goo blog サービス終了のお知らせ 

blue deco design lab

クリエイティブが大好きなのに、なぜか商社マンになってしまった私のマニアバース!

ブルース・リーの格闘術バイブル!

2023-02-22 22:30:14 | ブルース・リー、アクション

ブルース・リーが創設した武道、『截拳道』に関する本は多く出版されているが、ブルース・リー本人が著者として纏めたものは僅か2種類しかない。まず一つは『Tao Of Jeet Kune Do(截拳道への道)という、言わばブルース・リーの哲学が詳細に語られているものが有名だ。そしてもう一つが、『Bruce Lee’s Fighting Method(ブルース・リーの格闘術)という、ブルース・リーの“格闘術”に焦点を当てた実戦的な本。この2冊で、まさにブルース・リーの哲学と武道をフルにカバー出来る仕組みだ。

今回取り上げるのは『ブルース・リーの格闘術』の方なのだが、ブルース・リーが生前に纏めたものを、死後に本として米国で計4冊が出版され、ベストセラーとして広く知られることになったもの。この4冊は、①護身術編、②基本トレーニング編、③実戦編、④上級テクニック編に分かれており、僕も米国に住んでいた頃現地の本屋さんで英語版を購入したのを覚えているが、その後、だいぶ後になってからこの4冊を1冊の豪華ハードカバー本に纏められたもの(英語版)が出版され、そちらを購入して大切に保管してあった。

しかし、今回初めて4冊で構成されている“日本語版”を入手することが出来た。この本は既に日本でも絶版になっているらしく、普通に本屋では手に入らない。古本であればネットで売ってはいるが、4冊セットで最低でも1万円から、最大値としては売上1万5千円くらいの値が付く希少価値の高いものとなってしまっている。そんな中、今回比較的安く、状態の良いものを入手することに成功したのだ。前々から狙っていたのでようやく入手出来た喜びは大きい!

さてこの本の中身だが、ブルース・リーが実戦する格闘術を、多くの写真を使って自ら解説している。ファンとしてはブルース・リーの若き日の写真をたくさん見られるだけでも貴重なので大興奮なのだが、実際に読んでみると本当に勉強になる戦いのテクニックがたくさん紹介されているので、とても興味深い内容だ。ブルース・リーファンは必ず買うべき本だし、本人が情熱を持って纏めているだけあって、まさに“ブルース・リーバイブル”の一つと言える。

これでまた貴重なブルース・リー本を入手することに成功したが、自身のロフトにあるブルース・リーコーナーが益々充実してきた。


ブルース・リーの最高傑作、『燃えよドラゴン』のメイキング本!

2023-02-19 14:55:10 | ブルース・リー、アクション

ブルース・リーの最高傑作、そしてクンフー映画の最高傑作と言えば、やっぱり『燃えよドラゴン』である。1973年に世界で公開されたこの映画はもはやクラシックな名画でもあり、世界のカリスマアクション映画でもあるが、この映画を監督したロバート・クローズが1987年に出版した『The Making of Enter The Dragon』というメイキング本がある。こちらも今となっては伝説の本となっているのだが、実は発売された1987年当時にアメリカにいて、一度購入して持っていた筈なのだが、何故か紛失してしまっていた。

1997年には、この本の日本語訳版『燃えよドラゴン 完全ガイド』が出版され、それはコレクションに持っていたのだが、サイズがちょっと小さくなってしまており、やっぱり大判サイズのオリジナル英語版が欲しいと思い、先日ついに36年ぶりに再購入を果たした。

この本は、『燃えよドラゴン』を監督した、ロバート・クローズ監督が、撮影現場・セットで起こっていた出来事を細かく振り返る内容となっているのだが、貴重な写真が満載なので、メイキング本というよりは写真集と言った方がいいかもしれない内容で、眺めているだけでも楽しいが、良く見ると各ページの写真と共に、ロバート・クローズ監督による様々な撮影秘話が散りばめられており、それはそれでファンとしてはヨダレが出るほど貴重な内容である。まさに歴史遺産と言っても良いかもしれない。

残念ながら全編モノクロ写真で、紙・印刷クオリティも決して高くない(残念ながら、日本語訳版も、オリジナルの写真をそのまま使っているせいか、更に暗い感じになっていて、あまりおススメ出来ないクオリティになってしまった)。それでも、改めてみると、撮影の合間の素のブルース・リーの姿や、まさにメイキングと呼ぶに相応しいオフショットが満載。かなり貴重な一冊なのである。

このメイキング本を見ていると、またむしょうに『燃えよドラゴン』が観たくなってしまった。今度久しぶりにDVDを引っ張り出してみることにしよう()・・・。


『燃えよドラゴン』のブルース・リーフィギュア!

2023-02-09 22:19:07 | ブルース・リー、アクション

またまた新たなブルース・リーフィギュアをゲットした。あの『燃えよドラゴン』で、夜に部屋を抜け出し、黒いつなぎを着て、ハンの島に潜入捜査をするブルース・リーの名シーンを再現したフィギュアだ。

映画の中でブルース・リーは墓石を動かし、ロープを使ってアジトの中に降りて潜入捜査を開始するのだが、1回目は途中で警備員に気付かれてしまい、途中で失敗。2回目は墓石付近に毒ヘビが置かれていたが、ブルース・リーはこのヘビをロープ袋に確保し、そのまま潜入。そしてアジト内であの棒やダブルヌンチャクで暴れまくる名アクションシーンへと繋がるのだ。この時に大事な小道具となっていたあのロープと、ロープが入った袋もちゃんと背負ったフィギュアとなっている。

先日入手した『死亡遊戯』のフィギュアともまた違った味わいで、顔つきはこちらの方が精悍ですっかり気に入ってしまった。この顔つきはホットトイズではなく、エンターベイのものではないかと思うが、もしかすると多少カスタマイズされているかもしれない。しかし表情にとてもキレがあって、なかなか素晴らしい出来映えのフィギュアだ。

ボディ(素体)もはかなり細身でカッコいい。ちょうど『燃えよドラゴン』時代を再現するにはベストの素体だと言える。

持っている他のフィギュアたちと並べても、全く遜色ないほど良い出来映えである。特に気に入っているエンターベイの『ドラゴン怒りの鉄拳』フィギュアとも甲乙つけがたいレベルである。

もう1体所持しているReal Action Heroes (RAH) 版『燃えよドラゴン』の白クンフー服フィギュアがあるが、こちらよりも顔つきはレベルが上で、よりブルース・リーに似ている。

ブルース・リー没後50周年の今年、またまた良いブルース・リーフィギュアがコレクションに加わった。


ブルース・リーの新たな『死亡遊戯』フィギュア!

2023-02-05 16:50:52 | ブルース・リー、アクション

ブルース・リー死後50年の今年、記念に最近新たなブルース・リーフィギュアをゲットした。あの黄色いトラックスーツでお馴染みの『死亡遊戯』モデル。この黄色いトラックスーツは、世界で最も有名な“カルトアイコン“と言っても過言では無いが、僕も映画『死亡遊戯』に妙な愛着と思い出があり、ついついこの黄色いトラックスーツ関連のグッズを集めてしまう。我が家のきなこにも着せてしまっているくらい好きなのである(笑)。

ブルース・リーのフィギュアに就いてはこれまでも購入するたびにブログで取り上げてきたが、基本的にかなり高価なものが多く、コレクターの間ではカルト的な人気がある。特にハイクオリティのフィギュア制作で有名なのがエンターベイとホットトイズのフィギュアだろう。素体も顔もかなり精密に出来ているが、モデルによって微妙に顔立ちが違っており、コレクションする楽しみもより一層増すのである。

この2つのブランドを両巨頭として、他には有象無象のブルース・リーフィギュアが存在するが、イマイチなものが大半である。今回入手した『死亡遊戯』フィギュアはカスタム品のようで、素体はホットトイズ製のような気もするが、顔はどこのものか不明だ。エンターベイでもホットトイズいずれのものでも無いようだが、個人的には結構顔つきが気に行っている。似てる似てないは結構個人的な見解が分かれるところだが、僕はキライでは無いし、まあまあ良く似せて作っていると思ってしまった。

トラックスーツは素材が若干荒い気もするが、まあそう悪くない。色はもうちょっとオレンジ色寄りでも良かったかもしれない。スニーカーはなかなか良く出来ている。相手の膝へのローキックがいい感じである。

親指で鼻を触る、あの有名なブルース・リーポーズも見事に再現出来る(笑)。

エンターベイの『死亡遊戯』フィギュアも持っているので並べてみたが、確かに顔つきはだいぶ違う。これも好き好きだが、どちらもそれなりに味わいがあって、僕は好きである。今回のフィギュアの顔つきは、どちらかと言えば『死亡遊戯』の頃の顔ではなく、初期の『ドラゴン危機一発』の頃の顔に近いので、別のブルース・リーフィギュアを流用したものかもしれない。その意味では、やはりエンターベイモデルの方が、忠実に『死亡遊戯』を再現していると言えるかもしれない。

エンターベイの『ドラゴン怒りの鉄拳』白スーツモデルとも共演させてみたが、これもなかなか感動のコラボだ。

これで僕の『死亡遊戯』フィギュアも2種類になったし、ブルース・リーフィギュアコレクションも益々賑やかになってきた!


ブルース・リー展示会『A Man Beyond The Ordinary: Bruce Lee』@香港

2023-01-29 12:30:55 | ブルース・リー、アクション

2013年の7月20日(ブルース・リーの命日)から香港の香港文化博物館で開催されていた『ブルース・リー展』だが、2026年までの長い開催となっている。その中で、この度展示内容が少し作新された模様だ。これまでは『Bruce Lee: Kung-Fu・Art・Life』というテーマでの展示であったが、今年から新たに『A Man Beyond The Ordinary: Bruce Lee』というタイトルに変更となり、展示品なども色々と追加になったらしい。

残念ながら、なかなか香港までこの展示会を見にいけないのが残念だが、今回この作新された展示の図録を入手することが出来た。44ページ程度の図録なので、前回の展示会の図録として発売されているものに比べると簡単なパンフレットだが、それでも開場で配布するものとしてはなかなか充実しているパンフだと言えるし、展示会の熱を伝えてくれる。

ブルース・リーは生前良く手紙を書いていた。家族に宛てたものや友人、仕事関係者など実にたくさんの手紙が残されている。そんな中で、展示会でも『ドラゴン危機一発』をタイで撮影していた時に、アメリカにいる妻リンダに宛てた手紙なども展示されているようで、図録に載っていたものを読んでみると、“タイでの食事がまずい”とか、“早くリンダに会いたい“などのメッセージが書かれている普通の手紙で、これがファンとしてはかなり感慨深いのだ。

そして、ブルース・リーが書く筆記体の文字が兎に角上手い。彼のパンチやキック同様、ちょっと跳ねにキレがある文字がある意味独特だが、彼のサインなども実にカッコいい。昔ブルース・リーの筆記体を良く真似していたものである。ブルース・リーは絵を描くのも上手く、字もキレイ。とてもアーティスティックな才能があったと思うが、そのアートセンスが彼の武道にも色濃く活かされていると感じる。

図録を手に入れて、また色々とブルース・リーに関して考えさせられたのと同時に、ますます実際の展示会に行ってみたくなってしまった。