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クリエイティブが大好きなのに、なぜか商社マンになってしまった私のマニアバース!

鉄人28号 x トヨタの幟をゲット!

2025-03-15 15:20:54 | 漫画/アニメ

先日、久しぶりに神保町を訪れたが、いつも立ち寄る夢野書店で鉄人28号の幟をゲットした。トヨタ自動車が1996年頃に中古車の広告キャンペーンに鉄人28号を起用した際、店頭広告として制作された幟だ。

サイズは70 x 204cmとかなり大きなもので、迫力のある幟である。

鉄人のトヨタ中古車キャンペーンは大型のポスターを既に持っているが、幟を入手出来たのは初めてである。この時期かなり多くのバリエーションの幟が制作されたらしく、ネットでは色々なデザインのものを確認することが出来る。また1年以上キャンペーンを実施していたので、季節ごとのキャンペーンバージョンもあるようだ。

今回入手したのは、サンタの帽子を被った鉄人で、「鉄人サンタのクリスマス中古車フェア」となっている。サンタに扮した鉄人はかなりレアキャラだと思うので、貴重な幟をゲットすることが出来たものだ。

サイズが大きいのでロフトの鉄人コーナーに飾るのは難しいが、コレクションとして折り畳んだ状態で大切に保管しておくことにしたい。


アニメ版『バビル2世』が廉価版DVD BOOKで発売!

2025-03-09 21:35:03 | 漫画/アニメ

僕の大好きな漫画界の巨匠、横山光輝原作の名作『バビル2世』が、廉価版DVD BOOKとしてぴあから発売されたので、早速購入した。

『バビル2世』とは、超能力アニメの先駆けとなった作品だが、横山光輝の作品としては、『鉄人28号』、『伊賀の影丸』、『魔法使いサリー』などと並ぶアニメ化された代表作の1つ。NET(現:テレビ朝日)系列で1973年1月1日から全39話が放送された。当時とても人気のあるアニメ作品であった。

原作漫画は、1971年から週刊少年チャンピオンで約3年間連載された。横山光輝は超能力者を描いた作品は多く描いているが、1969年に描かれた『地球ナンバーV7』を更にスケールアップしたような作品として登場したのが『バビル2世』だ。また後に続編的な作品として『その名は101』という作品が1977年に描かれたし、1976年に連載された『マーズ』も同じく超能力ものであり、この『バビル2世』が発展して誕生した作品だと言える。ちなみに『マーズ』は、1980年代に『六神合体ゴッドマーズ』としてアニメ化されたが、こちらは原作とは大きくことなり、鉄人28号の後番組として制作されたことから、ロボットアニメとして大幅に設定・プロットが変更された。

横山光輝ファンとしては原作漫画は全巻持っており、何度も読んでいるので、物語自体は良く知っているのだが、実はアニメの方はリアルタイムで見ていない (この時僕は4歳で、ちょうどアメリカに転勤になったということもあるが)。その後も断片的にアニメを見たことはあるのだが、実は全話ちゃんと観賞したことは無い。観賞したいと長年思っていたが、DVD BOXは買えるものの、40,000万円くらいしてしまうのでなかなか購入出来ずにいた。そんな中、今回廉価版DVD BOOKとして発売されることが決まり、まずはVol.1が3月1日に発売された。今後4か月をかけて4回に分けて全39話が発売されていくのだが、これは安く手に入れるチャンスが到来したというわけだ。

アニメ版の物語だが、最新科学装備のバビルの塔(漫画版では“バベルの塔”)に住む正義の超能力者バビル2世が悪の超能力者ヨミの陰謀を粉砕するために三つのしもべとともに戦うという基本設定は原作と同じ。これに加えてアニメ独自の事件が起きる。原作との最大の違いは、主人公・浩一がバビル2世となったため、幼少時から10年間育ててもらった叔父母の古見一家と別れてしまうという設定である。浩一にほのかな恋心を抱く従姉妹(古見夫妻の娘)由美子が浩一を探すのだが、毎回、現場にたどり着く直前に浩一は次の戦いに備えてその地を去るために逢えないというすれ違い描写が物語を盛り上げた。

アニメ版『バビル2世』は当初第1部だけで完結する予定だったが、あまりにも人気となり、結局第4部まで延長されるほどのヒットとなった。DVD BOOKにはアニメ版の解説や設定画などが紹介された小冊子が付いていて、DVDを見ながら各話のあらすじや裏話を読むことが出来る。第1巻は1-10話が収録されている。これから毎月1巻発売されるので、6月までの4巻で全39話が鑑賞出来る為、これから毎月購入するのが楽しみである。次回第2巻は4月1日の発売となる。

また原作の漫画版も読み返したくなってしまったが、原作とアニメ版の違いなども4か月かけてじっくり楽しむことにしたい。


週末に『劇場版 あしたのジョー2』を観賞!

2024-09-02 15:00:33 | 漫画/アニメ

週末、何だかむしょうに『あしたのジョー』が観たくなり、持っている『劇場版 あしたのジョー2』のブルーレイを引っ張り出して観賞した。

『あしたのジョー』は僕の大好きだったアニメで、DVDにて『劇場版 あしたのジョー』と、ブルーレイで『劇場版 あしたのジョー2』を持っているが、こうして改めて久々に観てみるとかなり面白い。映画のパンフも持っているので、パンフを見ながらシネコンでの観賞さながら、自宅のリビングでゆっくり満喫することが出来た。

テレビアニメ版『あしたのジョー』は1970-1971年にかけて全79話で放送された。矢吹丈とカーロス・リベラとの対決までを描いているのだが、まだ僕も生まれて間もない時期だったので(笑)、当然この放送自体はリアルタイムでは観れていない。しかし、その後の再放送などで観た記憶がある。そして1980年に『劇場版 あしたのジョー』として、テレビアニメ版の51話まで(力石の死)までを劇場版として再編集した形で劇場公開され、当時大ヒットを記録したのを良く覚えている。確か前売り券を買って、渋谷の映画館まで観に行ったと思う。

そしてこの劇場版の大ヒット熱も冷めないうちに、1980年10月からは『あしたのジョー2』のテレビ放映が開始された。面白いのは、このテレビアニメ続編は『劇場版 あしたのジョー』の続編として企画されたもので、力石の死からカーロスとの対戦まではリメイクになっている。そして、ホセ・メンドーサと対戦し、灰になるまでをテレビアニメで放送し、こちらも大ヒットした。

今回ブルーレイで観直したのは、この『あしたのジョー2』の劇場版で、テレビ放送の後半がまだ続いている1981年から劇場公開されたこともあり、この頃はあしたのジョーが大きなブームとなっていたのが懐かしい思い出だ。

『劇場版 あしたのジョー2』は、力石の死から物語は始まる。力石の死によって、テンプルにパンチが打てなくなってしまったジョーだったが、ベネズエラから来日したカーロス・リベラとの対決によりこれをついに克服し、カーロスとの友情が芽生える物語を描く。しかし、その後カーロスがタイトル戦として対戦したホセ・メンドーサに1ラウンドで敗れたことを知ったジョーはショックを受ける。当初カーロスはジョーとの対決で既にダメージを受けてしまったことから、ホセにあっさり敗れたとの情報が出回る。その心理的優位性もあり、ホセとのタイトル戦が決まったジョーだったが、そんな中パンチドランカーとなってしまったカーロスがジョーの前に現れ、ジョーは変わり果ててしまったカーロスの姿に大きなショックを受ける。

そしてその後カーロスを診断した医師により、カーロスをパンチドランカーにしてしまったのはジョーではなく、ホセがカーロスのテンプルに放った“コークスクリューパンチ”によるものであったことが判明し、ホセが如何に恐ろしいボクサーであるかを思い知ることになる。そんなジョーに追い打ちをかけるように、ジョーにもパンチドランカーの前兆が出ており、このままホセと戦えば、間違いなく、カーロスのようになってしまうと、白木葉子に告げられる。自分の状態を薄々気づいていたジョーだったが、自分の全てをかけて、灰になるまで戦うことを白木葉子に伝え、ホセの待つリングへと向かうのであった・・・・。

今回久々に観賞したが、やっぱり何度観ても感動的で、熱い物語が展開される。テンプルを打てず苦悩するジョー、カーロスとの友情物語、ホセとの死闘も含め、実に見どころが多い作品であった。そして『あしたのジョー』は当時漫画でも結構夢中に読んでいた記憶がある。アニメ版よりもやや可愛いタッチだったちばてつやの原作漫画は味わい深く、かなり好きだった。

そして元々力石のプロモーターであった白木財閥の令嬢、白木葉子も忘れられないキャラクターだ。『あしたのジョー2』では力石の死後白木ジムの会長として、カーロスの招聘、ホセとのタイトルマッチのプロモーションなども手掛けていくが、次第にジョーに惹かれるようになり、そしてホセとの対戦前、ついにジョーに愛を告白するシーンがとても印象に残っていた。小学生の僕にはかなり刺激的に映ったのかもしれない(笑)。

今観ると画像のタッチがかなり粗削りで、今のアニメのようにキレイでは決してないのだが、この当時のアニメはどこか熱い魂が感じられたし、勢いもあった。もちろん、小学生として当時観ていた印象と、大人になって今観た印象では観ている方もその熱量が違うかもしれない。『宇宙戦艦ヤマト』もそうであったが、当時人気があってテレビアニメから劇場アニメなどに展開された多くのヒット作は、とても熱い魂が宿っていたものが実に多い。久しぶりに昔好きだった『あしたのジョー』を観て、改めて当時の熱気を懐かしく思い出すことが出来た。


韓国で大ブーム!日本のホラー漫画『富江』 とK POPの関係は?

2024-08-11 15:39:43 | 漫画/アニメ

40年も前に発売された日本のホラー漫画がなぜか今、韓国で大ブームになっている。1987年に連載されていた伊藤潤二のホラー漫画『富江』である。特に韓国の若い女性に人気らしいというから不思議な現象である。

気になったので、先日早速『富江』の漫画を購入した。伊藤潤二傑作集として上下2巻として発売されているものを購入して、読んでみた。僕は基本ホラー漫画があまり得意ではないので、めったなことが無いと読まないが、今回どうやら韓国のK POPと深い繋がりがあるということで、思わず読んでみたくなったのだ。

漫画の主人公である川上富江は、長い黒髪、妖しげな目つき、左目の泣きぼくろが印象的な、絶世の美貌を持った少女。性格は傲慢で身勝手、自身の美貌を鼻にかけ、言い寄る男たちを女王様気取りで下僕のようにあしらう。だが、彼女の『魔性とも言える魅力』を目にした男たちは皆、魅せられてゆく。やがて、富江に恋する男たちは例外無く、彼女に「異常な殺意」を抱き始める。ある者は富江を他の男に渡さず自分が独占したいため、ある者は富江の高慢な性格に挑発され、ある者は富江の存在の恐怖に駆られ、彼女を殺害する。しかし、富江は死ぬことはなく、何度殺害されても甦る。身体をバラバラに切り刻もうものなら、その肉片1つ1つが再生し、それぞれ死亡前と同じ風貌・人格を備えた「別々の富江」となる。たとえ細胞の1個からでも、血液の1滴からでも甦り、富江は無数に増殖してゆく。そして、その富江たちがそれぞれ、新たな男たちの心を狂わせてゆく……。

聞いただけでも恐ろしい物語だが、梅図かずおの漫画を読んで育った伊藤潤二だけあって、その漫画タッチはかなりグロい。細かく繊細で、見ているだけで思わず“寒イボ”が出てしまうほどだ。

こんなにも残酷でグロいホラー漫画がなぜ韓国で人気なのかというと、実は富江がK POPスター数名に良く似ていることから、SNSで紹介されて若い女性から人気に火が付いたらしい。

まず富江に似ていると言われるのはIVEのウォニョン。富江も普通にしていると美しいが、確かにどこかウォニョンの美しさにも似ている。

そして僕の大好きなNewJeansのヘリンも、猫のような魅力と最近のトレンドが融合した美しさが富江にも通ずるものがある。

また、Blackpinkのジェニーも良く似ていると言われている。この人気K POPグループのトップスター3名が韓国での富江ブームを強く後押ししているというわけだ。

富江の美しさは、特に流行に敏感なユーチューバーたちが取り上げ、富江風メイクにチャレンジする動画を次々と投稿。ファンデーションの厚塗り、目を鋭くする為目元のメイクを切れ長にする、そして泣きぼくろを描く。これで富江メイクが完成だ。また見た目だけではなく、専門家は富江の人気の理由について、キャラクターの美しさに加え、「思ったことが言いづらい韓国社会で、好き勝手に振舞う『富江』が若い世代に刺さった」と分析している。

それにしても40年も前の日本のホラー漫画が、今韓国でブームになるというのは不思議な現象だが、国境を越えたSNSの威力というのは本当に凄いし、きっかけはなんであれ、僕のように普通なら絶対ホラー漫画を読まないおじさんでさえもK POPがトリガーとなって思わず買って読んでしまったわけで、新たなファン層の広がりというのも侮れない。

これを機に、韓国で伊藤潤二展なども開催されて大人気となっており、また日本でも現在“世田谷文学館”(芦花公園/南烏山)で展示会が9月1日まで絶賛開催中なのだ。日本の若者も『富江』に触れる良い機会となりそうだが、かなりグロいので、それなりの覚悟を持って観に行くことをおススメしたい。


『伊賀の影丸』のレトロなかるた!

2024-07-23 16:07:01 | 漫画/アニメ

横山光輝の代表作の中で、僕が『鉄人28号』に次いで大好きな『伊賀の影丸』。先日、『伊賀の影丸』の古い単行本をゲットしたことを取り上げたが、今回入手したのはこちらの古い“かるた”。

レトロな雰囲気が漂い、そもそもかるたという時点で昭和感満載。とても味わい深いグッズだ。今回入手したものはかなり保存状態も良く、未使用な様子で、箱にも特に破れや汚れなどもない。発売時期が不明なのだが、少なく考えても5-60年以上前のものだと思うので、これだけキレイな保存状態のものが入手出来たのは貴重だ。

かるたで有名なのは“こいでのかるた”。小出信宏社という会社でこれまで多くのかるたを作っており、コレクターの間での人気が高い。レアなものはそうとう高価で取引され、そもそも出回っている数も少ないので入手も困難だ。昔の漫画やアニメ作品は、グッズの一つとしてかるたを販売することは実に多かったようで、鉄人28号や魔法使いサリーなどもかるたを出しており、マニアの間では状態の良いものをコレクションするのが一つの楽しみとなっている。

僕は漫画本やフィギュアなどは結構コレクションしているが、実はかるたは一つも持っていなかった。しかし、今回『伊賀の影丸』の、かなり保存状態の良いかるたを発見し、思わず購入してしまった。これを機に、他の横山光輝作品や手塚治虫作品のかるたなども探してみたい。