毎年8月は、地元横浜の梨ブランド、『浜なし』をせっせと購入して楽しんでいるが、実は秋も地元で楽しめる果物がある。それが『浜柿』だ。
週末にきなこを連れて、久しぶりに地元の大いなる田舎ワンダーランド(笑)、寺家ふるさと村に出かけた。この季節の寺家は田んぼの稲も美しいし、紅葉も見事だ。気候も寒過ぎず、きなこの散歩にはちょうど良い季節である。Blue Door Coffeeという人気のカフェもあって季節も良いせいか、週末はいつも多くの人で賑わっているのだ。
そんな散歩中に柿の木を見つけ、『浜柿』のことを思い出した。柿の木は秋の田舎風景に良く似合う。そしてむしょうに浜柿が食べたくなり、寺家にある南農産物特売所で浜柿を買おうと思い立った。浜なしは毎年買っているものの、実は浜柿はこれまでそんなに買ったことがなく、実に久しぶりである。昔は田舎と言えばいたるところに柿の木があって、普通に柿を採って食べていたものだが、今の世の中、勝手に採ると盗人になってしまうので要注意である(笑)。
浜柿は横浜の柿ブランド名だが、品種は次郎柿というらしい。実はこの寺家にも近い王禅寺エリアは、禅寺丸柿という伝統的な品種発祥の地でもあり、小田急線の柿生駅というのはまさに柿が産まれた場所ということで地名になっているのである。
5個入りの大きな浜柿を購入したが、まだちょっと固いものの、程よい甘さで美味しかった。僕は逆に柔らかくなった柿よりも、どちらかと言えばにんじんのような固めの柿が好きである。
それにしても、地元で浜なし、浜柿などの果物を手軽に購入して、地産地消に貢献出来るというのは、僕のささやかな楽しみとなっている。今シーズンもう1回くらいは浜柿を購入して楽しみたい。
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