているのはあかちゃんまんとロールパンナだろう。

ドキンちゃんファンの僕が個人的に一番好きなのは、「ドキンズハートシェイプカフェ」。ここで売られているドキンカステラボールは結構美味しいし、(やや高いが)カフェで出るサンドイッチはパン自体がハート型をしていて、味も結構美味しい。従業員のお姉さんが着ているドキンカフェのTシャツも結構可愛い(Tシャツフリークとしてはやはり見逃せない笑)。店の雰囲気はアメリカンダイナーのような感じで、このモールの中で唯一やや大人向きの安らぎ空間であるが、ドキンちゃんがオーナーなので小生意気な雰囲気がいい感じである。

もう1つ僕の好きなお店が「森の本屋さん」。アンパンマンの本は合計5000万部を突破したというから驚きだが、ここはアンパンマンの絵本シリーズや、やなせたかし先生が初期制作した絵本、そして先生サイン入りの版画(かなり高価なものも有り)など、ここでしか売っていないものもあって魅力的。僕は特に先生のサイン入り版画に凄く惹かれてしまった。版画と言っても色々あるが、中でも80,000円くらいする版画はサイズもかなり大きめで、やなせたかし先生が選んだ額に入って売られているが、一見遠めにはアンパンマンのキャラが描かれた版画かどうかわからないくらいのさりげない作品が多く、色もオレンジやネイビーブルー、レインボーカラーを背景にして、お馴染みのアンパンマンと仲間たちが空を飛んでいるものなどが有り、家のインテリア絵画として大人でも楽しめるような、かなりセンスがいいものばかり。

横浜アンパンマンこどもミュージアムは、子供も大人もクリエイティブ魂を刺激される、そんな場所である。


ついに本格ブレイクか!北川景子

2007-10-22 23:05:43 | TVドラマ
以前書いたブログで、好きな女優のトップ10に入っている北川景子のことに触れたが、最近彼女の活躍がかなり目立ってきており、いよいよ待ちに待ったブレイクの兆候が出ているので再び取り上げてみたい。

北川景子を最初に見てすっかりファンになったのは2003年頃だが、彼女が「セーラームーン」の実写版で、セーラーマーズを演じていた時に偶然TVで見かけて、「この子はきっと近い将来ブレイクする!」と予感したものだった。北川景子は現在21歳。所属事務所はStardustで、沢尻エリカと同じである。

セーラームーンでの活躍後、雑誌「セブンティーン」のモデルとして活躍していたが、2006年にモデルを卒業。しかしその後TV、ドラマ、CMなどではあまり目立った活動も無く、”僕の見込みは外れたかあ”と一時落胆していたものだ。しかし、昨年くらいから彼女の活躍が目覚しくなったのだ。まずは映画だが、Yoshi原作の小説「Dear Friends」の映画版に堂々の主演。その後、映画「その時は彼によろしく」にチョイ役で主演すると、今度は「ヒートアイランド」にも主演。CMでは、NTTドコモのDoCoMo 2.0 CMシリーズに主演 (但し、あまり目立つ役でも無かったし、CM自体の評判もあまり良く無いのは残念)。

そして、セーラームーン以来の主演ドラマとして、現在10月-12月の第4四半期クールのドラマ、「モップガール」に抜擢。葬儀社で働く、「死者の過去が見えてしまう」桃子役を好演中。ちょっとドジな天然系の可愛い女の子という設定だ(ちなみに、この死者の声や過去の出来事が見えてしまうという超能力者的な設定は、アメリカの人気ドラマ「Medium」からヒントを得ているのでは無いかと思われる)。彼女はこれまで、その鋭い眼光に分厚い下唇が何とも言えず魅力的だったが、「モップガール」での北川景子は、これまでの真面目な役とは違い、ちょっとコミカルな役にトライしている点で彼女の新しい魅力が満載の作品でもある。ちなみに、このドラマの主題歌は同じ事務所の沢尻エリカ(ERIKA)が歌っているので、所属事務所としても気合が入った起用である。

このように、北川景子のここ1年は物凄い快進撃が続いている。ところで、彼女主演の映画、「Dear Friends」は本仮屋ユイカとの共演で、「Deep Love」などの大ヒット小説で一躍有名になったYoshi原作の映画化なのだが、この映画での北川景子も実に魅力的だ。まずはストーリーだが、完璧な容姿を持つ女子高生のリナは「友達は必要な時に利用するもの」と、友達という存在を必要とせず、自由奔放に生きていた。しかし、ある日リナは自身がガンに侵されている事を知り、絶望の淵に落とされる。そんな時、彼女の前に現れたのは小学校の同級生・マキだった。当初はマキの事は自身の記憶になかった為、彼女を冷たくあしらっていたリナだったが、マキの優しさに次第に心を開く様になるというもの。前半、完璧な容姿の女子高生で、クラブなどに通うシーンは実に色気があって魅力的だし、後半にガンでの闘病生活で苦しむ設定もまた実にうまく演じており、演技力の幅を要求される役であったが、それを見事にこなしていたと思う。

さてCMに関してだが、DoCoMo 2.0のCMに続き、12月からカネボウの新しいトータルライン化粧品となる「コフレドール」のCMに常盤貴子、沢尻エリカ、中谷美紀、柴咲コウと共に北川景子も主演することが決まった。最近、こういう女優の多重層的なCMが多いが、これも資生堂のマキアージュに対抗したもので、カネボウ過去最高の300億円を広告宣伝費に鰍ッるらしい。ちなみに、このCMに主演予定の5名の内、沢尻エリカ、柴咲コウ、中谷美紀、北川景子の4名が同じ事務所(Stardust)所属だが、まさにStardustの美人を総動員したプロジェクトである(同じ事務所の駐煬去qが既に資生堂のTsubakiのCMに主演しているところは興味深い)。

そもそも、僕は日米のタレントや女優を早い段階から目を付け、やがてビッグになることを予想しながら応援するのが好きだが、これまで日本のタレントだと松嶋奈々子、駐煬去qの券\界大ブレイクなどを早くから予想して的中。海外だと、これまた以前のブログで触れているグウェネス・パルトロウは初期の彼女にすっかり惚れてしまいファンになったが、その後アカデミー主演女優賞などを受賞して、すっかり大物女優になってしまった。今回のドラマ「モップガール」での主演は大きなステップアップだが、このドラマはまだゴールデン枠では無いので、今後の目標はゴールデン枠ドラマでの主演、そしてCMでもより露出度の高い、メジャーなCMに”単独”で主演することだろう。早く北川景子も大ブレイクして、これら大女優の仲間入りをして貰いたいと思う反面、正直あまり大物になってほしく無い気持ちもあり、割と無名時代から密かに応援してきた彼女の発掘者としては、結構複雑な心境である。



KT Turnstallはアコギちゃん

2007-10-21 01:20:14 | 音楽
最近良く聴いているアーティストに、ケイティー・ターンストール (KT Turnstall)がいる。先日、彼女のセカンドアルバム、「Drastic Fantastic」がリリースされたばかりだが、これがなかなか素晴らしいアルバムだ。

ケイティーはあのゴルフで有名なスコットランドのセント・アンドリュース出身の31歳だが、10代の頃から曲を書き始め、2005年にファーストアルバムの「Eye to the Telescope」の大ヒット。アメリカでは350万枚を売上げ、そしてグラミー賞にもノミネートされて一躍有名になった。ファーストアルバムからのシングル「Black Horse and the Cherry Tree」、そして映画「プラダを着た悪魔」の挿入歌として大ヒットした「Suddenly I See」は耳にした人も多いと思うが、このシングル2曲が大ブレイクして世界的にもすっかり名前が知れ渡ったのだ。

このファーストアルバムに収録された上記シングル2曲はキャッチーで素晴らしく、その他の曲も含め、アルバム全体としての完成度もかなり高い傑作であった。そして今回のセカンドアルバムもまた、高いレベルの作品で、統一感もある作品。先行シングル「Hold On」はなかなかキャッチーな曲で良いし、僕は特に味のある1曲目の「Little Favours」とメロディーの変化が楽しめるサビが印象的な2曲目の「Only If」、そしてノリノリでャbプな7曲目「I Don’t Want You Now」が好きである。そしてこのセカンドアルバムの日本版には、「Suddenly I See」のライブ版が最後の収録されているのも嬉しい限りである。それと、このセカンドアルバムの魅力の一つは、何と言ってもジャケットの写真だ。彼女が銀に輝くエレキギターを持って片足でメ[ズを決めている姿が実にカッコいい。思わずファンじゃなくともアルバムを見ただけで惹かれてしまうこと間違い無しである。

彼女は、ライブでは一人で様々な楽器を操りながら歌うスタイルがユニークで話題になったが、基本的にはアコースティックギター一本で歌うシンプルなシンガーソングライター、つまり、”アコギちゃん”なのである。欧米ではこう言った「カッコいい」アコギちゃんなる女性シンガーソングライターが実に多いし、僕の好きなミッシェル・ブランチやヴァネッサ・カールトンなどにも通ずるところがあるのだ。ケイティーは、まさに今お勧めのアーティストの一人である。



ナパはワイン天国

2007-10-09 17:07:38 | 好きな場所
サンフランシスコから北へ約1時間、全米最大のワイン産地で、世界的にも有名なNapa Valleyがある。昔サンノゼに住んでいた頃は良く訪れていたが、今回久しぶりに僕の好きなワイナリーを3箇所訪れたので、ご紹介したい。この3つのワイナリーは、ナパの発展においても大きく貢献しているワイナリーである。

まずはOpus One。フランスのBaron Philippe RothchildとNapaのRobert Mondaviの合弁事業として1979年にNapaに設立され、それ以来常に米国最高、究極のカベルネ・ソーヴィニヨンと称されるOpus Oneを出荷し続ける偉大なるワイナリーである。そして、合弁事業により、フランスの高いノウハウ・経験則とNapaの高いハイテク技術を見事に融合し、世界最高峰のワインを製造しようとする意味で画期的なワイナリーでもある。毎年最高級のOpus Oneを出荷しているが、今回発売されていた2003, 2004年のVintageは750mlボトル1本$180で、Tastingはグラス1杯$30。相変わらず、さすがの値段である。ワイナリー自体は一見ギリシャ宮殿風な張りぼて式の建物だが、実は地下には実際のワイン製造プロセスや貯蔵庫がある。

Opus One
7900 St. Helena Highway
Oakville CA 94562
1-707-944-9442
www.opusonewinery.com

次に訪れたのが、Opus Oneの合弁事業を推進するRobert Mondavi Winery。今年創業40周年を迎えるこのワイナリーは、出荷量と知名度でもNapaでNo.1である。常に高い品質のワインを安定して、大量に出荷出来る高い技術力と事業規模を誇っている。Robert Mondaviのワインは米国の多くのスーパーなどでも購入出来るほど出回っており、日本にもかなりの量を出荷しているので、最も身近で飲める可能性のあるNapaワインでもあるだろう。Napaを代表するワイナリーとしてOpus Oneのような試みを推進している意味で、Napaを世界に広めた意味でその貢献度は大きい。

Robert Mondavi Winery
Highway 29
Oakville, CA 94562
1-888-766-6328
www.mondavi.com

そして3つ目のワイナリーがNiebaum Coppola / Rubicon Estatesである。ここは映画監督フランシス・フォード・コッャ奄ェ経営する歴史あるワイナリーである。元々Gustave Niebaumという人物が1880年に創業したInglenookというワイナリーだったが、コッャ演f画「ゴッドファーザー」の興行的な成功により1975年にこのワイナリーを買収した。そして現在ではRubiconという高いレベルのワインを世に送り出し続けている。Napaでは恐らく人気/実力共にTop 5に入るワイナリーである。Rubicon以外にもコッャ奄ェ愛娘のSofia Coppolaの名前を付けたシャンパン、「Sofia」を我が家では昔良く購入していたが、ピンクのラッピングを纏った姿はとても可愛い人気商品だ。

Rubicon Estate
1991 St. Helena Hwy
Rutherford, CA 94573
1-800-575-9927
www.rubiconestate.com


恐るべし!アップルとグーグル

2007-10-08 17:55:56 | デザイン
今回、シリコンバレーにあるAppleとGoogleの本社キャンパスを訪れた。Appleは僕が昔住んでいた町Cupertinoに本社が有り、GoogleはMountain Viewという町にある。

Apple本社の建物は、モダンですっきりしているところがいかにもAppleらしく、Infinite Loopと呼ばれる正面玄関の前の道には、アメリカの国旗、カリフォルニア州の旗、そしてAppleのロゴが入った旗が堂々と風になびいている。

それにしてもAppleは常に刺激的で斬新な製品を世に送り出し続けている凄い会社である。Appleは昔大学時代に熱烈なファンになり、僕もマックユーザーとして当時Powerbookを家で使っていたが、その後会社に入ってからはWindowsマシーンがビジネスでのstandardになってしまった為、すっかりマックから遠ざかっていたし、Appleもウィンテル(Windowsとインテル)勢に押されてしまい、業績的に低迷していた苦難の時期なども有った。しかし、2001年4月に初代iPodが世に登場し、PCでは無い新たな携帯音楽プレイヤー製品と、音楽ダウンロードサービスであるiTunesを引き下げて華麗なる完全復活を果たしたのである。iPodは今年の4月で累計販売総台数が1億台をついに突破。これはSonyのウォークマンが13年鰍ッて達成した記録だが、Appleはいとも簡単にこの記録を抜き去ってしまった。そして今年全米のアップルストア、AT&Tの携帯電話販売網で発売が開始されたiPhoneはまだ記憶に新しい。携帯電話業界はこれまで常に通信キャリア主導で業界が動いてきたし、携帯電話メーカーは単なるベンダーという苦しい位置付けでしかなかったが、ハードウェアであるAppleのiPhoneがここまでキャリアであるAT&Tや、業界全体を動かしてしまうほどの威力を持ったことには意義深い。僕も遅ればせながら今回の出張で米国用の仕事用携帯電話をついにiPhoneに変更したが、iPhoneの斬新で直感的なユーザーインターフェイス・操作性は本当に画期的である。そしてそのシンプルな使いやすさ(分厚いマニュアルなどは全く必要無い容易さ)がいかにもAppleらしい。

Apple Storeも実に楽しいショップである。NY 5番街のApple Storeはガラスの箱のような入り口が斬新でサンフランシスコ市内を始め、シルバーの箱のようなショップのデザインもAppleらしくモダンだ。それにしてもAppleほど、モダンでシンプルなデザインを追求し、斬新な発想を具現化し続ける会社は他ならず、僕のクリエイティビティー・アドレナリンをビンビン刺激する。


Appleの後は、Googleの巨大なキャンパスも訪問した。Googleはご存知の通り、1998年に当時スタンフォード大学博士課程の学生だったLarry PageとSergey Brinによって設立された、検索エンジン技術/サービス会社であるが、設立から僅か9年にも関わらず、世界を代表するIT企業にまで成長してしまった、まさに泣く子も黙る化け物会社だ。このような急激な成長は他の業界では類を見ないし、まさにネット業界、そしてシリコンバレーのサクセスストーリーそのものである。Google本社は、巨大な大学のキャンパスのような規模で建物も実に斬新だ。幾つかのオフィスビルに分かれており、各オフィスの外には自転車を繋ぐャbプなパイプなどが有り、社員のクリエイティビティーを常に刺激する仕鰍ッが至るところに見受けられる。そして、Googleはその検索エンジン技術により、世界のあらゆる情報をデータベース化、デジタルアーカイブ化しようとしているが、これは例えば地球上の生命体がいつの日か絶滅しても、人類の歴史と地球の生物のありとあらゆる情報の全てが埋め込まれたデータカプセルをGoogleが作っているようなものだ。Google、恐るべし!

そして、AppleのiPhoneに続き、Googleも「Google Phone」の開発を行っており、2008年第一四半期に発売になるとの話が後を立たないが、どうやらGoogle Phoneにはサービスとして、Google Talk, Gmail, Google Map, Google Calendar等が入り、VoIP機能が搭載されると噂されている。下記写真はGoogle Phoneのデザインとされるもので、台湾のHTCが開発しているとも言われているのだが、最終的にはどのようなものになるのだろうか?Google Phoneの全貌が明らかになることが望まれる。